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[カンパネラ]ビジネスパーソンにひらめきの鐘を

カンパネラとは

オジサンだけが知らない?主婦のブーム

おしゃれオーガニックママたちの間でキャンプが大流行! トレンド敏感ママたちに重要な「おしゃれオーガニック化」

文:小林 孝延

09.11.2014

今回から始まるこの連載。テーマは「じつはオジサンだけが知らない!?主婦たちのブーム」であります。かくいう僕もオジサンなわけですが、不肖こばへん、2000年以降、生活情報を中心とした女性向けのさまざまな雑誌、書籍の編集に携わってきました。現在も料理、インテリア、ダイエットなどを中心に主婦のみなさんをターゲットにした本をリリースし続けています。
そこで、そんな編集の現場から拾った、知っていそうでまだまだ知らない主婦のトレンドについて綴っていきたいと思います。

ファミリーキャンプのブームは僕が出版の世界に入った1990年頃に第一次ブームがやってきて、その後、ゆるやかに沈静化していきました。しかしリーマンショックを経て2009年頃から再び流行の兆しが。

思えば前回のブームもバブル崩壊の頃。キャンプブームと景気の波は密接に関係していると言われています。考えてみればそれも納得のいく話で、お金をかけずに家族みんなで旅行に行く手段として、もっとも合理的な選択がファミリーキャンプなわけです。

単純な比較ですがお盆時期に家族4人で2泊3日の旅行を企てた場合、新幹線を使って軽井沢まで親子4人で出かけ、そこそこの温泉旅館に2泊した場合と、クルマにキャンプ道具を積み込んでそこそこ整備されたキャンプ場で2泊した場合では前者が10万円強、後者はその半額以下。

たとえ、キャンプ道具などを新調した場合でも初期投資はかかるものの、何度も繰り返し使ううちに、1回当たりのコストは限りなく安くなっていきます。最近ではホームセンターなどで非常に安価で高品質なキャンプ道具が売られるようになったことも、その背景にあります。

「おしゃれオーガニックママ」たちの間でキャンプが大流行!

さて、そんな流行るべくして流行っているキャンプではありますが、じつはよーくのぞいてみると、その中身が以前とはちょっと様変わりしていることに気づくのです。

ひとことでいうならばキャンプの「おしゃれオーガニック化」です。

以前はアウトドアと言えばひげもじゃの男たちの汗臭い世界。トイレが不便で虫も出るというわけで女性から嫌われる要素のフルコースでした。しかし、いわゆる野外フェスのブームを経て、山スカートなどおしゃれな女性向けファッションなども多数登場。おしゃれを楽しめる場所としてのアウトドアがすっかり定着したと言えます。この「おしゃれを楽しめる」という要素は、女性にはとても重要です。

敏感ママにとって一番大事なキーワードは

今、30代から40代のトレンドに敏感なママたちの大事なキーワードは「オーガニック」。もともとは有機肥料や無農薬で作物をつくるという意味ですが、そこから転じて、いまやナチュラルでリラックスしたライフスタイルは「オーガニックスタイル」と呼ばれるようになりました。青山のファーマーズマーケットで安全な食品を買ったり、フランスやドイツ生まれのナチュラルコスメを使ったり。酵素や発酵食品を日々の食事に取り入れてみたり……。

そんな彼女たちにとってキャンプはまさにオーガニックスタイル。おしゃれで自分らしく、リラックスしたライフスタイルを実践できる場所として人気なのです。

オーガニックママたちのキャンプサイトをのぞくと、素敵なのはファッションだけではありません。テントの入り口などにガーランドと呼ばれる装飾を施したり、テーブルに摘んできた野草を飾るなどまさに女子的。

最近では、主婦に圧倒的な人気を誇るモデルの雅姫(まさき)さんが、自身のアパレルブランド「ハグ オー ワー」から小花柄がかわいいリバティプリントのキャンプグッズをリリースするなど(商品は限定生産のため現在は品切れ)、こうしたトレンドに伴ってアウトドア関連グッズもカラフルでポップなものが増えてきました。

ママモデルが主導する「ゆるーいキャンプ」

同じく人気のママモデルで『AYUMIのSmile Life』(扶桑社)などキャンプにまつわる著書も多数出版しているAYUMIさんは、とにかくそのキャンプのスタイルがおしゃれで有名です。

ビアレッティの直火式エスプレッソマシーンでコーヒータイムを楽しんだり、生地から手作りする有機野菜のピザを楽しんだり

カラフルなフランス製の鍋ル・クルーゼで煮込み料理を作り、ゆっくりとテントサイトでワインを楽しむ。子どもたちがのびのびと遊んでいるのを横目にハンモックに寝ころんで読書。日常ではできない開放的な時間をおしゃれなアウトドアファッションに身を包んで過ごすスタイルは世のおしゃれママたちの憧れです。

AYUMIさんがキャンプに行くようになったのは今から5年くらい前、2人目のお子さんが生まれてからだそう。最初はご主人に促されて出かけていたそうですが、そのうち自身がその魅力に取りつかれ、今ではAYUMIさん自らが積極的にキャンプを企画しているといいます。しかし、先にも述べたように、虫の問題などアウトドアで過ごすことに苦手な意識などはなかったのでしょうか。

「虫は得意ではありませんが(笑)、秋から冬の比較的虫の少ない季節にキャンプに行けば、気になりませんよ」

女性や子供たちが楽しめるキャンプ場というと設備が整っていたほうがいいとつい思いがち。しかしAYUMIさんによると「逆に自然のまま、なんにもないところのほうが好みです。清潔なトイレなど最低限の設備さえあれば十分。区画も整備されていなくて自由にテントを設営できるところを探して行きますよ。子どもたちはむしろそのほうがのびのびと自由に遊んでいます」

同じ趣味をもつ友人家族とキャンプに行くことも多いそう。それも「現地で会えたら会おうね、くらいのゆるーい感じです。先にキャンプしている家族のいるキャンプ場に後から合流して、しばらく一緒に過ごしたらあとはまたお互い自由に」

そのあたりもいわゆる現代風。自由で縛りのない、リラックスしたオーガニックなムードが漂っています。

食の安全など日々の生活の周辺にさまざまな不安要素が多い現代、意識の高いママたちが家族の健やかな成長を願いつつ、キャンプ場という非日常の空間で過ごすオーガニックな時間は、彼女たちの心をたっぷりと満たしてくれるようです。

小林孝延(こばやし・たかのぶ)
福井県出身。生活情報情報誌ESSE元編集長、現扶桑社第四編集局長。月刊『Outdoor』(山と渓谷社刊)編集長の後、アウトドア雑誌やムックを複数創刊。2003年に女性誌『天然生活』(地球丸刊)を創刊し「暮らし系」と言われるジャンルを生み出す。プロデュースした料理本『「ル・クルーゼ」だからおいしい料理』(平野由希子著、文庫版が扶桑社より9月下旬に発売予定)はグルマン・クックブック・アワードに入賞。料理ムック『とっておきシリーズ』は累計260万部を突破。2013年には日本最大のポータルサイト「レシピブログ」とコラボした雑誌『レシピブログマガジン』を立ち上げ話題に。フジテレビ「秘密の王子様」、テレビ朝日「お願いランキング」、関西テレビ「流行りんモンロー」など情報番組にもコメンテーターとして出演するほか、企業での講演のほか福井県立大学、京都精華大学等でも特別講義。

こちらのコンテンツは日経BP社とアサヒビールの共同運営メディア「カンパネラ」より転載しております。

転載元URL:http://business.nikkeibp.co.jp/article/campanella/20140910/271099/

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