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国・産地

イタリアワインを極める

近ごろ人気の高いイタリアワイン。イタリアンブームにより、そのファンを広げています。
南北約1200kmにわたる長靴のような形をした国土で知られるイタリアは、北緯37〜47度に位置し、気候的、地理的にもぶどう栽培に適した理想的な条件を備えています。三方を海に囲まれ、アルプス山脈、アペニン山脈などが地域ごとに変化に富んだ気候風土や土壌をもたらしているため、20州すべてで生産されるワインはバラエティ豊か。ぶどうの栽培面積は825,000ha。ワインの年間生産量は約45,981,000hlで、年間の生産量、輸出量とも常にフランスとトップの座を競い合うほどワインづくりが盛んです。

そんなイタリアでワイン造りが始まったのは紀元前800年ごろ。エトルリア人により、イタリア南部やシチリアでぶどうが栽培され、ワイン造りが始まりました。それは次第に全土へと広がり、中世からルネサンス期にかけては、優れた文学や美術文化の発展とともに、人々に愛飲されるようになったのです。その後16世紀までイタリアはワインの生産で世界をリードしてきました。
その後、ヨーロッパ経済の中心がフランスやドイツ、英国などに移り、戦争による影響もあって、その名声と生産量を落とすことになりますが、1963年にこれまでの伝統的なワイン造りを基準としたワイン法を制定して、新たな歩みをスタートさせました。
これによって、無秩序で自由なワイン造りは整理される一方で、個性豊かなワイン造りを守るための改革も行われ、高級で個性の強いワインも生み出されるようになっています。

イタリアのワイン法は1963年に「ワイン用ぶどう果汁とワインの原産地呼称保護のための規則」として成立されました。その後、1992年に「ワインの原産地呼称に関する新規則」が成立、改訂が加えられ、1996年からこの新法が適用されています。

●V.d.T.(ヴィーノ・ダ・ターヴォラ)

(テーブルワイン)
DOC、DOCGなど原産地呼称法に申告されていないワインの総称だが、イタリアのVdTには一般的な意味での日常消費ワインのほかに、「スーパートスカーナ」と呼ばれるトスカーナ州の銘醸ワインのようなDOC、DOCGの規格にとらわれない革新的な高品質のワインも数多くつくられている(IGTランクでも「スーパートスカーナ」はつくられている)。このようなワインが今日イタリアワインの品質向上に大きく貢献しているといえる。

●I.G.T.(インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)

(原産地名表示またはぶどう品種名+原産地名表示のテーブルワイン)
テーブルワインのなかでも生産地域の典型的な特徴を伝えることができるワインを独立させたもの。値段の割に品質のよいワインが多く、IGTは1992年から新設された格付け。該当産地のぶどうを85%以上使うことが義務づけられている。

●D.O.S.(デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・センプリーチェ)

(単純原産地名称ワイン)
その地方の伝統的なぶどう畑のぶどうを原料に、その地方の伝統的な醸造方法でつくられたワイン。現在は規制のみで実際の製品は存在していない。

●D.O.C.(デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ)

(統制原産地名称ワイン)
DOCは原産地、栽培法、品種、最大収穫量、ブレンドの比率、アルコール度数、熟成方法、熟成期間などについて規制されている。特定の限定された地域で厳しい条件のもと生産されたワインで、その生産量はDOCGを含めてもイタリアワイン全体の約35%。

●D.O.C.G.(デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ)

(統制保証原産地名称ワイン)
DOCGは、イタリアワインのなかで最も厳格に管理されている。5年以上DOCワインであることをはじめとしてDOC以上に厳しい条件が設定されている。農林省、商工会議所の検査を経て政府の保証(ガランティータ)を受けた特定ワインで、コンソルツィオ(品質保護協会)のマークのほかに国の検査済みシールも貼付される。2011年現在指定されているのは73銘柄のみ。

地方色豊かでバラエティに富んだワインが多いイタリア。日常的に気軽に楽しめるワインの占める率も高く、その特性をラベルから上手に読みとれるようにしましょう。

ラベルの読み方

ワイン用語集

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