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ぶどう畑通信

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サントネージュワインのぶどうを作っている
山形・山梨・北海道から、毎月ぶどう畑の様子を報告します。

20214

〜蔵王山麓のぶどう畑から〜

2021年も、山形の様子をお伝えしていきます。お休みしていた3か月の様子を少しお伝えすると、大雪の冬になりました。テレビでよく耳にする山形県大蔵村肘折温泉では4m以上も積もりました。かみのやまでも50p位積もりました。しかし、温暖化の影響か融雪が早くなってきているようです。2月には地面が現れました。豪雪地帯ではまだ2m程残っています。山形の桜の開花も早まりそうです。平年で云えば、4月12日、今出されている開花予報は4月6日、もう少し早まる気がします。
ぶどう畑の様子といいますと、まだ、ぶどうの芽は固く剪定した時のままです。でも、そろそろ春の陽気に誘われ根が活動を始めると剪定した切り口から樹液を滴らせるのも間近です。それまでは、ゆっくり時間が流れています。ぶどう畑の近くには、発芽が早いラフランスやさくらんぼ畑があります。お彼岸を境に休眠期防除が始まりました。農薬散布機の甲高いファンの音が響いてきました。本格的な農作業の始まりを告げるサイレンのようにも聞こえてきます。発芽に向けた環境整備(病害虫の越冬している巻きひげ取りや粗皮削り、結果母枝のぶどう棚への誘引、ぶどう棚の傷んでいる箇所の補修等)を進めていますが、ここからさらにギアを一段上げて行きます。
地球は優れた循環システムを持っています。年間降水量もその一つです。年ごとの降水量は大きく変わりません。しかし、内容が極端になって来ています。昨年の記録的な小雪の替わりに7月の集中豪雨で年間降水量をプラスマイナスゼロ調整です。温暖化の影響でしょうか。今年は大雪でしたから、少しは優しい調整であってほしいものです。それを、期待しつつ我々栽培者は真摯にぶどうと向き合いながら作業を進めて行きます。
2021年のぶどうを楽しみにしていて下さい。

(山形・南果連ワイン部 部長 渡邉義仁)

〜牧丘のぶどう畑から〜

画像:①開花寸前!の畑入り口の桜 ②美容効果のある?ぶどうの樹液

春光うららかな季節となり、時折吹く柔らかい風も桜色に染まって見える、ここ山梨です。
東京都では3月14日に桜の開花宣言が報じられました。山梨県甲府でも、平年より9日早い3月18日に桜の開花宣言が報じられました。山梨県では桜の開花が最も早い記録が2002年3月17日ですが、今年はそれより1日遅く観測史上2番目に早い開花となったそうです。この原稿がアップされている頃は甲府盆地が桜色に染まっていることでしょう。
牧丘畑でも春の訪れと共に気温が上昇し、畑入り口の桜の蕾もきれいな桜色に染まってきており、今にも花を咲かせそうです。この、気温の上昇と地温の上昇と共にぶどう達は、去年の晩秋より約4カ月の休眠期を経て目を覚まし、水上げ(樹液流動)を始めました。
剪定した結果母枝の先端より、最初は暖かい日だけ水上げを確認できましたが、しばらくしたら連続的に水が落ち出してきます。
余談ですが、この樹液は美容液の原料にもなると、親しい果樹農家さんから教えていただいたので、早速試してみたいと思います。(効果はいかに…!笑)
ぶどう達は土壌中の水分をたっぷり吸いだし、樹体に水分(養分)を満たし、シャルドネは4月上旬に、それに続いて1週間後にカベルネ・ソーヴィニョンが萌芽を迎えます。
現在、牧丘畑では水上げを始め柔らかくなった結果母枝を横に寝かせるように曲げ、ワイヤーに誘引(固定)する作業を行っています。毎年の事ながら、私なりに丁寧に結果母枝をワイヤーに誘引しているのですが、また今年も数本の枝を半分程度折ってしまいました…。(去年もこんな事を書いた気が…。)毎年、毎年この様に枝を折っている自分を戒めながら、なぜ?折れてしまうのだろう?と考えながら誘引を進めていたところ、剪定時に残す結果母枝の位置や向きなどが関係していました。ここでも、剪定の奥深さや難しさだなと実感しています。まだまだ修行あるのみ!
春もいよいよ本番となり2021年シーズン開始となります。年度も変わり、気持ちを引き締め、「忙しい…」よりも「楽しい!」という気持ちで心を春色に染めながら、栽培管理に努めようと思います。
山梨県内ではモモやスモモなど、様々な果実の花便りが届いており、とても良い季節を迎えています。

(担当:山梨:宿澤、宮川)

〜余市のぶどう畑から〜

写真1.昨年3月25日の畑の姿。かなり雪融けが進み、写真奥のほうは雪が残っていません。手前の雪が残った区画も地面がところどころ顔を出しています。
写真2.写真1と同じ畑の本年3月25日の姿。まだ4〜50pくらいの積雪があります。

冬の間お休みをしていました余市からのぶどう畑通信ですがこの4月号より再開いたします。今月より毎月、畑の様子やぶどうの様子をお伝えして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
今シーズンの冬を振り返りますと2020年12月にまとまった降雪があり、12月末には積雪量が平年を上回り早い冬の訪れとなりました。余市のアメダスの記録によると昨シーズンの年末(2019年12月31日)の積雪深はわずか2pでしたが、今シーズンの年末の積雪深は74pと大きく様相が異なりました。また昨年は3月23日で余市の積雪は0pとなっていましたが、今年は3月24日現在でまだ51pもあり、昨年と大きく積雪の状況は異なります。それでも、この時期の平年積雪深は81pですので、平年よりは少なめの積雪と言えます。平年より少なめとは言えこの時期まだぶどう樹は雪の中でしっかりと休んでいます。
気温も昨年1月の平均気温は−2.9℃、2月の平均気温は−2.1℃だったのに対し、今年は1月の平均気温は−4.9℃、2月は−3.0℃と低めに推移しました。昨年に比べると気温が低く、積雪も多い冬でしたが、3月に入ると雨が降る日もあり、また気温の高い日も続いてきましたのでこれから雪融けは一気に進むものと思われます。
雪融けが進みますといよいよ畑での作業の開始です。昨年までは4月、5月には苗木の植栽が大きなイベントでしたが、昨年までで必要な本数をほぼ植え終わりましたので今年は大規模な植栽は行いません。
作業としては、昨年根雪になる前に最下段の架線に結束している枝を外し、雪害防止のために最下段の架線は緩めて地面に降ろしていましたが、その架線を最下段に戻し、その架線に枝を結束する棚上げという作業から春を始めます。
そのあとは病害虫の防除や、草刈りといった土壌管理を行い、健全なぶどうが育つように環境を整えていきます。そのようにして春、夏を迎え収穫の秋までのサイクルがいよいよスタートいたします。

(サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤード 山本記)

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