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ニュースリリース

平成16年12月15日

アサヒビールお客様生活文化研究所 第4回『食と健康』意識調査
現代人の食事で、“理想”と“現実”で大きなギャップ
理想の食事は「おいしい」「体によい」「安心・安全」、
現実は「満腹感」を重視
アサヒビール株式会社

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)のお客様生活文化研究所は、『食と健康』に関する意識調査を首都圏に在住の15〜69才の男女1000名を対象にインターネットで実施し、結果をまとめました。

 本調査は、お客様にとっての『食と健康』の現状を明らかにする目的で、2001年より毎年継続して実施しています。生活者が、食や健康に対してどのような意識がありどう行動しているかを総合的に把握するために、基本的な調査項目は毎年同じ内容とし、時系列的な変化を分析できるように設計しています。また、食や健康についてお客様にとって興味深い内容をさらに深堀りしていくことを目的に、毎年独自のテーマも設けています。

 実施4年目を迎えた本年のテーマは「現代人の食事の理想と現実」で、その調査結果をご報告するとともに、4年間累積した時系列データから特徴的な傾向のあるものをピックアップし、2つのポイントにまとめました。

■本年のテーマ:「現代人の食事の理想と現実」
理想は「おいしい」「体によい」「安心・安全」な食事、現実は「満腹感」を重視

 食や健康に関する情報量が年々増大する中で、現在の生活者は、健康的な食生活に対してどのような意識があり、且つ、実行しているのかを探るため、理想とする食事内容と実際に食べている食事内容を調べ、それを比較してみることにしました。

 まず、現代人の“理想の食事”のイメージを把握するために、『理想的な日常の食事をイメージしたときの大切な点は何か』を調べたところ、朝・昼・夕3食に共通して「おいしい」「体によい」「安心・安全」といった項目が重視点の上位となるとともに、その順位もほぼ同じような結果になりました(資料[1])。

 しかし、実際に『普段の食事で“非常に満足”している点』を調べると、理想の食事の重視点で上位にあがった「おいしい」「体によい」「安心・安全」といった項目が軒並み順位を下げ、変わって「満腹感」が総合で1位となりました(資料[2])。
 現代人の求める“理想の食事”に比べて、“実際に食べている食事”は、違う点で満足していることがわかりました。特に、理想の食事として上位重視点だった「体によい」は、現実の満足度においては朝・昼・夕全ての食事で5位以下となっており、その低さが目立っています。

 さらに、『普段の食事で“非常に満足”している点』を朝・昼・夕の3食別に見てみました。
 朝食では「簡単・便利」が1位、2位は“理想”としても高かった「安心・安全」となり、現代人の一日は“手軽で信頼できる食事”からスタートしている様子がうかがえます。
 昼食では、朝食同様「簡単・便利」が1位となり、続いて「満腹感」「経済的」と続くことから、“早くて、安くて、お腹いっぱいになる食事”をとっている様子がうかがえます。
 夕食では、「満腹感」が1位となり、続いて「おいしい」「充実感」と続くことから、手早く済ませていた朝・昼食の分を補うかのように、“おいしい食事をお腹いっぱいゆっくり食べる”ことを優先させているようにうかがえます。それを表しているのか、「簡単・便利」が最下位となっています。
 現代人の実際に食べている食事は、朝・昼・夕それぞれの食事において満足している点が変わってくることもわかりました。

 本当は「おいしい」「体によい」「安心・安全」な食事を食べたいのだけれども、実際に食べている食事の満足する点が変わってきてしまうのは、現代人の忙しいライフスタイルがそうさせているのかもしれません。

■4年間の時系列変化
1:【健康情報への接触度が増す中で、若い家庭で目立つ調理離れ】

 生活者全体で、健康に関する情報の接触率が高まっています。情報源別で見ると、「テレビ番組(04年:55%、01年:52%)」「家族や友人の口コミ(同34%、27%)」が高くなっており(資料[3])、メディアだけでなく口コミによっても健康情報に接する機会が年々増加している様子がうかがえます。
 家庭内における食や健康を主に管理しているのは、女性(主婦)が中心です。それは、 『自宅での食事調理者』が「自分」である人の割合が、既婚女性の9割以上となっていることからもうかがえます(資料[4])。
  そんな中、『調理者自身にあてはまること』を調べると、若い主婦(44歳以下既婚子有り)においては、「手作りすることが多い(38%、全体は49%)」「料理好きである(同24%、36%)「品数が豊富(同13%、30%)」などの項目が一様に低くなっています(資料[5])。女性の社会進出化などが影響しているのか、若い家庭では調理離れしつつある様子がうかがえます。
 生活者全体で、健康のために意識的に摂取している食品をみると「ヨーグルト(04年:69%、01年:58%)」「野菜ジュース(同41%、35%)」といった、栄養価が高く手軽に摂取できる食品が増加しており(資料[6])、健康に関する情報に年々触れる機会が増えていく中、手作りの食事でまかなえなくなりつつある“健康”を、こうした食品等で補っているのかもしれません。

