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平成18年11月30日
アサヒビール株式会社

“2007年問題”の新たな課題:
団塊の世代はリタイヤ期を控え“リタイアブルー”に悩む!?
また、夫婦間の意識にギャップも存在!!
〜アサヒビールお客様生活文化研究所 団塊世帯の生活意識・実態調査より〜

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田 伍)のお客様生活文化研究所は、本年6月下旬から7月上旬にかけて、首都圏在住の50〜64才の既婚男性と、この年代の夫を持つ40〜60代女性の計430名を対象として、『団塊世帯の生活意識・実態』に関するFAX調査を実施しました。

 本調査は、当研究所が毎年行っている『食と健康』に関する意識調査の一環として、特に団塊層に着目して実施したものです。団塊世代の定年による大量退職が「2007年問題」として社会全体の関心事となっている中、本調査では、当事者である“団塊世帯※”とその前後の世代の方々を対象に調査を行い、団塊世帯の今後の生活に対する意識はもとより、世代間での生活意識のギャップや、団塊世帯内における夫婦の意識のギャップなどを把握することを目指しました。

※本調査における「団塊世帯」とは、「夫が団塊世代(調査時点で55〜59才)の勤労者である世帯」を指します。女性本人の年齢は問いません。また、条件として男性の職業(またはかつての職業)が会社員・公務員で女性は専業主婦もしくはパートアルバイトの有職主婦の世帯を対象としています。

 今回の調査結果からは、リタイアを目前に控えた団塊世帯が、今後の生活に対して“リタイアブルー”とも言うべきさまざまな不安を抱いていること、また、団塊世帯内においても、夫と妻ではリタイア後の生活イメージに多少のギャップが存在していることが明らかになると同時に、このような不安やギャップの中で、リタイア後の新しい生活における役割を自分なりに模索する夫の姿が見えてきました。

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■ 団塊世帯は「不安」がいっぱい!これからの消費には意外に慎重?
 本調査から見える「団塊世帯」の大きな特徴は、一言で言えば「不安が大きい世帯」であるということです。団塊世帯(夫の年齢が55〜59才)は、ポスト団塊世帯(夫の年齢が50〜54才)やシニア世帯(夫の年齢が60〜64才)と比べ現在の収入やお小遣いなどは高く、経済的には余裕を持っているように見えますが(資料[1])、退職後に必要となる資産額をポスト団塊世帯の見積もりやシニア世帯の現実に比べ約700〜800万円も多く見ており、今後の生活にはかなりのお金がかかると考えています(資料[2])。また健康についても、「健康でいられると思う年齢」が男女ともに他の世代よりやや低く(資料[3])、特に女性では夫婦の健康に不安を感じている人が4割に上ります(資料[4])。これらのことから、退職を控えた団塊世帯は、経済面・健康面を中心として“リタイアブルー”とでも呼ぶべき不安を抱いており、このため今後の消費に対しても慎重な姿勢を見せる可能性がうかがえます。
 しかし、このような不安がある一方で、男女ともに「趣味」「健康活動」「勉強、学習」「友人知人との交際」には時間とお金をかけたいと考える人も多く存在しており(資料[5])、自分にとって必要なことや興味があることには積極的に投資したいという意識を持っているようです。

■ リタイア生活を控えて夫婦の意識にギャップが存在!
 続いて、団塊世帯の「内」に目を向けますと、団塊世帯の夫と妻の間には意識に多少の違いがあることが分かりました。
 例えば、『趣味活動をする理由』を見ると、夫は「健康維持」「社会貢献」「夫婦関係を深める」「暇つぶし」が妻より高いのに対し、妻は「自分の生きがい」「自分の能力・技術を高める」「ストレス発散」「かっこいい自分でいたい」「夢をかなえたい」などが夫より高く、お互いの趣味に対する目的に異なる傾向が見られました。(資料[6])。
 また、『食事』に関しても、夫は「夫婦と自宅で」「ゆっくり」「子供や孫と」といった項目が妻より高いのに対して、妻は「夫婦で外食」「友人知人で」「少量でも高級食材を使ったもの」といった項目が夫より高くなっていました。(資料[7])
 さらに、『退職後に行いたい夢』を自由想起形式で聞いたところ、最も多く挙がったのは男女ともに「旅行」でしたが、それ以外の項目では、夫は「スポーツ」「畑・ガーデニング」と余暇を楽しむ項目があるのに対し、妻は「仕事」や「勉強」などを夢としており、夫婦間で若干の違いが見られました。(資料[8])
 このようなことから、退職後の生活について、夫は「夫婦・家族・社会貢献」などをイメージしているのに対し、妻は「友人知人とのつきあい・自分個人の生きがい・自己研鑽・外食・高級食材」などをイメージしていると考えられ、夫婦間の意識の上では、ギャップが存在していると言えます。
 ちなみに、『夫の退職後の生活に対する不安』について自由想起形式で聞いたところ、妻に特有の回答として「夫婦一緒の時間が増えることへの不安」が上位に挙がり(資料[9])、さらに『夫の退職に伴う健康不安』をたずねると、全般的に妻の方が夫より不安を多く抱えており、中でも夫と妻の差が特に大きかった項目として「ストレスが増える」が挙がりました。(資料[10])趣味活動をする理由で「ストレス発散」を挙げている女性も多く存在しています。(資料[6])

