• はい
  • いいえ

 

四国

地域・お店・工場見学トップへ

  • 四国
TOP鍋焼きラーメンの魅力食べ巡り&観光巡りMap高知県須崎市観光各店一覧

知りたいがちや! 日本一アツイ鍋焼きラーメンの魅力

知りたいがちや! 1 鍋焼きラーメンの特長

7つのポイント Seven points
須崎市民に昔から親しまれてきた「鍋焼きラーメン」で地域おこしを目指すグループ須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトX。この独特の食文化を後世に伝えていくために、7つの定義を設けています。

-

1. スープは親鳥の鶏がらの醤油ベースであること。

鍋焼きラーメンのスープは、鶏がらと野菜を煮込んで作るのが基本。後を引くコクがやみつきになる味わいです。醤油は地元のマルキョー醤油を使用するお店も多いです。またお店によって油分や野菜の配合を変え、あっさりからこってりまで独自の味を追求しています。かつて須崎市にあった鶏肉店「かし○(かしわ)の吉村」の鶏がらや親鳥を使ったスープが原点とされています。

鍋焼きラーメン画像1

-

2. 麺は、細麺ストレートで少し硬めに提供されること。

煮立った状態で提供される鍋焼きラーメンでは、麺は硬めに茹でた状態で提供され、食べ進むうちにちょうど良い硬さになるようになっています。また細麺にすることで、茹で時間が短くなり、早くお客さんへ提供できるメリットがあります。歯ごたえとのど越しの良いストレート麺が、鍋焼きラーメンには相性がいいようです。大盛り以上の「特盛(特大)」を提供する店も少なくありません。

鍋焼きラーメン画像2

-

3. 具は、親鳥の肉、ねぎ、生卵、ちくわ(すまき)などであること。

鍋焼きラーメンにトッピングされる具の最大の特徴は、親鳥の肉。これはスープが鶏がらであることが影響したようです。チャーシューよりも歯ごたえがあり、この肉からもスープへと旨みが溶け出しています。鍋焼きラーメンが生まれた戦後間もない頃は、食糧難の時代であり、比較的庶民でも手に入りやすい食材が具として利用されました。

鍋焼きラーメン画像3

-

4. 器は、土鍋(ホーロー、鉄鍋)であること。

その名が表す通り鍋焼きラーメンは「鍋」に入って提供されます。鍋焼きラーメン誕生期には、ホーロー製の鍋で提供されていました。これはラーメンが冷めないようにという店主の心遣いからでした。現在では多くの店が土鍋を使用しています。今となってはホーロー製の適度な大きさの鍋自体が製造されていないだけに、ホーロー製の鍋で提供しているお店は限られています。

鍋焼きラーメン画像4

-

5. スープが沸騰した状態で提供されること。

夏でもグツグツ煮えたぎるスープの鍋焼きラーメンを、クーラーの効いた店内で汗を流しながら食べるのが須崎っ子のスタイル。沸騰していることで、最後まで温かい状態で楽しめて、さらに硬めの麺がちょうどいい歯ごたえへと変化するのです。蓋が熱くなっている場合もあるので、火傷には十分注意しましょう。麺を食べ終わった後にご飯を入れて雑炊を楽しめるお店もあります。

鍋焼きラーメン画像5

-

6. たくあん(古漬けで酸味のあるのがベスト)が提供されること。

鍋焼きラーメンにはなぜか一緒にたくあんも提供されます。たくあんの酸味で口の中をさっぱりさせるお口直しの要素が強いようです。酸味の強い古漬けを提供するのが主流のようです。

鍋焼きラーメン画像6

7. 全てに「おもてなしの心」をこめること。

店主の「温かいままで食べて欲しい」というお客への心遣いから生まれた鍋焼きラーメン。その基本精神を現代に継承して、どのお店もおもてなしの心でお客を迎え入れてくれます。須崎の鍋焼きラーメンのお店の大半は、地元のお母さんが切り盛りしている場合が多いです。店内に一歩入ると家に帰ってきたような温かい雰囲気に包まれているのは、そんなお母さん達の存在が大きいようです。

おもてなしの心
その歴史 History
今やその味を求めて県内外から観光客が足を運ぶ鍋焼きラーメン。その誕生は終戦後間もない食糧難の時代でした。その頃、体を芯から温めてくれた鍋焼きラーメンは、須崎市民にとってささやかなごちそうでした。

