• はい
  • いいえ

アサヒビール トップ > ファン!アサヒ 
  • はい
  • いいえ

[カンパネラ]ビジネスパーソンにひらめきの鐘を

カンパネラとは

ビジネス書では語られない「職場人間学」

【職場人間学】プレッシャーでキツいなら「期待の姿」を見極めよ 「期待されている内容」が分かれば、自分がやるべきことは見えてくる

文:田代真人 写真:石塚龍彦

11.19.2015

職場の問題は酒場で解決できると信じるコンサルタント・田代真人氏。相談相手は新規事業のマネジャーに抜擢されたアラフォー男性。社長の期待はどこにあるのか。強いプレッシャーで参りそうな男性に、田代氏はこう助言した…。

あらゆる問題は酒場で解決できる。30年以上のビジネス生活で得た実感だ。別に酒に強いわけでもない。ただ酒場のあの雰囲気は人を楽観的にする。一人で飲んでもいいが、二人酒もまたいい。

僕の仕事はコンサルティング。ありがたいことに営業することなく、さまざまな業種からお仕事の依頼をいただく。しかし悩みの種は、というほどの悩みでもないが、産業カウンセラーの資格を持っているので、経営者や部課長はもとより新入社員からも相談されることが多い。実は本業よりもこちらに取られる時間が多いのだ。

僕が立ち上げ当時かかわった雑貨メーカーで、新設のネット通販部部長に抜擢された井上敬太が「社長の期待に応えなければいけない」というプレッシャーで戸惑っている。

僕はそんな状態とも知らずに横浜の夜を楽しみに来たのだが、聞くとけっこう深刻なようだ。深刻がゆえに当初予定していた横浜の鮨屋に行く前にアメリカンダイナーでしっかり話し込んだ僕らではあったが、なんとかその店からの脱出に成功。予定通り、横浜駅近くの鮨屋に入った。この店は鮨屋というよりカウンター以外にも広い座敷があり、和食居酒屋のように賑わっていた。

上司が抱いている「期待の姿」、その真実は?

突き出しは、イカのぬた和え。アメリカンなバーから一気に和の世界に突入である。

さて、話は“期待のキャッチボール”が続いている。

「社長は、当然ながら数字を見ていますよね。当然投資もしなければいけないし、投資をすれば回収もしなければならない」

「井上さんに課せられた期待も大きいね。でもノルマじゃないだけいいんじゃないの」

「たしかに社長は『最初からうまくいくとは思っていないから、挑戦してみてくれ』と言っていますが……。

ゼロからの立ち上げですよ。そのマーケティング部から来た副部長と一緒に。どういうカタチでWebサイトを作り上げるか。販売商品はなにに絞り込むのか、もしくはすべて販売するか、などなど。やるからには黒字にしなきゃいけないし。むしろ『こうしろ、あーしろ』と言ってくれたほうがどんなに楽か」

「それなんだよね。“期待のキャッチボール”がうまくいかないってときは」

「どういうことなんですか?」

「社長はもちろん成功してほしいし、早期にタンクロ(単月黒字)を出してほしいってのが本音なんだろうけど、最初からそんなにうまくいくわけがないという思いも本音として持っていると思うんだよね。

そんな社長に対して、井上さんが見極めなきゃいけないのは、社長が思っている“期待の姿”だと思うよ」

「期待の姿?」

「そう。井上さんは、社長の投げる“期待の姿”を“黒字にすること”だと思っているからプレッシャーを感じているかもしれないけど、実はそうじゃないんじゃないかな。だって、魔法じゃあるまいし、やってすぐに黒字になる事業は滅多にないよ。経営者ならよくわかっているはず」

こちらのコンテンツは日経BP社とアサヒビールの共同運営メディア「カンパネラ」より転載しております。

転載元URL:http://business.nikkeibp.co.jp/atclcmp/15/272043/111300010/

すべては、お客様の「うまい」のために

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
ほどよく、楽しく、いいお酒。のんだあとはリサイクル。