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2023
NOUVEAU2023年 ボージョレ・ヌーヴォ

2023 Beaujolais Nouveau2023 Beaujolais Nouveau

ボージョレ・ヌーヴォってなに!?

ボージョレ・ヌーヴォとは?

ボージョレ・ヌーヴォとは、フランス南部ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で、その年に収穫された「ガメイ種」というぶどうから造られる新酒のことです。
「ヌーヴォ」は、フランス語で「新しい」という意味です。また、ボージョレ・ヌーヴォはこの地方の秋の収穫を祝って行われる祭りで捧げられたのがはじまりと言われています。

ボージョレ・ヌーヴォの解禁日とは?

ボージョレ・ヌーヴォの解禁日は、毎年11月の第3木曜日午前0時と定められています。
今年2023年は11月16日(木)となります。また、日本では、日付変更線の関係上、本場フランスよりも約8時間早く楽しむことができます。

年に一度の乾杯前に押さえておきたいボージョレ・ヌーヴォの5つのポイント

1 ボージョレ・ヌーヴォの産地 ~どこで作られているの?~

ボージョレ・ヌーヴォとは、フランス南部ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で、その年に収穫された「ガメイ種」というぶどうから造られる新酒のことです。
ボージョレ地区は、フランス南部ブルゴーニュ地方の南側、マコンからリヨンまで約55kmにわたるワイン産地で、古代ローマの時代からぶどう造りの歴史と伝統のある、一年間を通じて楽しめる美味しいワインの産地です。

2 ボージョレ・ヌーヴォの歴史 ~いつから飲まれているの?~

ボージョレ地区のあるブルゴーニュ地方は、1031年から1477年までブルゴーニュ公国でした。1395年、当時のブルゴーニュ公フィリップ2世(Philip the Bold)が、ブルゴーニュ北部のコート・ドールで栽培する赤ワイン用のぶどう品種を『ピノ・ノワール』に限定する法令を出したため、『ガメイ』の栽培は南部のボージョレに押し出されてしまいました。そうして『ガメイ』で造られるようになったボージョレのワインですが、1600年代半ばには、ソーヌ川とロワール川の運河を通じてパリへ輸送され、売上を伸ばしていきます。
1800年には、「ボージョレ・ヌーヴォ到着!」というキャッチフレーズとともに、リヨンにも送られ始めました。
1937年には、原産地統制呼称『ボージョレ』が造られ、1951年に11月の第3木曜日を解禁日にすることが決まりました。

3 ボージョレ・ヌーヴォには
どんな種類があるの?

通常の「ボージョレ・ヌーヴォ」に加えて、ボージョレ地区の中でも特にコクのあるワインができる、北部の38の村のぶどうだけを使って造るワンランク上のヌーヴォ、“ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ”があります。
ほかにもマコネ地区で収穫されるシャルドネ種から造られる白ワインの新酒マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォや最近では、ガメイ種を使ったスパークリングワインも造られています。このほか、ロワール地方のミュスカデやイタリア、チリ、ドイツ、また最近では日本でも収穫を祝う新酒が楽しまれています。

4 ボージョレ・ヌーヴォはどんな味? ~美味しい飲み方と賞味期限について~

ボージョレ・ヌーヴォは、フレッシュな果実味が持ち味で、しかも渋味が少ないので、10℃~12℃くらいに軽く冷やすと最も美味しく飲むことができます。水を張ったワインクーラーに氷を少なめに浮かべ10分ほどボトルを浸せば「ひんやりヌーヴォ」の出来上がり。
また、ワインは長く保管しておけば美味しくなると思われている方も多いと思いますが、熟成香を楽しむことができるのは一部の高級ワインに限られます。そもそもワインは、品種やタイプによって、飲み頃の時期が異なるため、はっきりとした「賞味期限」はないと言われています。ヌーヴォはフレッシュさを楽しむワインなので、購入後はできるだけ早めにお飲みになることをお勧めします。開栓後は、再び栓をして冷蔵庫に入れれば、数日はおいしく飲めます。

5 ボージョレ・ヌーヴォに合う料理は?

ボージョレ・ヌーヴォを造るぶどう品種の「ガメイ種」は、豊かな果実味と柔らかい酸味があるので、実は多くの料理に合います。ワインのおつまみとして定番のチーズや、トマトソースを使ったパスタなどはもちろん、居酒屋料理の定番の肉じゃがや、タレ味の焼き鳥など、甘辛い味付けが、丸みの帯びた果実味のあるボージョレ・ヌーヴォによく合います。また、温かいお鍋とひんやりヌーヴォというのもオススメ。

収穫を祝う、年に一度のイベントを、秋の味覚と一緒に気軽に楽しんでみてはどうでしょう?

ホームパーティーにおすすめ♪
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