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ロシアウオッカに乾杯!
スピリッツアドバイザー遠藤洋子さんに聞く、
ロシアウオッカの魅力とは。
ウオッカと言えばカクテル。
日本の常識は世界の常識ではない。ロシアでは冷蔵庫で冷やしてストレートで飲む。
本物のウオッカを、日本人にもっと知って欲しいと
日本でのロシアウオッカの普及に力を注いできた遠藤洋子さんに
ロシアウオッカの魅力を聞いた。
■スピリッツアドバイザー
遠藤洋子 Youko Endo
伝統的な宴会スタイルは、やはりウオッカが主役。

ちょっと意外かもしれないが、ハードリカー消費量が世界屈指といわれるロシアには、飲酒主体の店、日本でいう、いわゆる飲み屋やバーというものがほとんどない。飲酒主体の店といえばホテルのバーコーナーか、エントランスにダークスーツのガードマンが立ち、気軽に出入りすることなどできないナイトクラブぐらいなもの。だからお酒はレストランや家庭で食事をしながら宴会スタイルで飲むことが多いという。
ロシアでは、昼食が正餐でフルコース料理を食べるのだが、夕食はザクースカ(前菜)とメインディッシュだけですますことが多い。宴会でもザクースカがメイン。ザクースカは、日本流に言えば、つまりウオッカのつまみとして、はじめからテーブルいっぱいに並べられている。
「初めて見た人は、テーブルに並んだザクースカの豪華さに驚くと思います。ザクースカには、はじめから出ている冷たいザクースカと、後から出される温かいザクースカがありますが、どちらも色彩もあざやかで、見た目もとても美しいんです。目と舌で楽しませるこの食文化は、日本料理に相通じるところがありますね」
冷たいザクースカは、チョウザメや鮭の燻製、中塩の鮭、ニシンの塩漬け、牛タン、ローストビーフ、ピクルス、きのこの酢漬け他のさまざまな料理が盛られた大皿と、その脇に用意されるキャビアやイクラの山盛り、黄色鮮やかな無塩バター、白黒のパンといった具合。一方温かいザクースカは、キャビア、ジャム、ハチミツ、サワークリームなどをはさんで贅沢な味わいを楽しむロシアのクレープ“ブリヌィ”。そして小さな容器に入ったきのこ入りのグラタン“ジュリエン”。これは日本人にも人気の高い料理だそうだ。
また最も興味深いのは宴会自体のルールと形式だろう。
「ここでは飲み物と料理、参加者が一体となるのがルール。ひとりでチビチビ好き勝手に飲むことは許されません。日本の宴会は、乾杯から始まるのが常ですが、このスタイルではまずホストのすすめで黒パンに無塩バターをたっぷり塗って食べる。そして二日酔いに効くといわれているレモンを輪切りにして砂糖をつけ口に入れる。こうした悪酔いを避ける基本的な対策を講じた後に初めて乾杯となります。乾杯の際は−20度ぐらいまで冷やし、とろっとなったウオッカをストレートグラスに注ぎ、グラスの底まで飲め、というロシア独特の音頭に合わせ飲み干すが慣例で、オンザロックや水割りはまず飲まれません」
乾杯の後には、ゲストがスピーチして、再び乾杯を行い宴会を盛り上げるよう努める。そして、このパターンを幾度となく繰り返して、乾杯と乾杯の間に食事を進め、長い時間をかけて楽しむそうだ。
テーブルに並べられたザクースカ。
遠藤さんが大使館のパーティーに招かれたときの写真をお借りした。

テーブルに並べられたザクースカ。
遠藤さんが大使館のパーティーに招かれたときの写真をお借りした。

ザクースカをお皿に盛ったところ。
色鮮やかさがわかる。
ザクースカをお皿に盛ったところ。
色鮮やかさがわかる。
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