ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2008 October 10

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

きれいに色づいたカベルネ・ソーヴィニョン(左)
まもなく収穫のぶどう(右)

9月10日より、ヴェルデレーの収穫が始まりました。

そして、新酒用のメルロー、シャルドネの収穫が無事終わりました。1年をかけて大事に育てたぶどうですので美味しいワインになってもらいたいです。

今年は赤系品種の着色がけっこう良い年だと思います。ぶどうの粒が肥大する時期の7月に雨が少なく、ひとまわり小粒で色づきも順調のようでした。10月中下旬に収穫予定のカベルネ・ソーヴィニヨンも真黒に近い状態なので、現在の良い品質を維持して収穫まで持っていきたいです。

メルローは、紅葉が始まりました。ワインも一段と美味しく感じられる時期です。

(山形・南果連:木村 正男)

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

収穫前のカベルネ・ソーヴィニヨン(右)とシャルドネ(左)

ワイナリーでは新酒の仕込みが始まり、一段と忙しさが増しています。

仕込み場では甘酸っぱい香りを漂わせ搾汁が行われています。また、タンク室内は、フルーティーな醗酵の香りで満たされています。

ワイン用ぶどうの栽培にとって非常に厳しい天候だった今年ですが、今まで搬入されてきたぶどうは、栽培者の努力により、想像していたよりも良い出来栄えだったと思います。私も山梨でぶどう栽培をしていますが、今年の苦労は例年より大変なものでした。そんな大変な気候にもかかわらず宝石のように守られてきた原料ぶどうですので、大切に大切にワインにしていかなくてはならないと肝に銘じております。

ここ牧丘でも間もなく収穫が始まります。収量は少ないのですが、ここのぶどうにも今年の悪天候のせいで苦労させられました。さらに昼夜の温度差が広がり糖度が上がってきたこの時期は、病虫害も多くなりがちで、まだまだ気を許せません。収穫前最終の防除後はまさに運を天に祈る気持ちで、天気予報と夕空を、毎日見比べています。

(山梨:宮川養一)