現代の名店も原点は全て「谷口食堂」。

 鍋焼きラーメンの発祥の店は、戦後まもなくして開店した「谷口食堂」と呼ばれる路地裏の店でした。ここの店主・谷口兵馬(たにぐちひょうま)さんは、頑固で寡黙な人として知られていましたが、多くの人に慕われ、その店は食べ盛りの学生から家族連れで賑わっていました。鍋焼きラーメンは、谷口さんが出前を始めるのを機に「ラーメンが冷めないように」とホーロー鍋でラーメンを出すようになったのが始まりといわれています。

 鍋焼きラーメンが徐々に評判になるにつれ、谷口食堂の2、3軒隣にあった「みつだ食堂」でも鍋焼きラーメンがメニューに加えられました。こちらは谷口食堂のホーロー鍋に対して土鍋を使用しました。さらに数年後「水野食堂」でも提供を始め、この3軒が「須崎鍋焼きラーメンの老舗御三家」と呼ばれるようになりました。しかし残念ながらいずれのお店も現在は閉店してしまいました。

 当時の鍋焼きラーメン一杯の値段はおよそ60円。当時は家庭用のお風呂も普及していなかったため、銭湯帰りに鍋焼きラーメンを食べることが流行しました。また、現在のように深夜営業のお店もなかったので、比較的夜遅くまで営業している鍋焼きラーメン店は、若者達の格好のたまり場となりました。

 昭和55年、惜しまれつつも谷口食堂は閉店しました。時は流れ「あの味が忘れられない」という、当時の谷口食堂に通っていた若者が大人になり、あの味を復活させようと立ち上がり始めました。

須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクト発足。

 現在須崎市内で鍋焼きラーメンを提供する約40店舗のうち、多くの店主は、谷口食堂の味で育った当時の若者達です。時代は平成となり、彼らが提供する鍋焼きラーメンが徐々に話題となりはじめました。さらに鍋焼きラーメンを提供するお店が増えていくことになりました。

 そしてご当地グルメブームの到来を向かえます。須崎市民だけの味だった鍋焼きラーメンも、ついに「ご当地ラーメン」として注目をされるようになりはじめました。それをうけ平成14年、鍋焼きラーメンを町の活性化の起爆剤にしようと、須崎商工会議所を中心に約20人の有志によって須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトXが発足されました。現在でも鍋焼きラーメンをPRするため、イベント出店の要請があった場合、全て断らずに出店するなど、積極的な活動を行っています。もちろんイベントであってもお客さんには熱々の土鍋で提供しています。しかもスープも6時間かけてしっかり仕込むこだわりで、各地のイベントで大好評を博しています。

進化していく鍋焼きラーメン。

 プロジェクトXが示した「七つの定義」は、鍋焼きラーメンの元祖・谷口食堂のレシピを基本にして設定されました。各店舗はこの定義に基づいたメニューのほかにも、独自の鍋焼きラーメンを提案しています。多くの場合がお客さんからのリクエストに応じた結果生まれた新メニューで、今では醤油味以外のスープでキムチ、塩、味噌などが味わえるお店もあります。トッピングもツミレやチャーシューなど種類も徐々に広がりが見えます。

 そして家庭でも鍋焼きラーメンが楽しめるお土産用セットを販売しているお店もありますので、一度試してみてはいかがでしょうか? 基本のスタイルがシンプルな鍋焼きラーメンだけに、今後の進化は無限の可能性を秘めているようです。

食べるほどに汗が噴き出るキムチ味(まゆみの店)あっさりした味わいで人気の塩味(まゆみの店)

予約すれば10人前を大鍋で提供する店も(ファミリーレストランとさ乃國)

オリジナルキャラクターも誕生!

オリジナルキャラクター 「なべラーマン」「カウちゃん」平成14年、須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトXは関係者を通じて、アンパンマンで知られる高知ゆかりの漫画家・やなせたかし氏と接触することに成功しました。その時、同プロジェクトはやなせ氏に鍋焼きラーメンを振る舞います。初めて食べたその味に感心したやなせ氏は、プロジェクトの趣旨にも賛同して、オリジナルキャラクター「なべラーマン」を誕生させました。また、なべラーマンの友達という設定で、須崎市の新荘川で国内最後に確認されたニホンカワウソも「カウちゃん」として同時に誕生しました。

鍋焼きプリンとは!?

