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環境に配慮した輸送
アサヒビールは、省エネルギー法 ※1 の定める特定荷主として、全アルコール飲料の物流工程における総輸送距離の短縮をめざし、拠点間の転送比率の低減や物流拠点の集約による直送比率の向上などを推進し、CO2排出量削減をめざしています。
- ※1 省エネルギー法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)
地球温暖化防止に関する京都議定書の発効を踏まえ、エネルギー使用の合理化を一層進めるため、エネルギー消費量の伸びの著しい運輸分野における措置などを内容とする。2005年8月公布、2006年4月施行。 - ※2 輸送量×輸送距離
対象範囲は、ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、低アルコール飲料他)
輸送量・輸送距離の推移
(対象:ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、低アルコール飲料他))
輸送にともなうCO2排出量の推移
(対象:ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、低アルコール飲料他))
・業界他社との共同配送
2017年1月より物流の環境負荷の低減やトラックドライバーの不足など社会的課題の解決を目的に、キリンビールと石川県金沢市に共同配送センターを開設、関西エリアの工場からの鉄道コンテナによる共同輸送を開始しました。
これまでアサヒビールが愛知県、キリンビールが滋賀県にある工場から石川県へトラックによる長距離輸送を行ってきましたが、アサヒビール吹田工場(大阪府)及びキリンビール神戸工場(兵庫県)で製造した商品を鉄道コンテナで混載輸送し、石川県に新設した共同配送センターから届け先までトラックで短距離輸送するようにしました。
2017年秋には富山県までエリアを拡大し、年間のCO2排出量を従来比で56%(2,700t)削減する見込みです。
本取り組みが評価され2017年6月「第18回物流環境大賞」を受賞しました。 ※授賞式の模様
(一般社団法人日本物流団体連合会より)
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