ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2012 September 9

山形 〜蔵王山麓のぶどう畑から〜

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

山形 〜蔵王山麓のぶどう畑から〜

左:シャルドネ 真ん中:メルロー 右:カベルネ・ソーヴィニヨン

毎日、暑いです。梅雨明け以降、雨らしい雨が降ってないので畑に設置している土壌水分計がDryの数値範囲を超えメーターを振り切ってしまうほど乾燥しています。

ワイン畑では、ほぼ管理作業も終わり収穫を待つばかりです。ぶどう達もベレーゾーンを迎え、硬かった果実も軟らかくなり着色も所々始まりました。2012年産のぶどうの出荷も9月中旬頃より始まる予定です。

今年の夏は、お盆を過ぎても暑さが一向に和らぐ気配が無く、日差しも刺すようで痛いくらいです。ぶどうには雨(水分)が少なく日差し(日光)が多くて理想的な夏なのですが、そろそろ和らいでもらわないと逆に高温障害のため着色不良の恐れが出て来ました。
もう少し涼しくなることをお天道様に願いつつ、もう一汗流して畑に足を運ぼうと思います。

(山形・南果連:木村 正男)

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

左:現在のシャルドネ 右:カベルネ・ソーヴィニヨン

 残暑厳しい折から、皆様如何お過ごしでしょうか?牧丘も暑いです。夏バテになる暇もなく農作業に勤しんでおりますが、陽炎なのか熱中症なのかわからない!?そんな状態です。しかしぶどうは元気です。地面は砂漠のようになっていますが、その根は地中深く突き進んでいるのでしょう。全く疲れた表情になりませんね、力強いです。
高温の日が続いていますので黒ぶどうの着色は少し遅れ気味です。牧丘だけではなく、山梨県内の生食ぶどうも同じことが言えます。
牧丘ではシャルドネが8月7日にカベルネ・ソーヴィニヨンが8月20日にベレーゾーンに突入しました。それぞれ昨年より2日、8日遅い生長です。ぶどうの生育にとって夏は長めの方が好ましいので、このまま太平洋高気圧にしばらく頑張ってもらいたいものですが、朝夕の気温はそろそろ低めに推移してもらわないと困りますね〜。
シャルドネは甘味を感じるほどになって、粒も軟化してきました。カベルネ・ソーヴィニヨンはまだ硬くて苦いです。しかし収穫まであと1ヶ月半です。いよいよここまで来たかという気持ちを重く込めて、これよりはデリケートにぶどうを手入れしていかなければなりません。そう思って畑を見回っていると、新たな敵が出現したようです。昨年までは見ることのなかったカラスがこの冬から妙に多くなってきたと思っていたのですが、その仕業だと思います。黒く色着いた端からぶどうを突っついているようです。対処法を早急に考えなくては・・・。
ここまできた安堵感に新たな敵!?まだまだ気の抜けない日が続きます。

(山梨:宮川 養一)