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ASAHI COCKTEIL GUIDE
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アメリカ人やイギリス人は、男性でいいんじゃないの? アレキサンダー ホワイトレディ サイドカー
アメリカ人やイギリス人は、男性でいいんじゃないの?と気のない返事。

でも、フランス人はゆずりません。頑として女性だというのです。

なにがって、〈アレキサンダー〉の名前の由来なんですけれどね。

英語ではふつう、「アレキサンダー」ないし「アレクサンダー」、国によっては「アレクサンドル」だったり「アレクサンデル」だったり「アレクサンドロス」だったりと、読み方はさまざまですが、ある人は紀元前四世紀のマケドニアに生まれたアレクサンドロス大王に、ある人は『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』を書いた文豪アレクサンドル・デュマ(大デュマ)に、またある人は『椿姫』を書いた方のアレクサンドル・デュマ(小デュマ)に、あるいはその辺のアレクサンダーなるバーテンダー諸氏に、このカクテルの起源を求めてきました。

ところが、事情通のフランス人は、これはデンマークのアレクサンドラ王女がイギリス王室へと嫁いだとき、あるいは、嫁いだあと、夫のエドワード七世が即位してアレクサンドラが王妃になったときに、捧げられたカクテルだというのです。

それが証拠に、なるほどたいていのフランス人はいまなおこのカクテルを「アレクサンドラ」といってはばからないのですが。

そのフランス人でさえ、このカクテルにはブランデー・ベースのものだけでなく、ジン・ベースのものがあったことは認めていますし、アメリカで禁酒法が施行されていた1920年代には圧倒的にジン・ベースのものの方が優勢だったことも、記録のうえからはあきらかなことのように見えます。

ところが困ったことに、このジン・ベースの〈アレキサンダー〉には「プリンセス・メアリー」という別名が存在するのです。

それどころか、この「プリンセス・メアリー」は、かのアレクサンドラ王妃の孫娘にあたるメアリー王女が1922年に結婚した際に、さるイギリス人が記念につくったカクテルであるという複数の証言が確認できるのです。

そのイギリス人というのは、ロンドンのシローズ・バーにいたハリー・マッケルホン。日本では〈ホワイト・レディ〉や〈サイドカー〉の作者としても知られる人物ですね。

本当にこれが彼の「創作」であったかはわかりませんし、もしかしたら既存のカクテルにメアリー王女の名前をつけてしまっただけなのかもしれませんけれど。

いずれにしてもジンないしブランデーに、カカオ・リキュールと生クリームを加えたものが女性的なカクテルとみなされていたのはたしかなことですし、それは映画『酒とバラの日々』を例に出すまでもないことでしょう。

どこでボタンをかけ違えたのかはわかりませんけれど、いやはやどうなっているのやら、です。
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