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アサヒスーパードライPRESENTS 日本ラグビーの変革と挑戦アサヒスーパードライPRESENTS 日本ラグビーの変革と挑戦

シリーズ連載 vol.2

「皆さんが想像する何倍もの熱狂が待っている」
アサヒスーパードライ・ラグビーアンバサダーに就任した五郎丸歩が見たい未来図とは。

「アサヒスーパードライ・ラグビーアンバサダー」に就任した五郎丸氏(Photo:阿部卓功)

来年に迫った「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」。アサヒビールはアジア企業で初めて、大会の「ワールドワイド・パートナー」に、ラグビーW杯と同じ1987年に誕生したアサヒスーパードライが大会の「オフィシャルビール」になっている。大会の機運醸成やラグビーファン拡大に向けて様々な取り組みを行うため、元日本代表の五郎丸歩氏が「アサヒスーパードライ・ラグビーアンバサダー」に就任した。
取り組みの第1弾として、2022年6月から2023年9月まで「アサヒ ラグビースクール」を開校し、学校や会社など団体で活動しているクラブチームもしくは地域のクラブチームを対象に、五郎丸氏がチームの練習に参加し、成長の後押しをするとともに、ラグビーならではの「気持ち高まる瞬間」を伝えていく予定だ。
現在は、静岡ブルーレヴズのクラブ・リレーションズ・オフィサーとしてもラグビー界を支える五郎丸氏の思いを聞いた。

日本開催時とは違う興奮が、きっとある

2015年のワールドカップで南アフリカ代表を破り、日本代表の背番号15は、世界中に知られる存在となった。桜のエンブレムを胸につけた男たちは同大会で8強進出こそ逃すも、サモア、アメリカにも勝ち、ファンを熱狂させた。
そのチームの中心だった五郎丸氏は、トップリーグ2021を最後にヤマハ発動機ジュビロでの現役生活にピリオドを打った。
ラグビー人生を走り切った直後、「寂しさはまったくありません。やり切ったので」と柔和な顔を見せていた。歩んできた道が充実していたからだ。

ラグビーワールドカップ2015では日本代表の中心メンバーとして世界に衝撃を与えた(Photo:早浪章弘)

現在はヤマハ発動機ジュビロから生まれ変わった静岡ブルーレヴズのクラブ・リレーションズ・オフィサーとしてチームを後方支援する。新しく誕生したジャパンラグビーリーグワンの充実は、日本代表の強化、2023年に控えるラグビーワールドカップの機運醸成に直結する。

1年半後の楕円球の祭典に目を向け、「日本でのラグビーワールドカップ時とはまったく違う盛り上がりがあると思う」と期待する。

「多くの人がストレスを抱えてきたコロナ禍も明けているでしょう。これまでの鬱憤をすべて吹き飛ばしてくれるものとなる」

フランス最高峰のリーグ、トップ14でプレーしていた経験がある。通常のリーグ戦の1試合にも6万人から7万人のファンが押し寄せる現地の熱を知る。「その興奮が楽しみ。僕も必ず足を運びたい」と表情を崩す。

五郎丸氏は、自身が活躍した2015年ラグビーワールドカップの映像を見返すことはないという。

「見るのは、2019年大会のものです。ラグビーワールドカップが日本で開催されている。それを日本の多くのファンがスタジアムで見つめている。僕ら、2015年大会のメンバーが見たかった光景がそれでしたから」

2023年も同様に興奮のシーンを見たい。そのためには、日本代表の躍動は必須だ。

「ホスト国のフランスは次の大会に向けメンバーを早くから切り替え、強化してきました。欧州6カ国で行われる国代表のリーグ戦、シックスネーションズでも調子がいい。優勝候補の一角です。日本代表は、そのチームと今年の7月に(日本で)試合ができる。対戦できるステータスになれていること自体、これまでの日本代表が積み上げてきた実績があってこそだと思います」

良い準備期間を経て、ふたたび日本列島に興奮の風を吹かせてほしいと願う。そのために五郎丸氏ができることは、国内リーグが充実するスピードを高めるためのサポートをすることだ。

アサヒスーパードライ・ラグビーアンバサダーなど様々な活動をしながら日本ラグビーの将来を見据えている(Photo:阿部卓功)

今後のラグビー界の一助になるために、更に自分の見聞を広めたい

スタジアムに熱を充満させれば、選手たちのパフォーマンスも高まる。そこでプレーしたい子どもたちも増える。そんなサイクルを作りたい。

「日本代表の活躍で、そこでプレーしたいという選手は増えたと思います。(それを継続していくためにも)国内のリーグを盛り上げることは不可欠です。選手たちのモチベーションと実力を高めないと」

そのために、まずは集客に尽力する。他競技の知見を集めることも始めている。「ただ、プロ野球やJリーグ、バスケットでやっていることを持ってこようとしても、ラグビーにはなかなかハマらない。それもこの競技の良いところなのですが」と話し、前向きな姿勢を崩さない。