■ 料理に家事にボランティア。リタイアに備え、団塊男性は自分の役割探しを開始!
 このように、夫婦間で意識の違いが見られる一方で、団塊世帯の男性には、このギャップを埋めるような意識も見られます。
 団塊世帯の男性は、年上であるシニア世帯の男性に比べ自分で料理をする意識が高く、頻度は別として、妻の外出時などは自分で料理をしようと考える人が7割に上っています。(資料[11])
 さらに、退職後に行いたい趣味では2割の人が「料理・お菓子・パン作り」と回答し(資料[12])、家事にかける時間を増やしたいと考えている人も5割を超えていることから(資料[13])、団塊世帯の男性が、料理や家事に対して意欲的に取り組もうとする意識がうかがえます。
 また、団塊世帯の男性では、今後新しく始めたい趣味として「ボランティア・社会貢献活動」が最も多く挙がっており(資料[14])、退職後には積極的に家庭の外へ出て、社会活動を行うことも充分考えられます。
 このように団塊世帯男性には、家庭内では家事や料理を自ら行い、家庭外では社会貢献活動やボランティアなどを行うなど、退職後の家庭内・外における役割を自分なりに模索したいとの思いが存在していることが分かります。

 団塊世代の一斉リタイアが始まる2007年まであとわずかです。一般的には、進取の気性に富む団塊世代が会社生活から開放されることで新たな社会的活力・消費行動をもたらすことが期待されていますが、本調査結果を見ると、リタイアを迎える団塊世帯のご夫婦においては、予想以上に多くの人が不安を抱えて生活していることが分かります。このため、これらの不安を社会の制度・しくみや企業の開発するサービス・商品によって取り除いていくことが、今後の行動意欲を更に盛り上げ消費拡大へと繋げていくヒントとなりそうです。またリタイア後の生活に対する夫婦間での意識のギャップの存在と男性の改善意識を理解したうえで、そのギャップを実際に夫婦間で埋めていく努力をしていくことも、団塊世帯が持つ不安やストレスを低減させるうえでの“大切な共同作業”となることでしょう。


【調査概要】
調査対象:  下記の条件を満たす首都圏に在住する50〜64才の男性200名と、この年代を夫に持つ女性230名(女性本人の年齢は問わない)の合計430人(有効回収)。
・夫婦同居世帯の既婚男女個人
・男性の職業(またはかつての職業)が会社員・公務員
・女性は専業主婦もしくはパートアルバイトの有職主婦
調査方法: FAX調査
調査期間: 2006年6月30日〜7月5日



【本調査に関するお問い合わせ先】

アサヒビール株式会社 お客様生活文化研究所 TEL:03-3498-1810




<ご参考資料>

資料[1]〈現在の資産状況(平均)〉
【世帯年収について】
問(ポスト団塊世帯・団塊世帯向け):お宅様の世帯の年収をお知らせください。
問(シニア世帯向け):お宅様の世帯の年収(年金・配当など含む)をお知らせください。
【お小遣いについて】
問:現在のあなたご自身が、月に自由に使える金額をお知らせください。
【世帯貯蓄額について】
問:あなたのご家庭では現在どの程度貯蓄をされていますか。ローンなどを差し引いた金額でお知らせください。

資料[2]〈退職後の想定必要資産額(平均)〉
問(ポスト団塊世帯・団塊世帯向け):生活費とは別に、退職後の生活には貯蓄などの資産がどのくらい必要だと思いますか。
問(シニア世帯向け):生活費とは別に、退職後の生活には貯蓄などの資産をどのくらい用意されていますか。

資料[3]〈健康でいられると思う年齢(平均)〉
問:あなたは何歳まで健康に活動できると思いますか。

資料[4]〈夫婦の健康への自信〉
問:現在のご自身と配偶者の方の健康について、どの程度自信を持っていますか。

資料[5]〈団塊世帯の生活領域別時間意識/予算意識〉
【時間意識について】
問:次の項目について、男性の方は退職されたあとに、あなたご自身はどのくらい時間を増やしたいと思いますか。女性の方は、ご主人の退職後に、あなたご自身でどのくらい時間を増やしたいと思いますか。
【予算意識について】
問:次の項目について、男性の方は退職されたあとに、あなたご自身はどのくらいお金をかけたいと思いますか。女性の方は、ご主人の退職後に、あなたご自身でどのくらいお金をかけたいと思いますか。 ※ポスト団塊世帯の傾向は、団塊世帯とほぼ同等の結果。

資料[6]〈団塊世帯が趣味活動をする理由(抜粋)〉
問 男性の方は退職後に趣味活動を行う理由として、あてはまるものをお知らせください。女性の方は、ご主人の退職後に、あなたご自身が趣味活動を行う理由として、あてはまるものをお知らせください。(複数項目の中からあてはまるものを選択)