2:【若い女性に広がる老化への危機感 〜 自分のキレイを重視する若い母親が急増中】
 若い母親(44歳以下既婚子有り)の「体重・体型」と「老化」に対する意識が年々高まっています。
 「体重・体型」については、若い母親の「体重」を心配する意識が01年から20ポイントも上昇(04年:76%、01年:56%、資料[7])しているとともに、「太っているからやせたい」と感じる意識も大幅に増加(同55%、35%、資料[8])しており、肥満への危機意識が大幅に拡大しています。
 これに伴い、食生活では「カロリーの摂りすぎを控える(同51%、32%)」「油分を控える(同43%、20%)」「糖分を控える(同38%、17%)」といった努力を実践しています(資料[9])。
 また、『現在の生活における悩みで「老化」を心配』する若い母親も年々増加(同63%、55%、資料[10])しており、「肌荒れ、シミ・ソバカス・シワ(67%、資料[11])」といった外見の老化を特に気にしています。
 若い母親の間では、子どもを生んでもいつまでも若く、きれいでいたいという意識が高まっている様子がうかがえます。

*   *   *

 今回の調査結果を通してみますと、食や健康に関する情報量が増えていくとともに、若い家庭を中心に健康に対する考え方が変わってきている様子がうかがえ、食事の“理想と現実のギャップ”が生じるのも、そこに通じているのかもしれません。

■調査概要
調査対象: 首都圏に在住する15〜69才男女個人、計1000人(有効回収)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2004年8月27日〜9月8日

ホームページはこちらから


<ご参考資料>

■本年のテーマ:「現代人の食事の理想と現実」
理想は「おいしい」「体によい」「安心・安全」な食事、現実は「満腹感」を重視
 
資料[1]〈理想として求めている食事〉
問: あなたにとって「理想的な日常の朝食・昼食・夕食」をイメージした時、それぞれの項目はどの程度大切だと思われますか。(5段階評価・単一回答)―非常に大切である
  朝食   昼食   夕食   総合  
1位 おいしい食事 50.4 おいしい食事 51.1 おいしい食事 78.1 おいしい食事 59.9
2位 体によい食事 50.4 体によい食事 39.6 体によい食事 56.1 体によい食事 48.7
3位 安心・安全な食事 43.2 安心・安全な食事 37.9 充実感を得る食事 54.9 安心・安全な食事 42.9
4位 簡単便利な食事 36.0 経済的な食事 35.4 楽しい食事 47.6 充実感を得る食事 38.0
5位 充実感を得る食事 30.2 簡単便利な食事 31.2 安心・安全な食事 45.3 満腹感を得る食事 29.5
6位 経済的な食事 24.5 満腹感を得る食事 29.9 満腹感を得る食事 39.8 楽しい食事 29.3
7位 楽しい食事 18.8 充実感を得る食事 29.0 経済的な食事 23.7 簡単便利な食事 28.0
8位 満腹感を得る食事 18.7 楽しい食事 24.0 簡単便利な食事 16.8 経済的な食事 27.8
 
資料[2]〈実際に満足している食事〉
問: あなたの「ふだんの朝食・昼食・夕食」について、それぞれの項目にどの程度満足していますか。―非常に満足している(単一回答)
  朝食   昼食   夕食   総合  
1位 簡単便利な食事 17.4 簡単便利な食事 16.0 満腹感を得る食事 27.3 満腹感を得る食事 17.5
2位 安心・安全な食事 15.0 満腹感を得る食事 13.1 おいしい食事 26.6 おいしい食事 16.1
3位 満腹感を得る食事 12.1 経済的な食事 11.8 充実感を得る食事 23.2 安心・安全な食事 15.5
4位 おいしい食事 11.7 安心・安全な食事 11.0 安心・安全な食事 20.6 簡単便利な食事 13.7
5位 体によい食事 11.5 おいしい食事 10.0 体によい食事 20.2 体によい食事 13.2
6位 経済的な食事 11.0 体によい食事 7.9 楽しい食事 18.8 充実感を得る食事 13.1
7位 充実感を得る食事 8.5 充実感を得る食事 7.8 経済的な食事 9.8 経済的な食事 10.8
8位 楽しい食事 5.8 楽しい食事 6.8 簡単便利な食事 7.8 楽しい食事 10.4
 
【4年間の時系列変化】
1:【健康情報への接触度が増す中で、若い家庭で目立つ調理離れ】
資料[3]〈健康情報接触率〉
問: あなたご自身にあてはまるものをお知らせください。 (複数回答)
 
資料[4]〈自宅での食事調理者〉
問: あなたが自宅で食べる食事を作るのは主にどなたですか。 (単一回答)
 
資料[5]〈食事支度者が作る食事の評価〉
問: 「主に食事を作る方」の料理に関する事柄について、当てはまるものをすべてお知らせください。(複数回答)
 
資料[6]〈健康のために意識的に摂取している食品〉
問: あなたが日ごろから意識して飲んだり食べたりしている食品・飲料の種類を、すべてお知らせください。(複数回答)
 
2:【若い女性にも広がる老化への危機感―自分のキレイを重視する若い母親が急増
資料[7]〈健康について気になること―体重〉
問: あなたが現在ご自分の生活や健康にとって、気になることや悩みを感じる事柄を、すべてお知らせください。(複数回答)―体重
 
資料[8]〈体型評価―太っているのでやせたい〉
問: あなたは、ご自分の体型についてどうお考えですか。(単一回答)―今は太っているので、もう少しやせたい
 
資料[9]〈健康的生活のため控えるもの〉
問: あなたが健康的な生活を送るために、現在実際に実行していることをすべてお知らせください。(複数回答)
 
資料[10]〈生活・健康心配点―身体の老化〉
問: あなたが現在ご自分の生活や健康にとって、気になることや悩みを感じる事柄を、すべてお知らせください。(複数回答)―身体の老化
 
資料[11]〈健康心配点―肌荒れ、しみ・そばかす・しわ〉
問: あなたが、現在ご自分の健康にとって気になることや悩みを感じる事柄を全てお知らせください。(複数回答)


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