ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2014 March 3

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

2月18日の畑の様子

 観測史上最高の積雪を記録した山梨県の2月です。私たちの畑は大きな被害もなく済みましたが県内の農業施設には甚大な被害をもたらしました。農業関係だけでなく、県民と訪れている方々にも多くの不安と被害をもたらし、心よりお見舞い申し上げます。またぶどう畑の心配をしていただいた方々、温かいお言葉ありがとうございました。
 2月14日未明に降り始めた雪は丸一日以上凄まじい勢いで降り続け、甲府市では積雪114cmを記録しました。こうなるとホワイトバレンタインデーと洒落ている場合ではありませんでした。県外に通じる道路、鉄道は完全に麻痺し陸の孤島となった山梨県。ここへ居住し22年が経とうとしています。これまでにも降雪、台風などで陸の孤島と化したことは数回ありましたが、丸4日間も完全に孤立した時はありませんでしたので、驚きを越して恐怖さえ感じました。
 畑には18日まで行くことができず、いったいどうなっていることかと思っていましたが、積もった雪の量に驚く以外には何もなく安堵しました。
 10日経った24日から畑に入ることができ(それでも約25cm)、剪定作業を再開しました。遅い春になりそうだな!?「お日様もっと頑張って」など思いながら、はさみを入れます。ぶどうたちは全く驚いたような感じはなく健全です。
 このぶどう畑通信のバックナンバー2012年3月の山形からの便りに「豪雪の年は豊作になる。」という山形のベテラン農家の方々のお言葉がありました。豪雪地帯ではない山梨県でも今は、そのお言葉を信じて作業を行っています。

(山梨:宮川養一)