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「長く愉しめる、こくと深み」で、仲間との絆が深まればいい。

2年の試行錯誤の末、辿り着いた味わい。鹿児島県産の希少な紫芋「暁紫(アケムラサキ)」と黄金千貫の融合。本格芋焼酎[薩摩 こく紫]が誕生するまでのエピソードをご紹介します。
  • アサヒビール株式会社 マーケティング本部 マーケティング第二部 桐山修一
  • アサヒビール株式会社 マーケティング本部 マーケティング第二部 谷口寿裕
  • ※所属部署は2011年8月現在のものです。
次の芋焼酎は何か。お客様の声に応えたかった。
まずは、[薩摩 こく紫]の開発・誕生のきっかけをお聞かせください。
桐山 焼酎ブームをきっかけにして芋焼酎は堅調に伸びてきましたが、2008年頃から市場が成熟化してきました。その頃から、次にお客様のご要望に応えられる芋焼酎は何か、「アサヒの焼酎」としてお客様に"新しく提案"する商品は何かと、マーケティング担当、開発担当ともに研究・模索を続けていたんですね。
谷口 主に飲食店で芋焼酎を愉しむお客様の好みはどこにあるのか、今後、どの方向に向かっていくのかを調査しました。すると、芋焼酎に「こく、深み」を求めるお客様が多いということ、今後飲んでみたい味わいも「こく、深み」を上げる方が多いことがわかってきました。
長く愉しめる、こくと深み。理想の原酒比率を追求。
そこで、希少な紫芋「暁紫(アケムラサキ)」を原料の一部に使った理由は?
谷口 「暁紫(アケムラサキ)」は、九州沖縄農業研究センターが開発した平成17年度農林水産省農作物新品種で、アントシアニン含有量が多く、新しい登録品種の紫芋です。アサヒビールの酒類開発研究所と製造元の現 ニッカウヰスキー株式会社さつま司蒸溜蔵でもこの新しい芋に着目していて、原酒を試作していました。並行して、お客様が求める「こく、深み」を持った芋焼酎を実現させるために、酒類開発研究所では製造方法の異なる原酒や、他のいろいろな芋の原酒も含めて試行錯誤していたんですね。その中で、どうやら、「黄金千貫と暁紫」の組合せが良さそうだということが見えてきたんです。
開発途中で難しかった点、苦労された点は?
谷口 難しかったのは、一口に「こく、深み」と言ってもそのニュアンスがとても幅広いこと。また、同時に「飲みあきない」「長く愉しめる」味わいというのも開発の必要条件だったので、「こくと深みがあって、飲みあきない」を実現する最適な比率、理想のバランスを見つけることが大変でした。「暁紫」100%使用の原酒に始まり、試作品として研究所から私たちの手元に上がってきたのは20品くらいですが、そこに至るまで数えきれない試作をしていますからね。かれこれ 2年がかりでつくった商品です。
桐山 一般的に紫芋100%でつくった芋焼酎は上品な甘さが特徴です。そんな特徴から、いつもの芋焼酎とは違うものをちょっと飲みたい、というときに飲まれるような場合もある。一方で、私たちが目指したのは、飲みあきず、ふくらみある余韻が次の一杯を誘うような芋焼酎。たまに飲む良いお酒ではなく、"定番"として最初の乾杯から最後の締めまで愉しめる芋焼酎。「暁紫」原酒の持つ甘みと旨みを、「黄金千貫」原酒とどう調和させるかがポイントでしたね。
ロックでゆっくりと。そして、仲間との絆も深まればいい。
パッケージデザインも印象的ですね。
谷口 暁紫が生み出す「こくと深み」をお客様に、直感的かつ最大限に伝えたい。その思いで「こく紫」というストレートなネーミング、そして、ツヤ消し黒のボトルと紫のグラデーションが深みを感じさせるラベルを採用しました。
桐山 さらに、ゴールドが持つ高級感で品質の確かさを表現しています。[薩摩 こく紫]は、定番として愉しんでいただきたい芋焼酎です。希少な紫芋を原料の一部に使用していますが、限定品でもプレミアム価格の商品でもありません。この顔(パッケージ)と品質でこの価格、というお値打ち感を持たせたデザインです。
では最後に、おすすめの飲み方、
また、どんな雰囲気を愉しめる芋焼酎でしょうか?
桐山 ボディがしっかりしているので水割りでも、お湯割りでもOKですが、特におすすめするならロックですね。
谷口 芋焼酎を好きな方にお話を伺ったところ、「ロックでゆっくり、香味を確かめ、味わいながら、芋焼酎ならではの"芋の味わい"を愉しむ」という回答をいただいたことがあります。また、「芋焼酎の品揃えが多い和食系のお店で、仲間とボトルを共有したり、自分のグラスと仲間のグラスを飲み比べたり」といったご意見も。そんなシーンを想像すると、やはり、ロックが似合いそうですね。[薩摩 こく紫]の飲みあきないこくと深みは、親しい仲間とじっくり愉しむにふさわしいと思います。
桐山 最初の一杯は[薩摩 こく紫]の味わいの感想があっても、その後はもう、この芋焼酎のことではなく、お互いの前向きなお話が進んでいけばいいかなと。ゆるやかな時間を生み出し、その場を和ませながらそっと傍らにあるような芋焼酎。芋のこくと深みが、仲間との絆も深くしてくれる。そんなシーンを演出できたらこの商品開発に携った者として幸せです。
谷口 そうですね。商品を「おいしい」と言っていただけるのは最高の歓びですが、それ以上に、お客様がこの商品を囲んで、ゆったりと愉しい時間を過ごすことができたら嬉しいですね。
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