ぶどう畑通信

サントネージュワインのワイン用ぶどうをつくっている山形と山梨から、毎月のぶどう畑の様子を報告します。

2008 May 5

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

山形 〜蔵王山ろくのぶどう畑から〜

4月30日のメルロ(左)
5月3日のカベルネ(中)
5月3日のシャルドネ葉がきちんと開いた状態を“展葉”といいます。1カ所の芽から“主芽”と“副芽”が出ます。(右)

5月に入り、新緑の山々も緑の濃さがすこしずつ増してきました。

ぶどうの生育も昨年に比べれば1週間ほど早いようです。シャルドネ種が、最も生育が早く、すでに展葉しました。ヴェルデレー種・メルロ種は枝の先端の芽が綿毛から抜け出してきました。カベルネソービニヨンもいつもより早い芽出しのようです。

今月の作業は“芽掻き”があります。極端に早く出た大きい芽や副芽、混み合いそうな場所の芽などを掻き取り、全体的に生育を揃えて品質のばらつきをなくします。

これから芽が動き出すと仕事が絶えなくなりますが、適期の作業はもちろん、防除も逃すことなく行いたいと考えています。

(山形・南果連:木村 正男)

山梨 〜牧丘のぶどう畑から〜

発芽したカベルネ・ソーヴィニヨン(左)とシャルドネ(右)

ワインの始まりです。
昨年と同じ週の発芽です。

いよいよ3年目の幕開けという感じです。今年は数年後の予定収穫量(約1トン)の20%を目指したいと思います。そして糖度は20度以上。まだ成木ではありませんが、3年目ですから最終的な目標に標準を合わせるために決意しました。これは来年以降の指標にもなります。

シャルドネは全ての木が発芽しました。カベルネ・ソーヴィニヨンはほころんだ芽と堅い目の両方があります。まずシャルドネは摘芽といって発芽した芽で不要なものを摘み取る作業をします。芽が混み合っている所や地面に近い所、一箇所から二芽以上出ている所を摘み取ります。全体のバランスを考え慎重に行います。徒長した芽の中にはこの後房になる小さな小さなそれも見えます。この作業は何回か繰り返し行います。

春が過ぎ気温が上昇してくると、葡萄の芽も雑草も、伸びるのはあっという間です。熱い暑い戦いが静かに始まった!という感じです。葡萄の生長に負けないように自分も成長していけるように頑張りたいと思っております。

(山梨:宮川養一)