アサヒビール株式会社 2010年 アサヒビール第2四半期決算説明会  

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2010年 アサヒビール第2四半期決算説明会

目次

2010年 第2四半期決算概要

今後の事業方針

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既存国際事業の総括と今後の方針
以下コメント参照下さい

<既存の国際事業についての解説>

 先ず中国ビール事業では、上半期は、杭州ビールが競争激化などにより減収減益となりましたが、主に青島ビールとの提携効果を発揮している煙台ビールや、効率化を進めている北京ビールが好調に推移し、トータルでほぼ計画ラインの収益改善を図ることができました。

 年間の見込みとしては、杭州の苦戦を織り込み若干下方修正致しましたが、先月発表させて頂きましたように、8月より、杭州と北京でも青島ブランドの受託製造をスタートすることで青島ビールと合意致しました。この合意により、当社の中国ビール事業は、全拠点で青島ビールと提携する形となります。受託製造による今年の収益改善は未だ限定的となりますが、この提携関係を更に発展させていくことで、中国ビール事業の再構築にスピードを上げて取り組んでいきます。

 また、韓国の「ヘテ飲料」につきましては、営業拠点の統廃合など効率化は計画通り進捗しており、赤字幅は縮小しております。しかしながら、主力ブランドである「サンキスト」の販売計画の未達などにより、計画の達成は厳しくなっております。

 ヘテ飲料につきましては、中長期的にみても、大幅な成長や収益性の向上は難しくなってきております。そこで、未だスキームは決まっておりませんが、株式の売却を含めて外部企業との具体的な交渉を開始することを致しました。