ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2009 September 9

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

左:山形のシャルドネ 右:山形のカベルネ・ソーヴィニヨン

8月に入り、夏らしい天気が続いて梅雨が明けたのかなと思っていましたが、東北は梅雨明け宣言を出さないことになりました。

お盆前までは、30℃を越え蒸し暑い日がありましたが、長く続くことは無く、どちらかと言うとさわやかな秋晴れが続き、青空も天高くとても澄み渡って気持ちよい天候です。朝晩は涼しく虫の音も聞こえたりして、まだ8月なのに夏は過ぎ去り秋が一足先に来てしまった感じです。

秋のように日中晴れて朝晩涼しい天候のおかげで、ぶどうは例年より色づきが早く、収穫時期も早まりそうです。

ぶどうの管理作業は、最終防除を済ませ、仕上げ摘房、笠懸作業も終わり収穫を待つばかりになりました。あとは、9月の天候に恵まれることを祈りながら、園内の見回りを怠らず、収穫の日を迎えたいと思います。

(山形・南果連:木村 正男)

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

左:山梨のシャルドネ 右:山梨のカベルネ・ソーヴィニヨン

日差しが和らぎ、真夏はほんの僅かにあっただけで秋の気配が漂い始めました。今年誕生した蝉は不貞腐れていたでしょうね!?巨峰の里「牧丘」は収穫シーズンに入りました。昨年より糖度も高く、着色も良好だということです。

さて牧丘のワイン用ぶどうですが、誠に遺憾ながら天候不順とコガネムシが多発したために、農薬を特別に一回多く散布しました。山形の農家の方に聞いたところによりますと、今年は甲虫目の昆虫の発生が多いようです。契約栽培地の山形県上山でもコガネムシには困っていました。この散布の効果で病害虫の被害はほとんど見られなくなりました。

昨年より3日ほど遅れてシャルドネ(8月10日)とカベルネ・ソーヴィニヨン(8月19日)はベレーゾン期を迎えました。シャルドネは摘房作業が終わり、カベルネ・ソーヴィニヨンに取り掛かりました。昨年はカベルネ・ソーヴィニヨンが質、量ともに勝っていましたが、今年はシャルドネもなかなかです。

シャルドネはあと約2週間。カベルネ・ソーヴィニヨンは約1ヶ月。2009年牧丘収穫ワインの出来を占う大事な時期を迎えました。牧丘のワイン用ぶどうも名産の巨峰に負けないできを目指します。

(山梨:宮川養一)