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自然エネルギー活用への取り組み
風力発電の利用促進支援
アサヒビールは、2003年に電源開発株式会社が進める「阿蘇にしはらウィンドファーム」に出資し、地球温暖化の防止に貢献するエネルギーとして期待が寄せられている風力発電事業を支援しています。
「阿蘇にしはらウィンドファーム」は、2005年2月の運転開始以降、九州最大級の風力発電所として、年間約2,500万KWH(一般家庭約7,000世帯分の年間消費電力量に相当)の発電を行っています。同施設では、2006年から地元の小学校を対象にした環境体験学習会「アサヒ・J-POWER風の子塾」を開催しています。
また、アサヒビールの神奈川工場では、2002年5月からビール業界では初となる「グリーン電力証書システム※」を活用した風力発電委託を開始しました。2008年※は2,708千kWhの発電を委託しました。
※1〜12月の合計
※グリーン電力証書システム
自然エネルギー利用の促進を目的に、
日本自然エネルギー株式会社が運営しているシステム。企業や自治体は、風力やバイオマスを利用した自然エネルギー電力を間接的に購入することができる。

- 風力発電設備
「アサヒスーパードライ」の製造にグリーン電力を活用
自然エネルギーの利用を促進するため、アサヒビールではビール業界に先駆けて工場などでグリーン電力を活用しています。例えばアサヒビールの神奈川工場では、2002年から「グリーン電力証書システム」を活用した風力発電委託を実施してきました。
2009年4月からは、この取り組みを、日本自然エネルギー株式会社との間で、主力製品である「アサヒスーパードライ」などの製造時にグリーン電力を活用する契約にしました。対象となるのは「アサヒスーパードライ」缶350mlとギフトセットに使用しているビール類で、これらの製造に使用する電力3,350万kWhをグリーン電力で賄っています。対象となる商品には「グリーン・エネルギー・マーク」を表示し、グリーン電力の普及・啓発に貢献しています。この取り組みが評価され、2009年第14回「新エネ大賞」資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。
また2009年から、本社ビルで年間に使用するすべての電力(650万kWh)についてもグリーン電力で賄っており、あわせて年間4,000万kWhのグリーン電力を活用しています。これは、食品業界としては最大の規模となります。
太陽光発電の利用
アサヒビールは、CO2排出量削減など環境負荷低減に積極的に取り組むとともに、自然エネルギーの普及に貢献する活動を推進しています。その一環として、2007年3月に博多工場に太陽光発電設備を導入しました。
本設備は、装製棟屋上に1枚1.18平方メートルのパネルを654枚設置し、総パネル面積は771平方メートルとなります。システムの発電規模は年間約153,250kwhで、CO2排出削減量は年間約85トンとなります。この太陽光発電による発電量は、同工場のお客様見学施設全体の年間使用発電量に相当することから、アサヒビール(株)では、見学に来場されたお客様への太陽光発電をはじめとする自然エネルギーの普及についての情報発信にも努めています。
また2010年2月には名古屋工場においても太陽光発電設備を導入しました。本設備は、ゲストハウスの隣に1枚1.32平方メートルのパネルを80枚設置し、総パネル面積は106平方メートルとなります。システムの発電規模は年間約15,855kWhで、CO2排出削減量は年間約5トンとなります。この設備で発電する電力は、ゲストハウスの年間に使用する照明用電力の約50%に相当します。
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