• はい
  • いいえ

アサヒビール トップ > レシピ・楽しむ・学ぶ > Liquor World > ワンダーバー > 洋酒の知識 
ワンダーバートップへ戻る

VOL.44 自分好みのミネラルウォーターがあるなら、水割り用の水にもこだわってみようか?

マスター! 今夜は水割りにするよ。
よっ!! 来てたんだ!
どうせ水割りを楽しむなら、おいしく飲みたいだろ。
それには水の知識も必要だからね。なに? 水の話しが聞きたいの?
いいよ、それじゃぁ、おいしく水割りを楽しむための基本的な水の知識を教えてあげよう。

硬い水!? やわらかい水!?

まずは、水の硬度について。一般的に水割りで使用される水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含んだミネラルウォーターだ。そして、このミネラルウォーターに含まれるカルシウムとマグネシウムの合計数値を“硬度”と言う。硬度は水質を表すひとつの指標で、硬度の高い水を“硬水”、低い水を“軟水”と呼んでいる。硬水と軟水の味の違いを表現するのはなかなか難しいと思うけど、僕の場合、硬水はかすかな味があってちょっとクセを感じるもの、軟水は無味であっさりしていてスムーズに飲めるものという印象がある。日本の水は軟水で、ヨーロッパやアメリカは硬水が多いから、軟水に慣れている日本人は硬水に違和感を感じるかもしれないね。ミネラルウォーターのボトルには硬度値の表記があるから、これを目安に硬水か軟水か判断するといいだろう。

これがうまい水割りづくりの秘訣!
水の硬度と仕込み水を理解すれば、あとは簡単。よく同じ場所や地域でつくられた酒と食材は相性が良いと言われるだろ。ウイスキーと水割りの水の関係もまさにこれで、最も水割りがおいしいのは、そのウイスキーに使われた仕込み水と同じ水で水割りをつくった時だ。だけど仕込み水で水割りをつくるなどということは、残念ながらまず無理だろう。だから仕込み水に近い水質の水で水割りをつくればいい。そこで重要になるのが水の硬度。軟水仕込みのウイスキーなら、硬度の低い軟水を、硬水仕込みのウイスキーなら、硬度が高い硬水をといった具合になる。要するにおいしい水割りづくりの決め手は、仕込み水と同じくらいの硬度の水を使用すること。そうすればウイスキーと水の相性が抜群の水割りを楽しめることになる。どうだろう、キミも仕込み水と水の硬度に着目して水割りを楽しんでみては。きっとひと口でウマイと実感できるはずだから。
水割りウイスキー
せっかく愉しむ水割りだもの。ウイスキー自体のおいしさは
もちろん、割材の「水」についても知っておこうな!
あなどれない仕込みの水。
次は仕込み水について学んでみよう。仕込み水とはウイスキーをつくる時に使用する水のことで、麦を発芽させる際や糖化・発酵、加水などの工程で使われる。この水はそれぞれの蒸溜所周辺から採水されていて、当然、硬度が各々異なり、完成したウイスキーの味への影響も少なくない。さっきも言ったけど、日本は軟水、ヨーロッパやアメリカは硬水が多いから、日本のウイスキーは軟水仕込み、欧米のウイスキーは硬水仕込みとなる(スコッチは軟水仕込みもあり)。一般的に言うと、軟水仕込みのウイスキーはまろやかで軽やか、硬水仕込みは個性的で印象の強いことが多い。
おいしい水割りづくりの決め手は、仕込み水と同じくらいの硬度の水を使用すること。そうすればウイスキーと水の相性が抜群の水割りを楽しめることになる。
◆参考文献
◎新版バーテンダーズマニュアル/福西英三 監修 花崎一夫・山崎正信 共著/柴田書店
◎知識ゼロからのシングルモルト&ウイスキー入門/古屋三敏 著/幻冬舎
 

すべては、お客様の「うまい」のために

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
ほどよく、楽しく、いいお酒。のんだあとはリサイクル。

ページTOPへ