*Firefox最新版をご利用のお客様へ* ページの背景画像が正しく表示されない場合、こちらをクリックお願いします。

ボージョレ・ヌーヴォ
まめ知識

Vol.16 トリコロールについて

フランスの青・白・赤の国旗を三色旗、すなわちトリコロール(3つの色)と呼びます。

1789年のフランス革命時に、パリ市を象徴する色だった青と赤、そして王室ブルボン家を象徴する色だった白が結び付いて生まれたと言われています。現在の国旗とは反対に左から赤・白・青の順に並んだ縦縞で、中央の白が他より幅が広いものでした。縦縞になったのは、その1世紀も前からオランダ船が赤・白・青の横縞三色旗を取り入れていたためです。

1794年には現在の配色の三色旗が共和国旗に定められました。
王政復古の間姿を消しましたが、1830年の七月王政で復活。この時、国王となったルイ=フィリップは、改めてフランスの国旗を三色旗と定め、以来フランス第5共和国の現在まで国旗として使われています。

代議士や上院議員、市長などはトリコロールの懸章を身に付けます。また、国家最優秀職人賞の料理部門でメダルが授与された職人は、襟がトリコロールになったコックコートの着用が認められています。