アルパカライフ VOL.2
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(5)いつもはコップでいただくアルパカワインも、カルメネールは香りを楽しめるよう、チューリップ型のグラスをセレクト。パンづくりもコツさえ覚えれば、意外と手軽に始められる。そろえる材料が少なくていいのもマル。焼きたてのおいしさは格別。パンとワインがあれば……おしゃべりも弾む気軽な女子会。旬の食材を取り入れれば、いつものワインのお供もワンランクアップ。パン生地づくりのコツは、よくこねること。こねる、たたむ、叩くを繰り返して、表面がゴム風船のようになめらかになればOK。カベルネ・メルローは軽くひとりで飲みたいときにも。 最近、料理に目覚めた私がはまっているのがパンづくり。意外にお手軽、そして何より家中が幸せな香りに包まれる焼き上がりの瞬間がたまらないから。そろそろ誰かに食べてもらえるぐらいの出来栄えだなと思った週末、親友のB子を家飲みに誘った。「自家製パンでワインを楽しむなんて、女子力上がる感じだね」 パンだけじゃ飽きちゃうだろうと、パン生地を寝かせている間に簡単だけど豪華に見える料理を準備。BBQソースに漬け込んでオーブンで焼くだけのスペアリブと、香ばしい果実味のフルーツ焼きを用意した。あとはパンが焼き上がるのを待つだけ。そろそろB子も来る頃かなと、カベルネ・メルローを開けて、ひとりで飲み始めた。パンが焼き上がる匂いがダイニングまで漂ってきたところで、B子も到着。さあ、ふたりの女子会がスタート。「焼きフルーツはパンにも合うし、カベルネ・メルローにもぴったり」 スペアリブを食べる頃には、ワインもカルメネールに変えた。「ジューシーで味がギュッと凝縮された肉料理やフルーツにぴったりの、芳醇な香りが楽しめる!」 パンはもちろん、スペアリブも焼きフルーツも合格点をもらい、今度はホームパーティーでみんなにふるまうことに決めた。baking bread

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