ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2015 Febrary 2

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

剪定中カベルネ・ソーヴィニヨン

 「剪定を始めました。」
 年明けより作業開始、まずはカベルネ・ソーヴィニヨンからです。
 しかし、この冬は寒いですね。乾燥した北風は強く吹き、遠く富士山まですっきり眺望できる日が多いです。幸いなことに昨年のような雪が降ることは今のところないです。
 1月中旬には山形県上山市の契約農家の方々とお会いしてきました。こちらは雪が例年よりも多いです。ぶどう棚への被害も若干見られました。今後も引き続き気を付けていただきたいと思います。
 この山形訪問は、昨年の品質についてのまとめと、今年の防除についての打ち合わせです。昨年、大きな問題もなく収穫できたことは、農家の皆様の大きな自信に繋がったようで、益々ワイン用原料の産地としての地位を向上していくのではないでしょうか。従いまして、防除についての打ち合わせも大きな変更もなく順調に事が運びました。
 負けてはいられない山梨県産自社畑のぶどうです。昨年から収量も上がり、その価値を示す時が近づいてきたといえます。この畑で主に栽培されているのは、カベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネです。この2品種でも世界中には様々なタイプのワインがあります。お客様の嗜好も様々です。すべての皆様に喜ばれるワインなんて存在しないと思いますが、私たちの畑から作られたぶどうでできたワインは、ここでしか味わうことのできない特別な香味を持ったものになって欲しいと思います。ふと、剪定作業の手を休めた時に見る雪を頂いた富士山を見て、日本一を強く意識する最近の思いでした。

(山梨:宮川養一)