環境意識を育む活動:環境文化講座 豊かな自然や文化を未来に引き継ぐために

第2回「生命と水の時代のはじまり」

講師 中村佳子(生命研究者、JT生命誌研究館館長)

生きものにとって水は大事だと言われますが、むしろ水があったからこそ生きものが生まれたのです。水あっての生きもの。もちろん人間も生きものです。20世紀の科学技術文明は「機械と火」の時代であり、一見、快適さ、便利さを手にしたかのように見えました。ところが、その結果、「生命と水」が危機に瀕しています。「生命と水」を生かした真の意味での快い暮らしを取り戻すにはどうすればよいか?最近の研究で明らかになった生きものの性質を理解したうえで、生きものである私たち自身が持つ「生き物としての感覚」を使い総合的な知をつくりあげることが大切です。そのために中村さんは「生命誌」を始めました。「生命誌」は生きものと機械は異なり歴史的な存在だということを基本に生きものの多様性を大事にする「生きもの理解」です。生命誌とそこから分かってきたことを基礎に社会づくりをすることについて伺います。

中村 桂子

1936年東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。理学博士。国立予防衛生研究所、三菱化成生命科学研究所、早稲田大学人間科学部教授などを経て、自ら提唱する「生命誌」の理念を実現する「JT生命誌研究館」を設立し副館長となる。現在、同館館長。

ご来場者の声

  • 水のたいせつさ。ウンウンとうなづける内容でした。お話のひとつひとつが心にしみました。あとは私たち個人個人がいかに生活に根付いた行動をするかにかかっているでしょう。
  • すてきなお話ばかりで時間を忘れてしまいました。ありがとうございました。はじめ、専門的なお話でわかるかな?と不安でしたが、とてもわかりやすく、生物学からみた自然というもののすばらしさ、魅力、不思議さが伝わってきました。改めて自然のおもしろさを感じました。なかなか生物学という学問的なお話をきく機会もないのでとても新鮮でした。

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