• はい
  • いいえ

アサヒビール トップ > ファン!アサヒ 
  • はい
  • いいえ

[カンパネラ]ビジネスパーソンにひらめきの鐘を

カンパネラとは

ビジネス書では語られない「職場人間学」

【職場人間学】人間関係に効く、グーグル発の手法とは? 部下を褒めよう、褒めるためにも成長の場面を用意しよう

文:田代 真人

11.13.2014

職場の問題は酒場で解決できると言うコンサルタント・田代真人氏。相談者は部下の扱いに悩む40代。田代氏は相談者に、部下との関係構築に効果があるという意外なコツを伝授する。そのコツとは……?

「あらゆる問題はすべて酒場で解決できる」が信条のコンサルタント・田代真人氏。日夜様々な相談が寄せられるが、問題解決の場は酒場で、と決めている。もちろん朝から呑むと使いものにならないので、日中の相談をため込んで、夕方から夜にかけて一気に解決に持ち込んでいると見られる。

今回の相談者はゆとり世代の扱いに苦慮しているらしい。そもそも「ゆとり世代は酒を飲まないのか!?」という命題からコミュニケーションの糸口を探ろうとしている相談者。果たして田代氏の解決策はどのようなものになるのだろうか?

こちらから近づくしかない

あらゆる問題は酒場で解決できる。別にお酒に強いわけでもない。ただ酒場のあの雰囲気は人を楽観的にする。一人で飲んでもいいが、二人酒もまたいい。

着物販売会社で営業課長をしている太田弘志氏(話の経緯は前回をご覧ください)。お酒が回り多弁になっているが、ちょいと小腹も空いてきたので、近くにある鉄板焼きの店に場所を変える。この辺りは飲み屋が密集していて、気分によって、すぐに場所を変えられるのも魅力だ。

店に入って、まず注文したのが、この店の名物「とんぺい焼き」だ。飲み物は僕がホッピー、彼は生ビールだ。この男、どんな腹をしているのだろうか。ビールしか飲まない。普通の人ならおなかいっぱいになってペースも遅くなるのだが、そうではない。グングン飲んでいく。

「田代さん、でも徹底的に仕事が嫌いなオーラを出している部下っているじゃないですか。ああいうの苦手なんで、どうしても距離を置くようになってしまうんですよね」

「あー距離を置くのはよくないよね。気持ちはわかるけど」

「なんか話しかけても食いつきが悪くて……」

「うんうん。わかるよ。でもね、一度距離を置くとますます距離が広がっていくんじゃないかな。そして広がれば広がるほど、その距離を縮めるのに時間もパワーもかかるんだよね。だからまず距離が広がる前に手を打たなきゃいけない」

「手を打つって?」

「向こうが近づいてこないのであれば、こちらから近づくしかない。

学生時代なら、友達になれない、と思えば関わらなきゃいいだけなんだけど、社会人になれば、関わりたくなくてもどうしても関わらなければならない人がいるもんですよね。自分が下っ端ならそういうわがままも通じるかもしれないけど、上司としては、部下の実績が自分の実績に直結するわけだから、放っておくわけにもいかない……」

「お待ちどおさま」

とんぺい焼きの登場だ。今や大阪のみならず全国どこでも食べられるが、ここのとんぺい焼きは、豚バラとキャベツの炒め方が絶妙で、甘辛ソースとマヨネーズが味をバックアップ。ホッピーにしても、ビールにしても、呑みも進む逸品だ。二人とも飲み物のおかわりを頼む。

写真:石塚 龍彦

「すみませ〜ん。生ビールとホッピー」

太田氏は酔いが回っているのか、なんの疑問も持たない。

ほどなく生ビールとホッピーの瓶が運ばれてきた。僕はさりげなくホッピーをジョッキに継ぎ足した。そう、これが、ホッピーの良いところ。あまり酔いが回ると相談にも乗れないので、アルコールをコントロールしている。ホッピーのアルコール度は0.8%なので、ほとんどアルコールはない。しかし、ビールのような色はついているし、ジョッキに入れれば、お酒を呑んでいるようにも見える。場の雰囲気を壊さずに、ぐいぐい呑んでいるように見えるのがいい。

「そうなんですよね」太田氏がいきなりうなずく。

「部下がしっかり働いてくれないと、僕の業績に響くんですよね。だからますます焦ってしまいます」

「であれば、本当は部下に気を使いたくもないんだけど、部下のやる気は出さなきゃいけない。ただ彼は何を考えているのかわからないって感じだよね」

「そうなんですよね」

「でも距離は縮めていきたい。であれば、まずは仕事の進捗を確認しながら、コミュニケーションをとることから始めたいよね。そのときに心がけるべきは……『褒めること』ですよ。

人間って、基本的に褒められて嫌な人はいないんですよね。だからまずは、どんなことでも褒めてみる」

グーグル発、信頼関係を構築するための習慣とは?

「褒めてみる……ですか」

「そうそう、というかね、グーグルのフェローにチャディー・メン・タンという人がいるんですけどね。彼が言うにはグーグルのリーダーシップ研修の一つに『本能的に目の前にいる人に幸せになってほしいと考える』というのがあるらしいんですよ。だれと会っても習慣的にそう考えるようにする。そういうクセを付けるだけで、その善意は無意識のうちに相手に伝わり、信頼関係が芽生えると」

「そんなこと考えたこともなかったですよ。だれに会っても相手に幸せになってほしいと考えるんですか?」

「そう。真剣にね。目の前にいる人はどうすれば幸せになってくれるのだろうか、と考える。

この話を聞いたとき、僕自身もカミさんに対してでさえ、真剣に考えたことなかったなぁと……(笑)。

彼はそれを習慣にするだけで、仕事にしてもプライベートにしても劇的にすべてが変わると言ってるんですよ」

「でも、具体的にはどうすればいいんでしょうね」

こちらのコンテンツは日経BP社とアサヒビールの共同運営メディア「カンパネラ」より転載しております。

転載元URL:http://business.nikkeibp.co.jp/article/campanella/20141106/273518/

すべては、お客様の「うまい」のために

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
ほどよく、楽しく、いいお酒。のんだあとはリサイクル。

すべては、お客様の「うまい」のために

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
ほどよく、楽しく、いいお酒。のんだあとはリサイクル。