• はい
  • いいえ

アサヒビール トップ > ファン!アサヒ 
  • はい
  • いいえ

[カンパネラ]ビジネスパーソンにひらめきの鐘を

カンパネラとは

オジサンだけが知らない?主婦のブーム

しまむらとハリスツイードのコラボが熱い! 知ってます? リーズナブルなハリスツイード製品が大人気!

文:小林 孝延

12.18.2014

激安衣料品チェーンしまむらと、大ブームの英国名産生地『ハリスツイード』のコラボ商品が大人気。ファッションに敏感な女性たちに話題のコラボ商品のトレンドに迫ります。

激安衣料品チェーンストアのしまむらと、あの英国名産生地『ハリスツイード』のコラボ商品がこの秋に発売されました。想像を超える人気で完売店が続出中。ファッションに敏感な主婦を中心に、大きな話題となっています。

「えっ? しまむらっておしゃれな人が行くお店なの?」なんてことを今さら言っているのは、きっと何も知らないオジサンばかりです……。

ここ数年、主婦はもちろん若年層にもファンを広げているしまむらは、ユニクロはもとより、海外ファストファッションの雄であるH&MやFOREVER21にも負けないくらいおしゃれなアイテムがそろっているのです。今回はそんなしまむらが仕掛けたハリスツイードとのコラボ商品をご紹介します。

しまむらとハリスツイード、まさに対極の組み合わせ!

しまむらは北海道から沖縄まで全国に約1300店舗を展開しているアパレルチェーンです。ご存じの方も多いと思いますが、比較的郊外に立地する店舗が多く、以前はどちらかといえば、田舎の洋服チェーンというイメージだったように思います。

しかし、2009年頃からは「しまラー」なる言葉も登場して状況が一変。女性ファッション誌でも人気ブランドと肩を並べるように特集が組まれたこともあり、芸能人や影響力のあるモデルたちが「実はこれしまむらなの」といった具合に、しまむらアイテムをワードローブに取り込んでいることをブログやテレビなどで明かすようになりました。

最近では「東京ガールズコレクション」にも参加。日本と台湾、上海だけの展開にかかわらず、その売り上げ規模は世界のアパレルチェーンランキングで、ユニクロ、H&M、Gapなどと並んで7位に入るほどなのです。

一方のハリスツイードは18世紀頃、スコットランド北西部のハリス島(ルイス島南部)で生まれたウール生地。1mあたりで400g以上もある分厚い生地は、元々は厳しい寒さと吹きすさぶ風雨から身を守るために家庭ごとに手織りされた、いわゆるホームスパンというものです。

英国王室の使用を許可された英国ハリスツイード協会のタグ。写真は筆者購入アイテムのもの

1909年にハリスツイード協会が誕生し、その製法やクオリティを厳しく管理して現在に至ります。同じくスコットランドのフィッシャーマンセーターと同じように、漁に出る男たちのために妻たちが手織りした生地は防寒性が高く、しかも油気を多く含んだウールは雨にも強い。化学繊維が台頭してくる前は、イギリスの貴族たちがフライフィッシングやハンティングのときにも着用していたほど。

NHKの連続ドラマ「マッサン」でスコットランドが注目されるこのタイミングに、ウイスキーと並んでハリスツイードが主婦たちの熱視線を集めているというのも、何だか偶然にしては出来すぎのような気もしますね。

ツイード生地を手織りしている写真(グーグルから引用。再利用が許可されているものです)

そんなハリスツイードが再び注目を集めたのは、ちょうど今から5年ほど前、ハリスツイードが100周年を迎えた頃です。「ビームス」や「ユナイテッドアローズ」といったセレクトショップを中心に、秋冬物にハリスツイードアイテムが大量に登場しました。おそらく、かなり大量の生地が出荷されたのではないでしょうか。こうしてハリスツイードはブランド化していったわけです。

スコットランドの生地屋。生地には製造年が書かれており、まるでウイスキーのように熟成されたハリスツイードたちが並んでいる(グーグルから引用。再利用が許可されているものです)

以降、同アイテムは秋冬になると定番化しているわけですが、それはいわゆるセレクトショップレベルのお話。だれが見ても、しまむらとの接点はなさそうに思えたのでした。

なので、重厚でおしゃれにうるさいダンディーオヤジが薀蓄(うんちく)を語りたくなるハリスツイードと、ファストファッションの象徴ともいえるしまむらのコラボは、まさに対極の組み合わせ。この衝撃は想像以上に大きかったようです。

何よりも安い!

今シーズンのコラボアイテムはブーツ、手袋、チュニック、ネルシャツ、トートバッグ、リュック、財布、パスケース、イヤーマフなど多岐にわたっています。価格は980円から高くてもブーツやリュックの2980円。確かに安い!!!

今回、この記事を書くにあたりしまむらの担当者に取材を申し込んだのですが、

売り切れ店続出……

「あまりの反応に商品もなく、お客様対応もきちんとできない状況ですので申し訳ありませんが取材はご遠慮します」

という回答。何とそこまでとは……。

不肖こばへんもこの何週間か可能な限り、あちこちのしまむらに足を運んでみましたが、全く商品が見当たりません。店頭で客注しようにも対応できないとのお返事。これは本当にすごいことになっています。

それでも何とかあれこれ手を尽くして手袋をひとつ確保!!!! ここまで苦労すると、しまむらがラグジュアリートップブランドくらいの価値に感じてくるから、不思議なものです。ちゃんと協会のタグもついていて、品質は折り紙つき。

ついに手に入れたしまむらハリスツイード手袋!!!

これで売価1480円。生地の使用量にもよるので一概に比べることはできませんが、同様のハリスツイード生地の手袋を買うとなれば、1万円前後は覚悟しないといけません。これはもう衝撃の安さと言えるでしょう。

このしまむらコラボのツイードも、経年変化とともにぐっと手になじんでくるのでしょうか。今から楽しみであります。

しかし、ここまでくると、もう、なんとしてでもほかのアイテムもほしくなるのが人情。そこでネットのしまラーたちのつぶやきを捜索してみると、都会ではまったく買えないアイテムも地方ならまだまだ掘り出し物に出合える可能性がある模様。

北陸地方の郡部に立地するしまむらはかなり可能性高そう!と、あたりをつけて、なんと出張ついでに、はるばる福井県と石川県のしまむらをエグってきました!!

出張先の北陸地方でしまむらを数店舗はしご……そして……
しまむらハリスツイード製品をゲット!!!

そしてついに!!!ポーチ、パスケース、マルチケースをゲット!!!見つけたときはもうほかのお客さんを押しのけて棚ごと確保!の勢い。とはいっても、それぞれ残り1個、あるいは2個という状況でした。もう、うれしさ爆発の大人買い。なんでしょう、この満足感……主婦たちの熱狂がちょっとわかった気がしました。

こちらのコンテンツは日経BP社とアサヒビールの共同運営メディア「カンパネラ」より転載しております。

転載元URL:http://business.nikkeibp.co.jp/article/campanella/20141210/274997/

すべては、お客様の「うまい」のために

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
ほどよく、楽しく、いいお酒。のんだあとはリサイクル。