ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2015 January 1

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

ぶどう畑耕運中

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様、体調など崩されていませんでしょうか?12月中旬に珍しく大寒波が押しよせ、そのころとしては、非常に厳しい日々が数日続きました。そんな中、落葉した葉も土に返すために、年1回の耕耘を行いました。土の香りは熟成した赤ワインのように、どこか懐かしく香ばしい深い香りがあります。
 さて、新しい年を迎えると、畑ではいよいよ剪定を始めます。厳寒の中始めるこの作業は収穫時の質、量を決定するとても大事な作業です。この畑ではギィヨー・サンプル整枝剪定方法(※)を採用しています。この剪定方法は収量が少なくなるが、品質の良いものが収穫できるといわれている方法です。その代わりといってはおかしいですが、枝を切る技術はもちろん、それ以外にもセンスが必要な方法だと個人的には思います。やりがいが非常にあり、熱い仕事です!!が、身体は悲鳴をあげるくらい寒いです。
 「来年のことを言えば鬼が笑う」と言いますので、2014年は我慢していましたが、2015年になりましたので、少しだけ・・・!昨年収穫され、仕込まれたぶどうの出来は非常に素晴らしく、とても芳醇なワインになりつつあります(期待大)。こんな晴れやかな気分で新年を迎えましたが、今年も充実した農ライフを過ごし、充実したヴィンテージになるよう励んでいきたいと思います。期待と不安で始まるここ数年でしたが、今年は少し違う新春を迎えました。ですが、畑に立ったら大自然と向かい合っていかなくてはなりません。真摯な気持ちで気を引き締めて、2015年ヴィンテージも挑戦し続けます。是非、本年もよろしくお願いいたします。

※垣根仕立ての剪定方法の一種

(山梨:宮川養一)