特集 MONTHLY SPECIAL ISSUE
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世界のバーへの招待 【ロサンゼルス編】 全米のテキーラブームを支える、LAの新進テキーラバーへ。

テキーラ消費大国であるアメリカでは、近年、さらに消費が伸びているらしい。 その中心となっているのは、メキシカンカルチャーが息づくロサンゼルス。 LAっ子に「テキーラのホーム」と呼ばれる人気店を訪れ、その実態を探ってみた。 Te’Kila in Los Angels

全米テキーラブームの最前線、ロサンゼルス。 そもそもブームのきっかけは何なのか? そしてLAで人気のテキーラバーの中身とは?

全米でブームのテキーラ

●全米は今、ちょっとしたテキーラブーム!

ことのはじまりは、2009年にテキーラのスペシャリストであるフィル・ワード(Phil Ward)氏が、NYでテキーラバー「Mayahuel」をオープンさせたことによる。このバーのヒットを皮切りに、ヒューストンやサンフランシスコなどにもテキーラブームが飛び火し、専門誌「BIG Liquor Handbook 2011」によれば、現在ではLAがテキーラ市場第1位に躍り出ている。2009年から2010年の全米テキーラ市場の売り上げが3.6%増であるのに対し、ロサンゼルスは7.4%増。この数字が物語るように、今、ロサンゼルスはテキーラの新しいメッカとして変貌をとげつつある。

「数年前までは相変わらずのウオッカブームが続いていましたが、急激にテキーラが伸びていますね。テキーラブランドの数自体も増え、現在では数千種類のラインアップがLAで流通しているほどです」

こう話すのは、ハリウッドにある人気テキーラバー、その名もTe’Kilaの共同経営者、クリス・ムラディアンさんだ。Te’Kilaは 2010年8月にオープンすると瞬く間に人気を集め、現在では“テキーラバーのホーム”とまで呼ばれている。同バーがあるのは、1902年に建設されたハリウッドで最も古い家屋のコートヤード(中庭)。インテリアは「メキシコ」をコンセプトに、メキシコ盗賊の絵画を装飾したり、メキシコ・サルティーヨ産のカスタムタイルを敷き詰めるなど、徹底的にメキシコっぽさにこだわっている。それでいて、フレンチドアや錬鉄のシャンデリアなど、LAっ子のハートをくすぐるハイエンドな要素も欠かさない。

客層はというと「1杯100ドルのテキーラを友人3人で10杯飲み、30分で1000ドル使う50代の富裕層から、マルガリータが5ドルで飲めるハッピーアワーを狙う20代の若者まで実にさまざま」とのこと。あらゆるタイプのテキーラ好きがこの店に足繁く通っている。その人気の理由は、ハリウッドでナンバー1のテキーラの品揃えを誇っているからに他ならない。

※商品のデザインは撮影当時のものです

MONTHLY SPECIAL ISSUE 1

ホセ・クエルボ・エスペシャルをベースに、パイナップル、レモンジュース、ココナッツ、アガヴェネクターを加えた「テキーラ・コラーダ」。

ホセ・クエルボ・エスペシャルをベースに、パイナップル、レモンジュース、ココナッツ、アガヴェネクターを加えた「テキーラ・コラーダ」。

クリス・ムラディアン氏

クリス・ムラディアン氏

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