元祖鍋焼きプリン 一個 須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトXの発足とほぼ同時に開発された鍋焼きラーメンを模したスイーツ。まさに鍋焼きラーメンそのものに見えるほど細かいところまでこだわった一品です。容器の中はプリンで満たされ、その上に麺のモンブラン、スープのカラメルゼリー、卵の生クリームと黄桃、チクワのシュークリームの皮、ネギのハーブが添えられています。ひとつひとつ手作りのため、本物の鍋焼きラーメンのスープを作るのと同じように、約8時間程度の時間がかかるそうです。通常の鍋焼きプリン以外にもチョコ味や土佐ジローの卵を使ったものなどもあり人気を博しています。店舗データ Pattiserie ICHIMONJI 高知県須崎市原町1-9-3 TEL 0889-42-1066 営/9:00〜19:30 休/第1・3日曜 P/なし URL/http://www.ichimonji-web.com

ページトップ

知りたいがちや!2 その食べ方、「オレ流」【 須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトXメンバーの場合 】

鍋焼きラーメンの味わい方にルールはありません。鍋焼きラーメンはシンプルな具材で構成されていながら、その味わい方バリエーションに富んでいます。それぞれ試してみて、好みの方法を見つけてください。

プロジェクトXProfile 須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトXは、鍋焼きラーメンを大々的にPRして、地域活性化の起爆剤にすることを目的に平成14年1月に結成されました。現在は約10名のメンバーで構成され、須崎市内で独自に開くイベントに加え、各地のイベントへ出店して鍋焼きラーメンの普及に貢献しています。今回登場いただいたのはその主力メンバーの4人。右から山下剛史さん、斧山浩士さん、山中貴志史さん、宮本哲志さん。

プロジェクトXのイベント時の風景

基本的に自由に食べてください。ぼくたちの食べ方はこんな感じです。

ほかのもあるよ。 プロジェクトXメンバーが伝授

オレ流食べ方「卵崩し派」

自宅が橋本食堂の近所ということで、毎週土曜日には必ず鍋焼きラーメンを食べていたという宮本哲志さん。そんな宮本さんおすすめの食べ方は、最も基本的な「卵をお箸で崩してから食べる派」。卵をスープに溶かすことで、スープの味がより濃厚になるそうです。また麺と半熟の卵が絡み合うことで、複雑な食感と味わいを生み出します。

中央に浮かぶ卵を箸で崩しスープや麺に絡めますスープに黄身が溶け出し、濃厚なスープだけを味わいます麺に半熟の卵をからめてレンゲですくいとりながら味わいます

ほかにもあるオレ流食べ方「すき焼き風派」

「谷口食堂があった頃はまだ幼かったので敷居が高かった」という斧山浩士さんは、卵の黄身を土鍋の蓋で溶いて、麺をそれにつけて食べる「すき焼き風派」。熱いのが苦手な人や、濃い味のスープの場合におすすめの食べ方です。蓋ではなく、取り皿を利用する場合もあります。黄身を再び鍋に戻すことで、味の変化も楽しめます。
卵が固まりきらないうちに素早く鍋から取り出して溶きます麺を卵にからめて味わいます。蓋の吹き出し口から卵をこぼさないように

まだあるオレ流食べ方「卵最後派」

山下剛史さんは毎日鍋焼きラーメンを食べ過ぎて、検診でドクターストップがかかったほどの鍋焼きラーメン好き。そんな山下さんは、卵を最後に食べる「卵最後派」。卵を割らないように慎重に麺だけを味わうには、集中力と経験がものを言います。そうすることでスープ本来の味が最後まで楽しめるそうです。麺を食べ終える頃には卵がほどよく固まった状態になります。
卵を割らないように麺だけを取って、蓋を受け皿にして冷ましますほどよく固まった卵の黄身。スープも透き通ったままの状態で味わえます

もうひとつのオレ流食べ方「ご飯と一緒派」

「飲んだ次の日には必ず鍋焼きラーメンを食べます」と言う山中貴志史さんは、ご飯の上に麺を置いて食べる「ご飯と一緒派」。スープが絡んだ麺をご飯の上に置くことで、ご飯にもスープの旨みがしみていきます。ご飯がさらにすすむ食べ方です。ちなみにご飯をスープに入れていただく「雑炊派」も人気があります。
ご飯を受け皿がわりにすると、ご飯にもスープが絡みます
ページトップ

すべては、お客様の「うまい」のために

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
ほどよく、楽しく、いいお酒。のんだあとはリサイクル。