ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2009 August 8

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

左:笠掛け後のシャルドネ 右:ボルドー液散布後のメルロー

7月は梅雨らしい天気が続き、平年より日照時間が短く降雨量も多く、時には涼しい日もあり、農家にとって憂鬱な月でした。

8月に入り30℃を超す日もありますが、梅雨が明けていないのでスッキリした青空はまだまだ先になりそうです。

7月の低温多雨の天候で病気の発生が心配されましたが、適期防除に努めたおかげで病気の発生は最小限に抑えることが出来ました。しかし、今年は春先からクロヒメゾウムシ、7月はマメコガネ、最近のテレビのニュースではカブトムシと、甲殻類の虫が大量発生で、いつもより虫の被害が多い夏です。

今の時期のぶどうの管理は、収穫まで雨に当ってぶどうが痛まないように、一房一房笠を掛けていきます。そしてぶどうの房にお日さまの光が適度に当るように、長く伸びすぎた枝を80〜120cm位に切り詰めていく作業を行います。
これらの作業でぶどうの房周りの環境を良くして、病果が無く糖度が高いものが出来上がるように収穫時期まで努力を続けていきます。

また、先日は今年3回目の講習会を開き、栽培農家全体のレベルの向上を図り、1ヶ月後の収穫に、良いぶどうをお届けできるよう頑張っていきます。

(山形・南果連:木村 正男)

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

左:現在の畑 右:夏の風物詩(ぶどうはシャルドネ)

平年より6日早く梅雨明けした山梨です。
梅雨期間中の降雨量も平年の約半分でした。と喜んでいたのも一瞬でした。梅雨明けした日から3日後にはまた梅雨空が戻ってきました。それからというもの気持ち良く晴れた日はまったくありませんでした。

このような天候ですからぶどうにも若干病気が発生しているところがありますが、概ね順調に生長していると思います。夏期剪定の作業も順調に進んでいて、ぶどうには鬱陶しさを感じさせてはいないと思います。

シャルドネは間もなく硬かった粒が軟らかくなり始めると思います。これより約1週間後にはカベルネ・ソーヴィニヨンに色が着き始めます。「いよいよだな」と私たちが感じる季節になってきます。

7月下旬には山形・上山の契約栽培地も行ってきました。この地もやはり、雨と曇天続きです。今のところ目立った病害虫の被害は見られませんが、栽培者の方々も神経を尖らせていました。
これまで自分がこの畑でやってきたことを振り返り、この先の作業に反映させ、これからの大事な大事な収穫期を向かえなければなりません。

頑張ろう!太平洋高気圧&栽培者達!!

(山梨:宮川養一)