ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2009 April 4

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

春を迎えたぶどう畑

春を迎えつつある山形も、三寒四温を繰り返し桜の季節に入ろうとしています。開花予想は平年より4日早い、4月13日頃と発表されました。

4月に入り、ぶどうの根の活動が活発になってきます。気温が10℃を超えてくると細根が活動を始め、ぶどうの枝の切り口から樹液がぽたりぽたりと落ちる“水揚げ”が始まります。防除作業もこのころから始まり、ダニやカイガラムシ、黒とう病・晩腐病の病原菌を減らす為“石灰硫黄合剤”を散布します。硫黄の匂いが強く、蔵王温泉に入った気分になります。

3月10日にサントネージュワインの牧丘農場にて、宮川氏を講師に垣根仕立ての研修を開催していただき、棚の建て方から栽培までいろんなことを教えていただきました。上山の3園地において垣根仕立ての試験栽培を行うので、これからのぶどう栽培の貴重な経験としていきたいです。

(山形・南果連:木村 正男)

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

剪定の終わった畑

一度、5cmほど雪が積もりましたが、あっという間に融けてなくなりました。2月に引き続き暖かい日が多い3月でした。

剪定が無事終了しました。枯れた木もなく安心しました。3月には「山形:かみのやま」でぶどうの契約栽培をしていただいている南果連協同組合の方々がお見えになり、垣根式栽培の剪定を経験されました。普段棚式で栽培している方々ですが、やはりプロです。要領をつかむのと作業の速さには驚かされました。

この陽気のままですと、桜の開花同様にぶどうの発芽も早まりそうですが、牧丘では遅霜が気に掛かるところです。今は、消毒のための機材などのチェックをしっかり行っています。牧丘での栽培も4年目を迎えましたので、この畑に発生しやすい病害虫も、おおよそわかってきました。そこで今年は防除暦を見直し、効率よく病害虫の発生を防ぎ、スピードスプレーヤーの運転回数をできるだけ減らし、CO2の排出削減にも努めて行きたいと考えています。予定通り行くような天候になれば良いのですが・・・。

(山梨:宮川養一)