アルパカライフ VOL.2
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trying “apero”(3)フライパンで焼いただけのカマンベールにオリーブオイルで炒めたニンニク、ローズマリーをオイルごとかけたもの。スパークリングワインには食欲を刺激する効果があるので食前酒にぴったり。野菜や果物たっぷりならヘルシーなアペリティフに。タルティーヌはトーストしたバゲットにパテをぬったり、トッピングをたくさんのせるだけ。色とりどりで見た目も華やか。スパークリング・ロゼは香りも色も華やか。アペロには断然、スパークリング・ブリュット。「ねえ、今度の土曜日、アペロしない?」 寒気で空が澄んでくる季節の夕暮れどきを、お酒を飲みながら楽しみたいと、同僚のA子を“家アペロ”に誘った。アペロとは、アペリティフ(食前酒)の略。フランスでは夕食前に軽くおつまみを食べながらお酒を飲む習慣を「アペロ」という。 アペロのお酒は、やっぱりシュワッとスパークリングワインが気分。アルパカのスパークリング・ブリュットに、新たに仲間入りしたスパークリング・ロゼもアペロにぴったりとA子が持ってきてくれた。家アペロの雰囲気を盛り上げるおつまみは、ウッドボードに盛り付けて。ハムやチーズ、ピクルス、ドライフルーツのほかに、そのままで食べられる野菜もフルーツも切って盛り付けるだけ。一枚の絵を完成させるように、色や形を考えながらバランスよく並べれば、旬の味わいがぎゅっと詰まった季節のプレートに仕上がる。「うわ、豪華なアペロだね」 色とりどりのタルティーヌも丸ごとカマンベール焼きも見た目のインパクトでプレゼンテーション勝ち。次回は気になる同僚にも声をかけてみよう。誘う言葉は「ごはんの前にちょっとアペロしない?」で決まり。

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