「いまは特定のチームのファンは少なく、ラグビーファンなので日本代表の試合や近所での試合は観に行く、という方が多い。それを、いろんなタイプのファンがいるようにしていきたいですね」

多様性はラグビーのカルチャーの一部。今春からは早稲田大学の大学院でスポーツビジネスを学び、さらに見聞を広めていく。

「アサヒスーパードライの喉越しの良さが好き」と語る五郎丸氏(Photo:阿部卓功)

ラグビーの良さは交流、敬意へのフォーカス。そこにビールもある

五郎丸氏がラグビーのカルチャーとして広めたいものの中に、友情とリスペクトがある。
試合で体をぶつけ合ったあとは、対戦相手や仲間とともに時間を過ごす。それは、目の前にいる人たちを認める気持ちがあるからこそ成立する時間だ。ビールを愛する五郎丸氏はその時に、人と人の距離をより近づけるものがビールだと実感してきた。

スポーツの世界は、パフォーマンス向上のためにトレーニングなどの準備を充実させることは当然で、リカバリーの重要性がどんどん高くなっている。
そんな中でラグビーは、「リカバリー云々の前に、対戦相手との交流を大切にして敬意を払う。そこにフォーカスし続けるのが良さだと思っています」と話す。

自身もビール党のひとりだ。夏のトレーニング後に喉を潤した時のおいしさに衝撃を受け、大学時代から愛飲するようになった。
そしてアサヒスーパードライをこよなく愛する。2015年ラグビーワールドカップ後、多くのテレビCMの話が届いた時も「ビールはアサヒしか飲みませんからね」と意思表示し、むしろ「逆オファーさせていただきたかった」と笑う。スーパードライの喉越しの良さが好きだ。

ヤマハ発動機でも、日本代表でも、スーパーラグビーのレッズ(オーストラリア)、トップ14のトゥーロン(フランス)でも、ビールはいつも身近に、大切な時間にあった。国を問わず、ビールはラグビーとセットになっていた。

「オーストラリアの人たちは、本当にビールが大好きで、キリッとしているアサヒスーパードライを好んでいました。だからみんな、日本への遠征を楽しみにしていましたね」とレッズ在籍時の記憶を回想する。

自身はピッチから離れた今も、週に一度はビールを飲む。ホームゲームの開催、運営を終えた後の一杯充実を感じる時間である。プレーヤー時代はスタジアムでファン一人ひとりの表情を見る余裕はなかった。しかしいまはクラブ・リレーションズ・オフィサーとして、ファンを見つめ、話し、データを見て情報を得るときもある。

寂しいのはコロナ禍により、以前のようにビールを片手に、大声を出して応援する光景を見られる時間がなかなか戻ってこないことだ。だが、2023年のラグビーワールドカップを迎える頃には、自由な空気がスタジアム、街に漂っているだろう。五郎丸氏はファンの人たちに、その中で最高の時間を過ごしてほしいと願う。

「日本代表は、イングランド、アルゼンチンと同じプールに入り、厳しい戦いが予想されますが、その状況をはね返すところに価値がある。誰もが無理だと思うことをやり遂げ、フランスでも歴史を作ってほしいですね」

「日本のファンの方々は、イングランドやニュージーランド、オーストラリアのラグビーの文化はご存知だと思いますが、フランスにはフランス独特の文化がある。それを知り、楽しんでもらいたいと思います。皆さんが想像しているレベルの何倍ものことが起こる大会になるのは間違いないでしょう。トライが決まった瞬間、ノーサイド の瞬間、すべての気持ちが高まる瞬間に、世界中のラグビーファンが、スーパードライで乾杯する。その光景に、私もワクワクしています」

ラグビーは何度倒されても立ちあがり、前ヘ走り続けるスポーツだ。「全力で取り組むときの”気持ちが高まる瞬間“に寄り添うブランド」であるスーパードライにまさに合致するスポーツと言えるだろう。

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会のオフィシャルビールとなったスーパードライのラグビーアンバサダーとして、五郎丸氏のこれからの活躍が楽しみだ。

一日も早くビール片手にたくさんの仲間とラグビーを楽しめる環境になることを望んでいる(Photo:阿部卓功)

五郎丸歩(ごろうまる・あゆむ)
1986年3月1日生まれ、福岡県出身。佐賀工→早大→ヤマハ発動機。

高校時代は3年連続で花園に出場し、高校日本代表にも選出された。大学1年のシーズン終了後には日本代表へ選出。2015年のワールドカップまでに同代表キャップ57を獲得した。日本代表通算711得点は最多。早大時代は3度大学日本一に輝いた(3年時を除く)。トップリーグには通算123試合以上に出場した。2018年度の第1節に通算得点記録(これまで1188点)を更新し、トップリーグ2021を最後に引退するまでに1282得点まで通算最多得点記録を伸ばした)。スーパーラグビーのレッズ、フランス・トップ14のトゥーロンでもプレー経験あり。

当ページのコンテンツは、ラグビーリパブリックに掲載された記事を転載しています。