特集 MONTHLY SPECIAL ISSUE
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Hot Cocktails Again! 冬、ホットカクテルの現在を探る。 「冬=ホットカクテル」といいたいところだが、最近では忘れられた存在になりつつあるホットカクテル。 しかし今、クラシックカクテルの流行により、再びホットカクテルにも注目が集まっているという。 「SERENDIPITY BAR」の吉田敬之氏とともに、ホットカクテルの現在を追った。

なぜホットカクテルは忘れられた存在になったのか? そして今、注目を集める理由とは? 東京・六本木「SERENDIPITY BAR」の吉田敬之氏に話をうかがった。
今、注目のホットカクテル

現行のカクテルブックにも、クラシックカクテルブックにも、ホットカクテルのページはかなり割かれている。しかし、実際にはホットカクテルはそれほど飲まれていないというのが現状らしい。一体なぜだろうか?

「おいしいのはもちろんですが、そもそものホットカクテルの目的は、身体を温めることでした。暖房が今ほど発達していなかった時代、ホットカクテルはまさに冬に欠かせないドリンクでした。ところが現在では、冬でも室内が暖かく保たれるようになったので、ホットドリンクの必要性が薄まってきてしまいました」

「また、これはつくる側の問題なのですが、ホットカクテルはオペレーションに手間がかかるという点が挙げられます。それから、温めることで素材の味が出過ぎてしまい、味のバランスをとるのが難しいということが挙げられます。そういうこともあって、時代を経るに従い、徐々に存在が薄くなってきてしまったのではないのでしょうか」

だからこそ、ホットカクテルには可能性がある、と吉田さんは語る。

「現在、全米ではクラシックカクテルがブームです。どのバーテンダーもクラシックカクテルを勉強し直しています。クラシックカクテルのなかにはホットカクテルが多く含まれますので、改めてホットカクテルも見直されつつあります」

「それからホットカクテルは、最近のハイボール同様、飲み慣れたオールドファンには懐かしく、若い世代には新鮮に感じられるドリンクです。ここでは、現代性をプラスしながら、あるいはクラシックに回帰しながら、ホットカクテルの可能性をご紹介していきたいと思います」

MONTHLY SPECIAL ISSUE 1
東京・六本木「SERENDIPITY BAR」のオーナーバーテンダー 吉田敬之氏
吉田敬之

東京・六本木「SERENDIPITY BAR」のオーナーバーテンダー。ヒルトン大阪の料飲部にてバー業務に従事。その後、トランジットジェネラルオフィスにて、「北青山サロン」のチーフバーテンダーを経て、飲食事業部全般を統轄。その一環として、NY「東京バー」のマネジメントスタッフとしてNYへ。帰国後、2010年3月に「SERENDIPITY BAR」をオープン、現在に至る。

SERENDIPITY BAR
SERENDIPITY BAR

東京都港区六本木4-1-12 六本木ディオーネビル B1F
03-6277-7151
7pm - 2am (L.O 1:30am)
Sun & Holiday Close

http://www.serendipity-bar.com

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