ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2016 June 6

山形 〜蔵王山麓のぶどう畑から〜

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

山形 〜蔵王山麓のぶどう畑から〜

 山形の山並みは新芽が一斉に吹き出し、まるで緑の炎が立ち昇っているようです。今年は蔵王の山並みには残雪がないので、何時ものコントラストを見ることができませんでした。
 ぶどう畑は、順調に生育しています。昨年同様生育は早く、ワイン部事業の第1回講習会も早めに開催しましたが、ぶどうの生育ステージの方が進んでいるようです。
 また、かみのやまワインの郷プロジェクト協議会の総会が開催され、平成28年度がスタートしました。その中で、ワイン畑拡大目標が初年度目標を上回ったこと、ワイン特区取得に伴い、ワイナリー設立の動きが4件あることなど、活発な動きがあることが報告されました。
 「日本ワインコンクール」金賞受賞以来、取材を受ける機会が増えました。ワイン専門誌の取材は過去に何度か経験がありました。記者の方も知識が豊富で、我々栽培者は緊張しっぱなしでした。
 今回、地元タウン誌の取材の、山形のワイン特集という企画では、記者さんがワインにあまり知識がないようで、南果連とサントネージュの関わりの部分を掘り下げた取材になりました。サントネージュより何時もおいで頂いている担当の方も同席しての取材でしたが、とてもリラックスした取材になりました。後日、仮刷りを拝見させていただき色々な切り口があるなと感じました。ページの中は、専門的な言葉を使わず『人柄』、『絆』、『人の力』など、南果連とサントネージュの深い信頼関係を取り上げた内容で面白かったです。
 今回の取材で、改めてサントネージュとの『絆』を確認しました。これからも『強い絆』で、良いぶどうは南果連、良いワインはサントネージュで皆様に提供していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

(山形・南果連ワイン部 部長 渡邉義仁)

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

左:間もなく開花、シャルドネ 右:こちらも開花間近、畑のバラ

 良い季節もあっという間に過ぎ、例年ですと、あと10日もすれば関東甲信地方は入梅です。開花結実の大事な時期に梅雨とは、日本のぶどう栽培の環境は厳しいものです。
 芽が出始めたのは、昨年とほぼ同じでしたが、その後好天、高温の日が続き、新梢は勢いよく伸び続けて作業に追われています。それもそのはずで、真夏日が5月中に4日もありました(山梨県甲府市)。このまま行くと開花も早まりそうです。うまく梅雨に入る前に結実までいけると良いのですが。
 今月は毎日早朝より接ぎ木を行います。シャルドネ2種とカベルネ・ソーヴィニヨン3種の優良系統の可能性を探るべく、朝の涼しいうちに2、30本を目標に頑張ります。これらの結果により、将来性のある系統を増やし、より高品質なワイン造りをしていけると思います。まだまだ先は長く気の遠くなる作業ですが、気合も入ります。
 両品種とも順調な萌芽でホッと一息ですが、萌芽が始まれば作業に遅れが出ないように体力勝負です。シャルドネは既に2回の農薬散布を行いました。契約栽培地の山形県上山市も先日訪問し、順調な生育を確認してきました。この順調さを維持し続けて煩わしい梅雨を乗り切りたいと思います。

(山梨:宮川養一)