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焼酎よもやま話

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第八夜 南から北へ...日本全国に広がるご当地焼酎の魅力 其の二
本格焼酎といえば、麦や米、芋などが主な原料として知られていますが、材料にある程度のでんぷん質さえ含まれていれば、どんな素材からも焼酎を作ることができるのです。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国に点在する蔵元では、それぞれの土地の農産物や水を原料としたユニークなご当地焼酎が存在します。焼酎好きなら唸らずにはいられない、多種多様に広がる個性豊かなご当地焼酎の世界について、今夜はご紹介いたしましょう。
焼酎王国・宮崎県が生んだ人気のご当地焼酎「蕎麦焼酎」
麦・米・芋以外の材料を使った焼酎として、まず頭に浮かぶのが「蕎麦焼酎」ではないでしょうか。癖もなくあっさりとした飲み口、ほんのり香る甘い風味が特徴の蕎麦焼酎は、ご当地焼酎の中でも認知度・人気ともに高い一品といえます。蕎麦の産地として知れる北海道や長野でも作られる蕎麦焼酎発祥の地は、実は麦焼酎の産地としても知られる九州きっての焼酎王国である宮崎県。

1973年、蕎麦と麦麹、米を原材料とした蕎麦焼酎が生まれると同時に、瞬く間に全国に広がっていったのです。また、蕎麦は発酵力が低いため、米や麦など他の材料とあわせて仕込みます。ですので、各地方・各蔵元によって個性的な味わいの蕎麦焼酎ができるので、各地方によって味わいの違う蕎麦焼酎が造られることになります。
奄美諸島の歴史を刻んだ女性に人気の「黒糖焼酎」
江戸時代より黒糖の産地として知られる奄美諸島。その“黒糖”により造られる「黒糖焼酎」は、黒糖の持つ風味豊かな香りと甘みが若い女性を中心に人気を博している本格焼酎です。しかし、その歴史は以外と浅く、第二次大戦以降となります。奄美諸島に沖縄からさとうきび栽培の技術が伝わったのは、17世紀末のこと。当時黒糖は貴重な品で、薩摩藩の監視下にあった奄美諸島では、黒糖を作っている島民でさえ口にすることができませんでした。そのとき造られていた焼酎は、沖縄や鹿児島から運ばれた芋や米などから造られていたのです。

そんな奄美諸島で黒糖焼酎が作られるきっかけとなったのは、第二次世界大戦。激しい戦火の中、すっかり孤立してしまった奄美の人々が焼酎を造るために選んだのが、黒糖でした。こうして始まった奄美諸島の黒糖焼酎ですが、実は酒税法でみた場合、同じく黒糖から造られるラム酒と同じスピリット類に属し、酒税も高くかかるのです。がしかし、歴史的な配慮を考慮した上で、1953年、米麹使用することで焼酎として認められました。

焼酎好きなら是非試したいバラエティ豊かなご当地焼酎


このようにそれぞれの土地と深い関わりあいのあるご当地焼酎。北海道では、じゃがいもや長いもが、岡山にはきびを使った焼酎など、その種類は多岐にわたります。ここではそれぞれの材料と風味を簡単にご説明致します。

<とうもろこし>
自然な甘みとすっきりとした飲み口が特徴。主な産地は、熊本県など。

<しそ>
爽やかな香りと風味は、女性を中心に人気が高い。主な産地は北海道など。

<胡麻>
胡麻を炒ったような、香ばしい香りが食欲をそそる。主な産地は福岡県など。

<栗>
こってりとした味わいと、ふくよかな香りが特徴。お湯割にすれば、独自の香りがさらに際立つ。主な産地は、高知県など。

<その他の材料>
あしたば、アロエ、かぼちゃ、じゃがいも、牛乳、コーヒー、昆布、里芋、しいたけ、空豆、大根、玉ねぎ、トマト、にんじん、ピーナッツ、よもぎ、わかめ、緑茶など。

焼酎はもちろん、世界中の酒事情をみてみれば、ぶどうからワインが、麦やとうもろこしからウイスキーが造られるように、さまざまな原料からお酒は造られています。私たち日本人も「こんなものまで?」と、思わず驚いてしまうような原材料から焼酎を造っています。日本各地の特産物をお酒として堪能する、それは焼酎好きにだけ許された極上の楽しみのひとつ。焼酎の個性豊かな風味を味わいつつ、それぞれのバックグラウンドである土地や文化に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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