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[カンパネラ]ビジネスパーソンにひらめきの鐘を

カンパネラとは

オジサンだけが知らない?主婦のブーム

「えっ!?サラダを『つくりおき』するんですか?」 主婦や忙しいOLの間で大人気の「つくりおきサラダ」

文:小林 孝延

10.02.2014

主婦や忙しいOLを中心にブームになっているのが、今回紹介する「つくりおきサラダ」。フレッシュサラダとはひと味違うおいしさが魅力です。ブームの理由を探っていきましょう。

「え?サラダをつくりおきするんですか?」

以前、テレビの情報番組の企画会議に出席した時、にわかにブームになってきた「つくりおきサラダ」を番組で取り上げることを提案しました。すると、スタッフから驚きの声が上がりました。

確かに、「つくりおき」と「サラダ」は相反するイメージです。新鮮な野菜で楽しむサラダをつくりおきするなんて、普通に考えたらあり得ませんよね。しかし、このつくりおきサラダが、主婦や忙しいOLを中心に大変なブームになっているのです。

大型書店では「つくりおきサラダ」コーナーができるほど

つくりおきサラダとはそのまま食べてもおいしいけれど、冷蔵庫で保存しておけば、時間がたつごとにおいしさが増していく洋風常備菜。青い葉がパリッと張ったフレッシュサラダとはまたひと味違うおいしさが魅力です。

トマトのアンチョビオイル漬けサラダ。オードブル感覚でいただけてワインにもぴったり

しかも、素材に肉や魚などのたんぱく質を加えれば主菜としてのボリュームも十分。栄養もたっぷりなおかずになるのです。週末にまとめてつくってさえおけば、仕事から疲れて帰ってきた日も、サラダを食卓に並べるだけで夕食の準備は完了。主婦のみならず、日々外食で栄養が偏りがちなビジネスパーソンにとっても救世主的な存在といえるでしょう。

香辛料と酢を加えてゆでた鶏胸肉を長ネギやパプリカと合わせてオリーブオイルでマリネしたサラダや、しゃきしゃきの野菜とエビのから揚げを合わせて粒マスタードとはちみつの効いたドレッシングで合わせたサラダなど……。アイデアを競い合うように各社から出版されたレシピ本は、都内の大型書店では「つくりおきサラダ」コーナーができるほど盛況です。

ゆでキャベツのおひたしサラダ。素焼きした角切りの油揚げがうま味をプラス

ベストセラーになっている『野菜たっぷり!1週間ずっとおいしい!つくりおきサラダとマリネ』(扶桑社)の著者で、自身のつくりおきおかず関連のレシピ本が累計80万部を超える料理家・小田真規子さんによると、日持ちさせるために覚えておきたい調理テクは以下の4つだと言います。

(1)油や酢を使って保存性を高める
(2)野菜は細かく切りすぎず、大きめにすることで水が出にくくなる
(3)調味料は混ぜずにかける
(4)合わせ調味料は水分を控えめにして野菜から出る水分を考慮

どれも野菜から出る水分とそこに繁殖する雑菌に対処するためのテクニック。調理器具や保存容器などを清潔に保つのは言うまでもありません。

焼きニンジンの粒マスタードサラダ。焼いてから漬けるから香ばしさもひとしお

アメリカから新提案のレシピが上陸!

さて、そんな日本で人気のつくりおきサラダに、最近アメリカから新提案のレシピが上陸して、話題になっているのをご存じでしょうか。

ジュリア・ミラベラ氏の著書『Mason Jar Salads and More』がそれです。ガラスの保存容器メイソンジャーにフレッシュ食材を重ねるように詰めてつくりおくサラダ。メイソンジャーというのは米国ボール社が100年以上前に考案した歴史ある保存容器で、ぽってりとしたフォルムがおしゃれ。並べておくだけでインテリアになるとあって、日本でもとても人気があるのです。

本の中に書かれている、メイソンジャーサラダのレシピの一例をご紹介しましょう。

◎「ビーツとニンジンのサラダ」

ジャーの一番下に赤ワインビネガーのドレッシング、その上にニンジン、ゆでたビーツ、ホウレンソウ、チーズ、ピスタチオナッツを層になるように重ねていきます。そうすると彩りも美しい、カラフルつくりおきサラダの完成です。

シカゴなど海外での暮らしが長く、料理家として、また人気ブロガーとしても活躍中の岸田夕子さん(ブログはこちら)によると、

「残念ながら、私がアメリカにいた4年半前までは、このようなサラダは聞いたこともなかったです。 ここ2、3年の展開ではないかと思います」

とのこと。

岸田さんのパプリカと雑穀と豆のジャーサラダ。彩りのいいパプリカはドレッシングとともに最下部にしておくと、皿にあけたときに美しい。

流行に敏感なニューヨーカーたちは、週末に具材を変えながら複数のジャーにいくつもつくって冷蔵庫に入れておくそうです。

岸田さんご自身も既にジャーサラダを活用しているそう。

「私のジャーサラダは、アメリカで流行っているものと少し違い、パーティ用としての提案なのです。実際にメイソンが提案しているのは、もっと小さなジャーでまとめて1週間分作って毎日のランチに……みたいな感じですが、私はそういうものに興味がなかったので、ポットラック(持ち寄り)用としてつくってみました。

ガラスジャーは少し重いけど、持ち運びにも適していますし、なにより見た目が美しくて、同席される方々のアイキャッチにはバッチリ! だれもが興味を持ちます。ジャーの背が高いので、テーブルの上でもとてもよく目立つのです。パーティではそれをサラダボウルにあける時のパフォーマンスがまた盛り上がります」

ジャーの背の高さはテーブルの上でも目立ち度満点!

このジャーサラダをおいしくつくるコツをうかがいました。

「ドレッシングに浸かる部分には、マリネしておいしくなるような野菜を選ぶこと。そしてボウルにあけると、その部分が一番上にくるので、彩のいいパプリカやニンジンなどがおすすめです。水っぽくしんなりしてしまうものはドレッシングに触らない上の方に。つくりおきに適した豆や穀類を具に使うのもおすすめです!」

持ち寄りパーティでも注目間違いなしのジャーサラダ。つくりおきサラダのレパートリーのひとつに加えてみるのもいいかもしれませんね!

小林孝延(こばやし・たかのぶ)
福井県出身。生活情報情報誌ESSE元編集長、現扶桑社第四編集局長。月刊『Outdoor』(山と渓谷社刊)編集長の後、アウトドア雑誌やムックを複数創刊。2003年に女性誌『天然生活』(地球丸刊)を創刊し「暮らし系」と言われるジャンルを生み出す。プロデュースした料理本『「ル・クルーゼ」だからおいしい料理』(平野由希子著、文庫版が扶桑社より9月下旬に発売予定)はグルマン・クックブック・アワードに入賞。料理ムック『とっておきシリーズ』は累計260万部を突破。2013年には日本最大のポータルサイト「レシピブログ」とコラボした雑誌『レシピブログマガジン』を立ち上げ話題に。フジテレビ「秘密の王子様」、テレビ朝日「お願いランキング」、関西テレビ「流行りんモンロー」など情報番組にもコメンテーターとして出演するほか、企業での講演のほか福井県立大学、京都精華大学等でも特別講義。

こちらのコンテンツは日経BP社とアサヒビールの共同運営メディア「カンパネラ」より転載しております。

転載元URL:http://business.nikkeibp.co.jp/article/campanella/20140929/271831/

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