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平成17年5月25日
アサヒビール株式会社

『未成年者飲酒予防基金』平成17年度助成対象決定のお知らせ
独創性が高く社会的に影響力の高い9団体に決定

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、本年設立しました『未成年者飲酒予防基金』の平成17年度の助成対象を決定し、その授与式を5月25日(水)に、アサヒビール(株)本部ビル(東京都墨田区吾妻橋)にて開催します。

 『未成年者飲酒予防基金』は、アサヒビール(株)がアルコール飲料を製造・販売する企業グループとして、適正飲酒を啓発するという社会的責任(CSR)の観点から本年3月に 設立し、主として未成年者の飲酒予防のための研究・活動を主催・実施している団体、個人、施設などを対象に本年より毎年1,000万円を総枠として助成するものです。毎年助成対象を公募し、有識者による審査委員会が厳正に審査し決定します。

 平成17年度の助成対象は、本年3月14日(月)〜4月14日(木)の間に公募を行い、4名の有識者とアサヒビール役員1名で構成された審査委員会による厳正な審査の結果、独創性が高く、研究や活動の成果が社会的に影響を及ぼすことが期待できる9団体を決定しました。

 今後は、年度末を目途に助成対象の9団体より活動内容をご報告いただくとともに、優秀な案件については報告会等で発表していただくこととし、アサヒビール(株)のホームページ等で適宜公表します。アサヒビール(株)では、こうした公表等を実施することにより、“未成年者飲酒防止”への積極的な取組みが社会全体に広がることを目指していきます。

 アサヒビールグループでは、2004年からの第2次中期経営計画の課題のひとつに企業の社会的責任(CSR)を果たし、「グループ全体の社会的信頼の向上」に努めていくことを挙げています。適正飲酒の啓発活動はCSR活動6つの優先取り組み項目のひとつに掲げており、今回の『未成年者飲酒予防基金』の助成をはじめ、今後も酒文化の健全な発展と適正飲酒の推進に取り組むことにより、人々の健康で豊かな社会の実現に努力していきます。

<審査委員>および<助成対象>は以下のとおりです。

<審査委員>  
・角田 透 (杏林大学医学部 教授)
・西岡 伸紀 (兵庫教育大学 大学院 教授)
・並木 茂夫 (埼玉県川口市立十二月田中学校 校長)
・佐古 惠利子 (リカバリーハウス「いちご」 所長)
・名倉 伸郎 (アサヒビール(株)執行役員 総合支援本部長)

<助成対象>

・久里浜アルコール症センター
『未成年者の飲酒問題の長期追跡調査』
−未成年者の飲酒が年齢とともにどう変化してゆくかについて研究するもので、1997年当時中学生だった800名を対象に、毎年追跡調査を実施します。日本で唯一の研究です。

・ティーンズポスト
『レターカウンセリングにおける十代の依存症予防啓発事業』
−アルコール依存症の親をもつ子供が、依存症になるリスクが高いことから、手紙やネットを通じたカウンセリングで彼らをサポートする活動です。

・武庫川女子大学 生活環境学部
『十代女子学生のアルコール耐性遺伝子型と飲酒行動の意識調査』
−10代の女学生を対象に、「遺伝体質にあった飲酒量を助言する方法」を研究するもので、爪の切りくずからDNAを採取して遺伝子を判定するのが特徴です。

・神戸市青少年育成協議会玉津第一支部
『未成年者飲酒防止に関する教育・講演並びに街頭啓発実施について』
−未成年者飲酒が与える悪影響について、街頭活動や講演会開催を通じて保護者や地域の大人たちを啓発する活動です。

・青少年の危険行動研究プロジェクト班
『未成年の飲酒と他の危険行動との関連についての実態調査』
−未成年者飲酒に起因する危険行動の実態を把握し、その対策プログラムを開発するものです。兵庫教育大学など4大学が協同して全国の高校生にアンケートを実施します。

・全国学校アルコール健康教育研究会
『未成年者の飲酒禁止とアルコール健康教育の推進・指導者の養成』

−全国規模で未成年者飲酒問題の指導者を育成するもので、小学校、中学校、高校の教育現場の未成年者飲酒の実態等を報告、意見交換を行う研修会を開催します。

・特定非営利活動法人お茶の水学術事業会
『女性とアルコール』
−お茶の水女子大学と連携するNPOです。女子大生を対象に、飲酒に関する正しい知識の習得のためのセミナ−を開催します。

・岡崎市立美川中学校
『輝く「健康・いのちの学習」』-輝きタイムの実践を通して-
−中学校の総合的な学習の中での系統的な取組みの一環です。特徴としては、アルコールパッチテスト、豚の肝臓を使用した実験、自主的な調査・発表、ロールプレイング等を実施します。

・静岡大学教育学部
『未成年者の飲酒予防を目的としたTVのビールCMの開発研究』
−テレビCMにおける未成年者飲酒警告文の効果的な掲示方法を研究するものです。特徴は、アイカメラによる実験を行い、欧米のCMとの比較等を行います。


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