資料[7]〈団塊世帯が退職後に希望する食事(抜粋)〉
問 男性の方は、退職された後の食生活について、あなたご自身が希望することをお知らせください。
(複数項目の中からあてはまるものを選択)
女性の方は、ご主人の退職後の食生活について、ご自身が希望することをお知らせください。
(複数項目の中からあてはまるものを選択)

資料[8]〈団塊世帯の退職後の夢についての自由回答〉
問 男性の方は退職された後の生活で、あなたご自身が「こうありたいと思う日常生活のシーン」をお知らせください。女性の方は、ご主人の退職後の生活であなたご自身が「こうありたいと思う日常生活のシーン」をお知らせ下さい。どのようなことでも結構ですので、「いつ、だれと、どこで、どのように過ごすのか」を文章で3つまでご自由にお知らせください。(自由回答)

団塊世帯 男性
(N=80) (件)
1 旅行 25
2 スポーツ 11
3 趣味 10
4 別の場所で滞在 6
5 畑・ガーデニング 5
団塊世帯 女性
(N=80) (件)
1 旅行 25
2 趣味 18
3 仕事をする 7
4 別の場所で滞在 6
5 勉強 5

資料[9]〈団塊世帯における夫の退職後の生活に対する不安〉
問 男性の方は退職した後の生活で、不安に感じていたり、心配していることがあればお知らせください。女性の方はご主人の退職後の生活で、ご自身が不安に感じたり、心配していることがあればお知らせください。どのようなことでも結構ですので、ご自由にお書きください。

団塊世帯 男性
(N=80) (件)
1 健康 35
2 年金制度への不安 18
3 経済面・生活資金の不足 14
4 病気への不安 5
5 ボケることへの不安 3
団塊世帯 女性
(N=80) (件)
夫婦一緒の時間が増えることへの不安
私自身の生活リズムが崩れないか不安。共通の会話がない。
主人が退職すると家に居る事が多くなるので、生活が乱れそうで不安。
共用する時間が多いので、自我の尊重が難しい。
好きな時間に友人と会ったり自宅に呼んでいたのが時間の制限があるようになる事。 1日3回の食事を作る事に神経を使うと思います。
時間の束縛が増えることが多くなりそうで不安。
主人が一日中家にいるとうっとうしい。なるべく出かけてほしい。
主人が家にいる時間が多くなり、ゆっくり出来ない。
生活のリズムが変わるので、お互いにそれによりどの位ストレスを感じ、それをどう対処していけるのか心配。
昼の時間帯に主人が家にいる事の不安。
毎日が日曜で、夫婦で家にいるとストレスで病気になると思うので、対策を考えねばと思っている。

資料[10]〈退職に伴う自分への健康不安―「ストレスが増える」の項目に対する反応〉
問(ポスト団塊世帯・団塊世帯向け):男性の方は退職することで、ご自身の健康についてどのような不安や不便を感じていますか。女性の方は、ご主人が退職することで、あなたご自身の健康についてどのような不安や不便を感じていますか。その項目についてお知らせ下さい。(複数項目の中からあてはまるものを選択)
問(シニア世帯向け):男性の方は退職したことでお感じになった、ご自身の健康についての不安や不便を次の中からお知らせ下さい。女性の方は、ご主人の退職後にお感じになった、あなたご自身の健康についての不安や不便をお知らせ下さい。(複数項目の中からあてはまるものを選択)

資料[11]〈男性の料理意識〉
【世帯年収について】
問(ポスト団塊世帯・団塊世帯向け): 男性の方は退職された後の毎日のご自宅での料理について、ご自分でどの程度関わりたいと思いますか。あてはまるものをお知らせ下さい。
問(シニア世帯向け):男性の方は退職された後の毎日のご自宅での料理について、ご自身でどの程度関わっていますか。あてはまるものをお知らせ下さい。

資料[12]〈退職後、趣味活動のうち「料理・お菓子・パン作り」を新しく始めたい人〉
問(ポスト団塊世帯・団塊世帯向け):
男性の方は退職された後に新しく始めたいと思っていることや、退職後に備えて最近はじめたことをお知らせください。(複数項目の中からあてはまるものを選択)
問(シニア世帯向け):男性の方は退職された後に新しく始めたことをお知らせください。(複数項目の中からあてはまるものを選択)

資料[13]〈団塊世帯の退職後の家事にかける時間〉
問 退職後の家事について、男性の方は退職された後に、あなたご自身はどのくらい時間を増やしたいと思いますか。女性の方は、ご主人の退職後に、あなたご自身でどのくらい時間を増やしたいと思いますか。(5段階評価−大幅に増やしたい/増やしたい/いまのままでよい/減らしたい/大幅に減らしたい)

資料[14]〈団塊世帯男性が、退職後に新たに始めたい趣味活動TOP5〉
問 男性の方は退職された後に新しく始めたいと思っていることや、退職後に備えて最近はじめたことをお知らせください。(複数項目の中からあてはまるものを選択)



 2006年ニュースリリース一覧


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