アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、ニッカウヰスキー株式会社の製造するウイスキー「オールモルト」4品種、「モルトクラブ」6品種の全ラインアップの味とパッケージをブラッシュアップし、「ニュー・オールモルト」「ニュー・モルトクラブ」として3月23日(水)から全国で新発売します。
ウイスキー「ニュー・オールモルト」「ニュー・モルトクラブ」は、ニッカウヰスキー独自の“オールモルト製法”によるモルト(大麦麦芽)100%ウイスキーです。単式蒸溜器で蒸溜したモルトウイスキーと、カフェ式連続蒸溜機と呼ばれる連続式蒸溜機で蒸溜したモルトウイスキー(通称、カフェ・モルト)をブレンドし、豊かな香りとまろやかな味わいを引き出す“オールモルト製法”によってつくられています※。
今回新発売する「ニュー・オールモルト」は、ブレンドに長期熟成モルトウイスキーを新たに使用することで、より豊かな香りと芳醇な味わいを実現しました。また、「ニュー・モルトクラブ」は、新たに長期熟成カフェ・モルトをブレンドすることで、甘くやわらかな香りとすっきりとした後味に仕上げています。パッケージでは、いずれの商品も“Malt 100 Whisky”をラベルに謳うとともに、「ニュー・オールモルト」は金色のラベルに“pure & rich”の味覚キーワードを、「ニュー・モルトクラブ」は銀色のラベルに“pure & clear”といった味覚キーワードを配すことで、モルト100%ブランドの統一感を高めたものとなっています。レギュラーサイズの 700mlボトルには、単式蒸溜器をかたどったアイコンを入れ、商品特長を一層アピールするパッケージデザインとしています。
ウイスキー市場は長期にわたって低迷する一方で、“シングルモルト”や“ピュアモルト”といったモルトウイスキーが注目を集めています。アサヒビール(株)では、「ニュー・オールモルト」「ニュー・モルトクラブ」を、ウイスキーのラインアップにおけるモルトウイスキーの入門ブランドとして位置づけ、じっくり型の“シングルモルト”等とは違った、ご家庭で気軽に楽しめる新しいモルトウイスキーの飲用シーンをご提案します。また、既存のウイスキーファンはもとより、30代から40代の 若い世代に対しても、ウイスキーのおいしさをあらためて訴求します。
全国の量販店など店頭においては、“モルトからはじめよう”をメインコピーに、カジュアルな ウイスキーとして、またお手ごろな価格帯の家庭用ウイスキーとして、幅広い層のウイスキーファンに向けた訴求を展開します。
アサヒビール(株)では、本年、2商品合計で25万箱(1箱は700ml12本換算)の販売数量を 目指し、ニッカウヰスキーを代表するブランド「ブラックニッカ・クリアブレンド」に次ぐ家庭用ウイスキーの第二の柱として育成していきます。
※単式蒸溜 |
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モルト(大麦麦芽)を糖化・発酵させたものを、ポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器で2回蒸溜する。 |
※連続式蒸溜 |
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蒸溜を何度も繰り返す連続式蒸溜機で蒸溜することによりアルコール度数を高める。通常は原料にコーンなどのグレーン(=穀物)を使用するため、蒸溜されたウイスキーは、“グレーンウイスキー”と呼ばれる。
オールモルト製法では、連続式蒸溜ウイスキーの原料にモルトを100%使用し、蒸溜機にはスコットランドで伝統的に使われていた『カフェ式連続蒸溜機』を用いている。『カフェ式連続蒸溜機』とは、1830年代にスコットランドのイニアス・カフェ氏が開発した蒸溜機で、原料由来の旨み成分をほどよく残し、口当たりのやわらかい味わいのウイスキーをつくると言われている。 |
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