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第四夜 通な飲み方“割り水”を極める
お湯割やロックなど、さまざまなスタイルで楽しめるのが焼酎の楽しみのひとつですが、焼酎上級者の間で人気が高い飲み方が、今回ご紹介する“割り水”です。

焼酎本来のおいしさを堪能できる飲み方として、焼酎大国・鹿児島でも愛されているこの飲み方をぜひマスターして、さらなる焼酎通を目指してみませんか。
うまい焼酎は寝かせて待つ これが“割り水”の極意
通が好きな飲み方と聞くと、なんだかややこしい飲み方を想像しますが、作り方はいたって簡単。まず、焼酎を水で割ります。このときの焼酎と水の割合は、焼酎6:水4がおすすめですが、自分の好みの割合でかまいません。あとは、好みで作られた「割り水」を寝かしておくだけ。焼酎が美味しく生まれ変わるまでの時間も、待ち遠しく・楽しいものです。すると、焼酎と水がとろりと解け合い、驚くほどまろやかな味になるのです。寝かす時間は通常3日〜1週間以上ですが、長く寝かせれば寝かすほど、味はまろやかになるといわれています。また、割り水した焼酎は、冷蔵庫に入れるよりも常温で保存する方が、より味がまろやかになるので、ぜひ常温で保存しましょう。

割り水した焼酎は寝かせることで味がこなれてくるので、どういう割合で割っても焼酎の旨さが際立ちます。ですので、この割り水をさらに水で割っても、おいしくいただけるのが嬉しいところ。そして、この割り水を冷蔵庫で冷やせば、自分好みの度数に調整された味わいまろやかな“究極の水割り”が完成するのです。夏場にぜひ試して欲しい飲み方です。
旨さが増した焼酎で 大切なゲストをおもてなし
焼酎大国・鹿児島では、客が来るという日に合わせて“割り水”しておくのが、おもてなしの極意だといいます。割り水をして1週間経つとおいしい焼酎は、来客予定日の1週間前から仕込んでおくそうです。そして、旨い焼酎をたらふく飲んでもらう。それが鹿児島流のもてなしなのです。おいしい焼酎が手に入ったら、割り水をしておき1週間後に焼酎好きの仲間を集めてパーティを。そんな集まりもなかなか粋なものですね。

が、しかし。毎日の晩酌のために割り水しておくというのは、なかなか億劫なもの。そんな方は、晩酌の前日に仕込んだものでも充分。一晩寝かしただけでも味は十分にまろやかになりますし、つい飲みそびれてしまっても、日にちがたつほど味がなめらかになるので、それはそれで楽しみというもの。

また、焼酎の個性や自分の好みにより、寝かす時間は変わります。自分にピタリとくる寝かし時間を、ぜひ見つけてみましょう。
さらに通な飲み方 “割り水を燗にする”
実はこの割り水は、「燗酒」にして飲むための準備段階。本場・鹿児島では、割り水した焼酎を「黒ジョカ」という燗酒専用の器に入れ、いろりや火鉢などで直接火にかけて温めます。「黒ジョカ」がない場合は、日本酒を燗する要領と同じで大丈夫。徳利などに入れ、お湯で温めるのがよいでしょう。

燗の適温は、35度〜40度が最も口当たりがよくておすすめ。昔から「燗は人肌」といいますが、これは日本酒だけにあてはまるのではなく、焼酎の場合も同じ。温めすぎると香りや味がきつくなってしまい、焼酎の旨味が消えてしまうので注意したいもの。

このように割り水を温めた燗は、えもいわれぬおいしさがあります。注いだ瞬間、ふわりと立ち昇るまろやかな香りに酔いしれること、しばし。ゆっくりと口に含めば、やわらかな甘さと温かさが口中に広がります。ほかのどんな飲み方とも違う、独自の風味に、焼酎好きならはまること間違いなしです。

この飲み方はどんな焼酎にも当てはまりますが、ふくよかな味わいが特徴の「芋焼酎」が特におすすめ。

花冷えする春の宵、ぜひ試してみませんか?

※保存する際は、高温多湿の場所を避けましょう。
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