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ニッカウヰスキー創業80周年記念「ニッカ・パーフェクト・サーヴ2014」決勝レポート! NIKKA PERFECT SERVE 2014 @ La Réunion 2014年12月1日、今回で5回目となる「ニッカ・パーフェクト・サーヴ」が開催された。場所はインド洋に浮かぶフランス領レユニオン島。ニッカウヰスキー創業80周年を祝う今大会、12人のファイナリストたちの競演やいかに!?

ニッカのウイスキー

●ニッカ創業80周年のメモリアル大会。

2014年12月1日、「ニッカ・パーフェクト・サーヴ2014」のファイナルが開催された。同大会は欧州を舞台に繰り広げられるニッカウヰスキー主催のバーテンダーコンテスト。単なるカクテルコンペティションではなく、バーテンダーとしての総合力が試される“タフ”な大会としてヨーロッパのバーテンダーに浸透しつつある。

過去にはパリ、グラスゴー、ミュンヘンで開催されてきたが、今回の舞台はフランス領レユニオン島。インド洋のほぼ真ん中、マダガスカル島の東約800kmに浮かぶリゾートアイランドだ。2014年はニッカウヰスキー創業80周年のメモリアルイヤー。記念大会としてユニークな場所を、と検討した結果、ヨーロピアン憧れのレユニオン島が選ばれることとなった。

ファイナルに参戦するのは12名のトップバーテンダー。それぞれフランス、イギリス、ポーランド、ベルギー、イタリア、スペイン、チェコ、デンマーク、ロシア、ドイツ、ノルウェイ、そして地元レユニオン島の予選を勝ち抜いてきた。また今回のテーマは“One Guest, One Life. What's your Story ?”。例年以上に、一人ひとりのゲストと真摯に向き合うことが要求される。

ジャッジはデイヴ・ブルーム氏とチャールズ・シューマン氏、ニッカウヰスキー海外担当のアサヒグループホールディングス国際部門、楫恵美子の3名。ブルーム氏は世界的に著名なウイスキー評論家であり、ジャパニーズウイスキーに最も造詣が深いジャーナリストのひとり。シューマン氏はミュンヘンにある名店「シューマンズバー」のオーナーバーテンダーだ。「Tokyo International BarShow 2014」に海外ゲストとして招へいされたシューマン氏は、日本でもお馴染みの存在かもしれない。

ウイスキーサワー

●第1ラウンドの課題は「ウイスキーサワー」!

さて大会は「テクニカルテスト」と「Omakaseコンテスト」の2ラウンドから成り、それぞれ3人のジャッジによる採点方式で行われる。技術や味、創造性、コミュニケーション能力はもちろん、ニッカウヰスキーに対する知識など、審査項目は多岐に渡る。

会場となったのは、ホテル「ラックス・イル・ドゥ・ラ・レユニオン」のテラスバー。気温が30℃を超え、必ずしも理想的とはいえない環境のなか、まずは「テクニカルテスト」が行われた。

直前に発表された課題は「フロム・ザ・バレル」を使った「ウイスキーサワー」。2011年の「マンハッタン」、2012年の「オールド・ファッションド」同様、シンプルかつポピュラーなウイスキーカクテルが課題となった。「フロム・ザ・バレル」のスモーキーさと酸味・甘みのバランス、さらには卵白を加えてシェイクするためテクスチャーが勝負のカギとなる。

ファイナリストたちは、メイプルシロップやブランシュガーといったコクのある甘味料を使ってボディ豊かな「フロム・ザ・バレル」とのバランスを図ったり、サワーならではのさわやかさを表現するために地元レユニオン島産の酸味の強いライムを多めに使ったりと、さまざまな工夫を見せてくれた。やはり評価が高かったのは、酸味と甘みの好バランスの背景に、きちんと「フロム・ザ・バレル」のフレーバーを感じられるカクテルだ。

また、シェイクの技術の違いにより卵白の泡のきめ細かさや持続性にも差が見られた。豊かな泡にこだわるあまり、気温の高さを計算に入れずにシェイカーを振りすぎると、氷が溶けてせっかくの味がぼやけてしまうのだ。日頃のつくり方をなぞるのではなく、その場のコンディションに合わせて微調整できる技量も問われた。

次ページでは、大会後半の模様をお届けしよう。

デイヴ・ブルーム氏

デイヴ・ブルーム氏

チャールズ・シューマン氏

チャールズ・シューマン氏

ニッカウヰスキー 欧州アンバサダー スタニスラヴ・ヴァドルナ

ニッカウヰスキー 欧州アンバサダー
スタニスラヴ・ヴァドルナ

会場ホテル 「ラックス・イル・ドゥ・ラ・レユニオン」

会場ホテル
「ラックス・イル・ドゥ・ラ・レユニオン」

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