ボージョレ・ヌーヴォ
現地レポート

2017/8/31 :Vol.11

2017 ボージョレ・ヌーヴォ現地レポート7月号

6月中旬から7月中旬にかけて頻繁に発生した熱波の後に、海流の影響によりもたらされた涼しい天候が続きましたが、同時にそれは雷雨を呼び込みました。7月11日に小さな竜巻が雹(ひょう)と地すべりを伴い、木々をなぎ倒し、ローヌ渓谷を横切りました。

その竜巻は午後5時より少し前に始まり、フルーリー、シェナス、ムーラン・ナ・ヴァン、モルゴン、レニエ、シルーブルを襲いました。

ボージョレワイン委員会の声明では、「ボージュからムーラン・ナ・ヴァンまで、嵐は2016年とほぼ同じ経路で通過した。影響を受けた面積は大きいが、被害の度合いは場所により異なる。雹の粒は大きくはなかった。大きな雹に成長させないための散布機(雹を防ぐために設計されたもの)が効を奏した」とあります。

左:ぶどうの房“ヴレーゾン”(verraison/色づき期)
右:アンリ・フェッシの所有するぶどう畑

今後数日のうちに被害を受けた畑の面積と収穫への影響度合いがより正確に把握される見込みです。
いずれにせよ、昨年嵐がワインの最終的な品質にはほとんど影響しなかったように、本年も出来上がったワインが素晴らしい品質になることを確信しています。

さて、幸いなことに私たちアンリ・フェッシの所有するぶどう畑はほとんど影響をうけませんでした。ぶどうの樹は実に理想的な状態にあり、7月中旬にぶどうの房が見事に形成され、色づきが始まり、“ヴレーゾン”(verraison/色づき期)として知られる段階となっています。
病害の兆候は見られませんが、一部の若い樹には水不足によるストレスの兆候を示しているものもあります。

私たちは2017年の収穫が偉大なものになるだろうことにはなんの心配もしていません。素晴らしい品質のボージョレ・ヌーヴォを産みだすことでしょう。

(Laurent Chevalier ローラン・シュバリエ)

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