ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2017 January 1

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

左:剪定が始まった区画  右:気象観測装置

 新年明けましておめでとうございます。
 寒波も早く訪れた日本列島ですが、皆様体調など崩されていませんでしょうか?私は、2016年の厳しい収穫年と新たな挑戦、私事などがいろいろ重なり、蓄積された疲労により年末に珍しく2日間寝込みました。お陰様で2017年をすっきり、挑戦への意欲と希望で迎えることができました。
 寒波といえば、2016年10月には気象観測装置が設置されました。これにより気温、湿度、日照量、風速、降水量など畑の環境がわかるようになりました。畑の仕事は、経験や憶測での作業が結構多かったのですが、これからはこれらのデータを活用し病害虫の防除や、品質管理に役立てていくことができ、皆様へより美味しいワインを安定してお届けすることができると思います。
 さて、畑では落葉と同時にその葉も土に還してやるために耕運します。他に土中の浅い根を切るなど効果があります。この時にpH(ピーエイチ、ペーハー/水素イオンの濃度を表す物理量)なども必要に応じ調整します。土も元気でなくては良いものは生らせてくれません。
 例年1月から始める剪定ですが、今季は落葉と同時に始めました。それは2016年の反省と開園10年間行ってきた作業の検証から、整枝剪定方を試験的に一部変更するためです。そのために例年より作業時間も掛かることが予想されます。
 また担当として山形、山梨の契約栽培地での新規契約苗の定植など、この冬から初春にかけての作業も多くあるからです。
 新たにソーヴィニヨン・ブランと甲州種を仲間に入れ、益々サントネージュワインの畑仕事から目が離せません。まだまだ挑戦は続きます。まだまだと感じてはいますが土俵に上がれる年にはしたいと思います。
 いつも投稿更新時に文中に「思います」という言葉が多いな!?と自分で感じているのです。様々な思想があって当たり前ですが、その思想は実行されなくては意味がないと強く感じています。今年はそんな心地よいプレッシャーの中、是非皆様も目を離さず見ていていただきたいと思います。乞うご期待2017年!
 

(山梨:宮川養一)