• はい
  • いいえ

アサヒビール トップ > ファン!アサヒ 
  • はい
  • いいえ

[カンパネラ]ビジネスパーソンにひらめきの鐘を

カンパネラとは

ビジネス書では語られない「職場人間学」

【職場人間学】夢を叶えたければ「戦略」が大事です 漠然と「できる社員」を目指すだけでは、自分の夢は具現化しない

文:田代 真人

12.11.2014

職場の問題は酒場で解決できると信じるコンサルタント・田代真人氏。相談者は希望の部署に異動したがっている入社2年目の若手社員。「戦略的に働く」ことを提案する田代氏の意図とは……?

 あらゆる問題は酒場で解決できる。30年以上のビジネス生活で得た実感だ。別に酒に強いわけでもない。ただ酒場のあの雰囲気は人を楽観的にする。一人で飲んでもいいが、二人酒もまたいい。

さて、「私、課長に嫌われていると思うんです」という川田恵子さんとの対話、前回からの続きである。川田さんは不動産賃貸会社の窓口で働いている入社2年目の社員だ。

川田の「かまって症候群」に対して、自分から上司の山岸課長に話しかけなさいと話をして納得してもらったと思ったのだが、いきなり、「近い将来はいまいる部署から出たい」と言う……。

「できる社員」のジレンマ

僕は、彼女に尋ねる。

「出たいって言うからには行きたい場所があるんだよね?」

少しうつむき加減に考える川田さん。僕は彼女の答えを待つ間、次のお酒を探さなければならない。

ゆっくり呑むためにも、今度はウイスキーのロックをチェイサーとともにちびちびと味わうことにしよう。

僕は店員を呼んで、ジャックダニエルのロックを頼んだ。

ちなみにジャックダニエルは正式には『ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)』という。ただ生産地は、主にバーボン・ウイスキーが生産されている米ケンタッキー州ではなく、お隣のテネシー州だ。ここでは蒸留後のアルコールをサトウカエデの木炭で濾過(ろか)するという独特な製法をほどこしている。芳醇(ほうじゅん)でまろやかなテネシー・ウイスキーの代表である。

写真/石塚龍彦(以下同)

「実は私、うちの会社の企画部門に行きたいんです」

「土地オーナーにマンション建設を持ちかけて、その土地に独自企画でマンションを建てる部門だよね?」

「はい。そこでマンションの企画をやりたいんです」

「そうなんだ。入社のときにそんな希望を出したの?」

「いちおう出してはいたのですが、まったく考慮されなかったのか、いまのところに配属されたんです」

よくある話だ。こんなとき、人によっていくつかのタイプにわけられる。そこで悶々と日々を過ごしてストレスを溜め込むタイプ。折を見て上司に直訴するタイプ。愚直にいまの仕事をやり遂げて成果を出すタイプだ。

最初のタイプは、腐ってしまい、ただただ仕事をストレスとして消化するのみで、じきに耐えられなくなり辞めてしまう。

2番目のタイプは、なにかのキッカケで上司と話をするチャンスを得て、ついうっかり直訴してしまい、逆に上司からにらまれるタイプ。大手企業だと、直属の上司に知らせることなく、人事部に希望を出せるシステムを備えているところもあるが、中堅企業では、まだまだ行き渡っていない。だからといって、上司に直訴しても異動は難しいのが現実だ。

幾ら上司が言ったところで、部下を他部署に異動させる理由がない。ともすれば、できないヤツを他部署に押しつけようとしているとみなされてしまう。

こちらのコンテンツは日経BP社とアサヒビールの共同運営メディア「カンパネラ」より転載しております。

転載元URL:http://business.nikkeibp.co.jp/article/campanella/20141204/274663/

すべては、お客様の「うまい」のために

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
ほどよく、楽しく、いいお酒。のんだあとはリサイクル。