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ぶどう畑通信

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サントネージュワインのぶどうを作っている
山形・山梨・北海道から、毎月ぶどう畑の様子を報告します。

20208

〜蔵王山麓のぶどう畑から〜

毎年、この季節、週間天気予報から目が離せません。予報が難しいのは承知しているのですが、見るたびに一喜一憂している日々が続いています。平年の東北南部の梅雨明けは7月25日ですが、週間予報を見る限り梅雨明けは望めそうにありません。今年は、本当に梅雨らしい天気が続いています。曇天模様、毎日何かしらの雨が降っています。日照時間も平年の30%にとどまっています。病害虫のリスクが非常に高まっています。そして、梅雨の晴間には気温が急上昇、30℃、31℃最高気温を記録しています。今年は、梅雨明け後、酷暑が噂されています。年々、気候変動のブレ幅が大きく、戻りも鈍くなっている感じがします。
ぶどう畑では、豊富な水分供給と高目の気温のおかげで、徒長気味ですがスクスク育っています。徒長気味に育ったせいで密集し、ぶどう棚はだいぶ暗くなってきました。何事も風通しが大事なように、我々栽培者は、枝の整理、房の整理のため、連日、畑に足を運んでいます。しかし、日照不足の影響で軟弱に育ってきたぶどうは、急に日当たりを良くされ直射日光が当たった粒は直ぐに日焼けを起こしてしまいます。今年は、作業を進めていくうちに日焼けの症状が現れ、病気かどうか問い合わせの多い年になっています。
管理作業も終盤に入ってきました。それに伴い、3回目の講習会を開催しました。棚面の整理、摘房の程度、房の整形、防除等、部員の方々には新鮮味に欠ける講習内容ですが、多くの参加者をいただき感謝しています。
講習会の開催園地は、仕事が早く講習会の内容の完成形の様に仕事が進んでいました。作業の実演を行いたかったのですが既に作業が終わっており、「before,after 」が…、内心「苦笑い」。講習会開催園主的には、恥ずかしく無い畑に来てもらうと云う心理が働くのが必然なんです。自分自身も作業が遅れている畑に、他人を入れるのは抵抗があります。協力ありがとうございます。
来月は、早生種の収穫が始まります。昨今、一息付く暇も無く収穫になる作業体系になり、かなりの負担をお願いしています。その中でも、栽培者も逞しく、簡易雨除けハウスの設置、草刈版無人ロボットの導入等、新しい取り組みで少しでも省力化に努めています。これが、南果連ワイン部の強味と自負しています。頼もしいかぎりです。

(山形・南果連ワイン部 部長 渡邉義仁)

〜牧丘のぶどう畑から〜

画像:①梅雨の晴れ間と牧丘畑 ②現在のカベルネ・ソーヴィニョン

梅雨の晴れ間も畑から望む富士山の景色も恋しいここ山梨です。
今年の梅雨も去年と質は違うものの、大雨や日照不足など農作物の影響もありとても苦労が絶えない梅雨となりました。それ以上に私事ではありますが、各地大雨の被害が出ている中、縁のある九州地方で大雨の災害が起こり、心が痛む梅雨となりました。
この原稿がアップされる頃には全国的に梅雨明けしていることを祈っています。
さて、ここ牧丘畑でもこの大雨混じりの梅雨の影響で多少のべと病や灰カビ病などが見られましたが、徹底した防除やキャノピーマネージメントの効果もあり、健全にぶどう達は育っておりほっと肩をなでおろしています。(去年も同じようなことを書いた気が…)
しかし、この雨の多い天気の影響で、ぶどう管理をするうえでやるべき事がいつも以上に多くなり心身とても大変ですが、こんな年ほどいつも以上に愛情を注いで接する事で、ぶどう達もそれに答えてくれると信じて日々、栽培管理に取り組んでいます。
栽培作業や農薬散布などの関係で、毎日天気をチェックしているときに、ふと気づいたことがありました。今年7月の台風の発生は一度もなかったのです。5月に1個、6月に1個の発生となっており、このまま7月の台風発生がないと1951年の観測開始以来、史上初となるそうです。今後このまま台風が少ない年になると良いのですが…。
間もなく牧丘畑のぶどう達はシャルドネからベレーゾンを迎えることになり、ワイナリー内でも今年のワイン醸造の方向性などの話し合い等も始まるなど、私たちの気持ちも高ぶっていきます。今年は多くの困難に見舞われていますが、私たちのできることは【良いぶどうから良いワインを造る】そして、そのワインで飲んでいただいたお客様に幸せを届けることです!
梅雨が明ければその後は猛暑予報です。まだまだ夏は始まったばかり!今後来る猛暑よりも私たちは胸を熱くして、一生懸命にぶどう栽培に励み、皆様の心を明るくできるワイン造りを目指していきたいと思います。

(担当:山梨:宿澤、宮川)

〜余市のぶどう畑から〜

写真1.ピノ・ノワールの結実 果実も随分と大きくなってきました
写真2.誘引後の畑の様子。爽やかな風が吹き抜けています

今年7月の豪雨で被害にあわれた方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
さて、余市の7月は曇り空からスタートしました。そのあと晴れの日が続き、気温が上がってきました。中旬には雨の日や曇りの日が多くなりましたが、7月の後半になると再び気温の高い(といっても最高気温が26℃くらいですが)日が続いています。今までのところ高温が連日続いた昨年ほど暑い7月ではありませんが、それでも平年より積算温度は高くなっています。降雨により土壌中には水分もあり気温も上がってきましたので、サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤードのぶどうの生育も旺盛になってきました。
ぶどうの樹はつる植物なので、そのまま伸ばしておくと新梢はどんどん伸びてしまい、少しの風に吹かれただけでも根本から折れてしまいます。また、ぶどう自身が自らの身を守るため巻きひげで手あたり次第に絡みついていきます。巻きひげが自分自身の樹体に絡みつくことも良くありますが、そうなると葉が茂りすぎ、風通しが悪くなります。風通しが悪くなるとぶどうの樹や果実、葉に病気が広がります。そういった様々な悪影響を防ぐために、伸びた新梢を針金に固定します。この作業を誘引(ゆういん)といいます。誘引によって伸びすぎてしまった新梢の数を適正な数にまで減らし、すっきりとさせます。またこの誘引作業と同時に、脇芽も切っていき、ぶどうの実の周りの風通しを良くします。
全てが高品質のぶどうを得るための作業です。この作業を14,000本を超えるぶどうすべてに行っていかなければなりません。実際のところ、今年植えた苗木はまだそこまで大きくなっていませんので、14,000本とは言いませんが、それでもかなりの本数になります。
強い陽射しの元の作業ではありますが、石狩湾から吹く涼しい風を受けながら、余市の畑ではこれらの作業を1本1本確実に行っています。

(サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤード 山本記)

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