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研究レポート
人にとって「食と健康」ってナニ?
〜首都圏男女1000名にインターネットで調査した
『第二回 食と健康のセンサス』〜
健康ブームといわれる世の中、「人にとって『食と健康』ってなんだろう?」。健康と食事の関係や男女間での健康意識の差など、総合的に調査しました。
※センサスとは国勢調査などで行われるような調査をさし、日本の縮図を表しているといえます。
→2003年度版はこちらからご覧になれます。
調査概要:
調査対象:首都圏に在住する15〜69才の男女 (有効回収)合計1000人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2002年9月2日〜9日
発見1.高まりつつある食生活の健康度
発見2.女性で進む“やせたい”症候群
発見3.健康情報にとびつく“女性”、なかなか響かない“若年男性”
発見4.やっぱり夫婦の絆は強い?!
発見1.高まりつつある食生活の健康度
 2001年に引き続き『健康的な生活のために大事だと思うこと(複数回答)』調査で、上位にあがったものは「野菜をたくさん食べる」81%(2001年:75%)、「三度の食事を規則正しく」80%(2001年:74%)、「牛乳・ヨーグルトの摂取」68%(2001年:59%)、「カロリーのとりすぎに注意」64%(2001年:58%)などで、いずれも2001年の数値を上回っており健康に対する意識が高まってきたことが窺えます。

 また、『健康的な生活のために実践していること(複数回答)』に関しても、上位から「三度の食事を規則正しく」63%(2001年:54%)、「牛乳・ヨーグルトの摂取」61%(2001年:55%)、「野菜をたくさん食べる」57%(2001年:51%)といった内容になり、他にも「塩分」「油分」といった「○○を控える」というような項目においても全体的に実行率が上がっています。全体的にまだ意識と実践には差があるものの、着実に健康に対する実践度合も高まりつつあることがわかりました。

 それを表しているのか、『ふだんの食生活の健康度』についても、「健康的」と答えた人は全体で58%(2001年:52%)に上昇しています。
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発見2.女性で進む“やせたい”症候群
 『現在の体型評価と将来の望ましい体型』について2001年に引き続き調査してみると、対象者全体の44%が現在の自分の体型を「太っている(2001年:40%)」と回答。(ちなみに現在「やせている」は17%、「ふつう」は39%でした)。そして、望ましい体型願望となると「やせたい」が66%(2001年:65%)にもなり、2001年:同様「太っているわけではないのに“やせたい”」という願望が高いことが分かりました。これはどの年代層でも共通する傾向ですが、女性の“やせたい願望”は73%(2001年:66%)にもなり、とりわけ女子大学生にいたっては81%が“やせたい”と回答しています。

 ところで、厚生労働省で発表している国民の肥満率データ(平成12年 BMI:Body Mass Index「体重kg/(身長m)2」で数値が25以上を肥満と定義)においては、男性は28.2%、女性では23.6%が肥満とされています。つまり、実際は太っていないのに自分のことを“太っている”と思っている人の方が多いということも言えます。
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発見3.健康情報にとびつく“女性”、なかなか響かない“若年男性”
 『健康関連情報の接触状況(複数回答)』についてみると、対象者全体では「テレビ番組」(53%)、「新聞記事、雑誌記事・特集」(46%)が主要媒体となっており、以下「家族や友人、同僚から」(36%)、「広告」(24%)、「ドラッグストア」(22%)と続きます。男女別で見ると、女性は既婚者の45歳以上で「テレビ番組」「新聞記事、雑誌記事・特集」「家族や友人、同僚から」「広告」が高く、比較的若い年代では「ドラッグストア」が高くなっています。それに対して男性は「ひとつもない」という回答が未婚者で4割以上と高くなっています。

 また、こういった健康関連情報を受けて、『実際に行動したり商品を買ったりするなどの実践状況(複数回答)』について見ると、「テレビ番組」(54%)の影響が最も強く、以下「家族や友人、同僚から」「新聞記事、雑誌記事・特集」が各39%と続いています。男女別に見ると、女性は全般的に情報から実行に移るケースが多く、特に女性未婚社会人から女性既婚者(55歳以上)のほとんどの層で半数以上の人が実践しているのに対し、男性未婚者はこちらも4割以上が「ひとつもない」と回答しています。
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発見4.やっぱり夫婦の絆は強い?!
 『日ごろから健康状態を気にかけている同居家族は(複数回答)』との回答で、男女とも既婚者においては8割ほどの人が「配偶者」が気になると回答しました。「配偶者への心配」に関して症状別で見ると、「疲労(全体では51%)」「ストレス・いらいら(同:46%)」が5割前後で上位を占め、「栄養バランスの偏り(同:38%)」が4割弱と続きます。これを男女別にみると、男性の「ストレス・いらいら」のみ女性を上回っている以外は全ての点で女性が男性を上回っています。特に「食べ過ぎ・飲みすぎ」「生活習慣病」という項目でその傾向が強くなっています。

 また『最も健康が気になる同居家族は(単一回答)』との回答において同じく既婚者で見てみると、男性は44才以下だと「妻(30%)」より「子ども(50%)」を心配し、45才以上になると「子ども(24%)」よりも「妻(53%)」を心配しています。それに対し女性の場合は44歳以下では「子ども(46%)」よりも若干ではあるが「夫(48%)」の心配の方が高かったものの、45〜54才になると「夫(35%)」よりも「子ども(45%)」の心配の方が高くなるという結果になり、男女で逆の現象が見られました。

 多感な時期の子どもがいる家庭においては、妻は夫より子どもを優先とした家庭事情になりがちとなっているようです。
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