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「金太郎プロジェクト推進委員会」理事長・佐藤修一さんに聞く「足柄まさカリー」誕生秘話

おいしく本格的な味わいの地域グルメとして、人気を博する「足柄まさカリー」。その誕生にはどのようなきっかけがあったのでしょうか。「足柄まさカリー」を生み出した「金太郎プロジェクト推進委員会」理事長・佐藤修一さんにお話を伺いました。

NPO法人「金太郎プロジェクト推進
委員会」理事長・佐藤修一さん

まずは、「足柄まさカリー」が誕生したきっかけを教えていただけますでしょうか

佐藤さん :
そもそもは、地元・大雄山駅前の活性化の計画を一緒に考えてくれないか、と行政
から打診されたのがきっかけです。伊豆箱根鉄道大雄山駅は、大雄山・最乗寺と
いうお寺への最寄り駅で、地元の人のみならず、観光客の方が多く訪れる場所。
ただ、「大雄山駅前だけを活性化する」という考え方には少し疑問がありました。
プロジェクトとして推進していくならば、もっと大きくとらえ、駅前だけでなく足柄地域
全体を活性化し、より多くの方にこの地を訪れてもらう事が大切です。
それが、最終的には駅前の活性化にもつながりますしね。その考え方に行政も
賛同してくれて、地元の商店主や専門家などを交えてプランが練られました。

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「足柄地域には本当にいい場所がたくさんあるんで
す」と、熱く話してくださった佐藤さん

しかし、計画だけがあっても実行には時間がかかります。そこで、我々民間だけで始められることはないか、と考えて立ち上げられ
たのが「金太郎プロジェクト」です。今では、南足柄市だけでなく、中井町・大井町・松田町・山北町・開成町の周辺地域1市5町から
メンバーが参加し、足柄地域全体を盛り上げようと活動しています。その活動の中で生まれたのが「足柄まさカリー」でした。

「足柄地域を活性化する」という視点から、生まれたグルメだったのですね。

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(写真左)町のあちこちには、金太郎のモチーフが。
(写真右)アサヒビール神奈川工場も、自然いっぱいの足
柄地域にある

佐藤さん :
外の地域の方に、足柄地域を注目してもらうには、どうしたらいいかを考えま
した。足柄地域は、都心から1時間ほどの近さでありながら、豊かな自然と
素晴らしい場所がたくさんあるんです。名水百選に選ばれた、清らかな丹沢
水系の水も流れています。でも、それだけではなかなか注目してもらえない。
まずは、この地域一番の知名度がある「金太郎」の話をふまえて、注目して
もらえる仕掛けを作ろうと考えました。

「足柄まさカリー」というネーミングは、面白いですね。

佐藤さん :
「金太郎」というキーワードが出ていながら、じゃあ、何を打ち出していけばいいのか、
という点はとても悩みました。誰でも好きになってもらえて、手ごろな価格で展開
するのであれば、「食」のジャンルが一番早い。「金太郎」「食」という2つの点で
話し合いを進めていた時に、プロジェクトメンバーの一人がぼそっと「金太郎って
まさかり担いでいるよね。」と呟いたんです。「まさかり」⇒「カリー」⇒「カレー」という
連想で、まずは名前からのスタートでした。

味に深みのある、とてもおいしいカレーに仕上がっていますね。ゴボウの食感もクセになります。

佐藤さん :
「食」をテーマにするなら、「絶対においしくないといけない」と考えました。味のおい
しさと、地元の特色をどう活かすかが次の課題だったんです。そんな中、古い文献
を調べていたところ、「金平ゴボウ」の「金平」が、金太郎の息子の「坂田金平」に由
来するという事を知りました。ゴボウを入れたカレーは珍しいかもしれないと思い、
ゴボウと地元産の「足柄牛」を使ったカレーにしようと考えたのです。
さらに、一番大事な味付けをどうしようかと考えた時に、同じ足柄地域である、箱根
町・宮の下の「富士屋ホテル」さんが頭に浮かびました。こちらのカレーはとても有
名で、皇室の方もお代わりをしたと言われるほど。そこで、ご相談に伺ったところ、
地元のためだからと、レシピ作りを快く引き受けてもらうことができました。

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大雄山駅前には、「足柄まさカリー」ののぼり旗
が、元気な金太郎が目印。

「足柄まさカリー」「足柄まさカリー黄金(きん)のPOT」など、メニューが豊富なのも魅力のひとつですね。

佐藤さん :
カレールーや、カレーパンの中身であるフィリングについては、共通のものを使って
もらいますが、その後のアレンジは、提供するお店にお任せしています。例えば、
「足柄まさカリーパン」なら、“揚げカレーパン”や“焼きカレーパン”などのバリエーシ
ョンがありますし、「足柄まさカリーライス」でも、サフランライスにしたり、少しガーリ
ックを効かせたりするなど、お店によって様々な変化を楽しめます。

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様々なメニューで楽しめる「足柄まさカリー」

反響はいかがですか?

佐藤さん :
おかげさまでとても好評です。特に2010年の「B-1グランプリ in ATSUGI」では、入賞こそ逃したものの、用意した10,000食を全て
完売し、お客さんの支持を感じました。また、「足柄まさカリー」を食べるために、足柄地域を訪れてくださる方もいらっしゃいます。
取り扱い店舗も増えており、全体で広がりを見せてきていますね。まだ始めて3年弱のグルメですが、成果が見え始めているので、
これからもっと成長して欲しいと思っています。

これからの目標などはありますか?

佐藤さん :
私たちのプロジェクトは「足柄まさカリー」を売るのが目的ではないんです。地域内外の方に足柄地域の良さを知っていただく手段として、
地元を盛り上げるために展開していきたいですね。予算など無く、地域のいろいろな方の協力をもらいながら、想いだけで0からスター
トしたプロジェクトですから、行政などの形にとらわれず、この足柄地域全体を視野に入れた活動をしていきたいと思っています。
ただ、欲を言えば、もっと地域に根差したグルメになってもらえれば嬉しいですね。例えば、家庭でできる「足柄まさカリー」の料理教室を
開いたり、可能であれば学校給食に取り入れてもらうなど、より地元の方に親しんでもらう機会を取り入れていきたいと考えています。

ありがとうございました。

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