特集 MONTHLY SPECIAL ISSUE
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ロンドンの次世代を担うのはジャパニーズ・ウイスキー!? FROM THE BARREL @ PURL in LONDON

なぜロンドンで、日本のウイスキーがウケているのだろうか? そして、どんな風にカクテルへと変貌を遂げているのだろうか? 「パール」のマネージャー、アンドレアスさんに話を聞いた。

日本のウイスキーがどんな風にカクテルへと変貌を遂げているのか?
MONTHLY SPECIAL ISSUE 2

●次世代を担う、日本のウイスキー。

そんなアンドレアスさんが現在注目しているのが、日本のウイスキーだという。

「日本のウイスキーは静謐で繊細で、ロンドンのバーシーンでも非常に高い評価を得ています。ここ数年のトレンドであった日本酒や焼酎を使ったカクテルづくりは、いまや定番化しつつあり、次世代のカクテル素材として、日本のウイスキーが注目を集めているんです。ゲストからのリクエストも多く、私自身も本格的に日本のウイスキーを研究しはじめました」

この日アンドレアスさんがつくってくれたカクテル「Claret Scarlet」は、フロム・ザ・バレルにチェリーのデザートワインとチェリーブランデーをブレンドし、ココナッツフレーバーのアラックを数滴垂らしたもの。

フロム・ザ・バレルのスモーキーな味わいに、2種類のチェリーの甘いフレーバーが溶け合い、ココナッツの風味が心地よいアクセントを添えている。さらにガーニッシュのレモンピールとキュウリの香りが爽やかさをプラスし、ウイスキーの新しい可能性を感じさせてくれる一杯だ。

現在ロンドンでは、「失われたクラシックカクテルの再発見」が密かなブーム。100年以上前のレシピにモダンな要素を加え、新しいバージョンを生み出す試みがなされている。

そうした試行錯誤のなかで「今後、日本のウイスキーやスピリッツが現代的な息吹を吹き込む重要な役割を担っていく」と予想するアンドレアスさん。日本のウイスキーを使った21世紀カクテルが、ロンドンで定番となる日も近い。

Purl

■お店情報  Purl

50 / 54 Blandford Street, London. W1U 7HX
+44 (0)20 7935 0835
www.purl-london.com

フロム・ザ・バレルを使ったカクテル「Claret Scarlet」

フロム・ザ・バレルを使ったカクテル
「Claret Scarlet」。 オールドスタイルのミキシングテクニックを駆使している。
レシピの詳細は本文参照。

クエルボ・トラディショナルをベースにしたカクテル「Century Blazer」

ジェリー・トーマス作の
「Blue Blazer」を進化させた、
クエルボ・トラディショナルをベースにしたカクテル
「Century Blazer」。
classic×modern twistを体現した
21世紀カクテルの好例といえる。

「Blue Blazer」

金属製マグにいれた熱湯/適量に砂糖/1tspをいれる。
スコッチウイスキー/適量を@のマグに注ぐ。
②に火をつけ、金属製マグ2個を使い交互にポワリングする要領で混ぜ合わせる。
グラスに注ぎ、最後にレモンピールを添える。
火の取扱いには十分お気をつけください

「Century Blazer」

上記の「Blue Blazer」をクエルボ・トラディショナル(日本未発売)でアレンジ。ボルス・ラズベリーと薬草系リキュールでアクセントを効かせている。
NIKKA WHISKY  「ニッカウイスキー」について詳しくはこちら
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