アサヒビール

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VOL.25 ジェームズボンドも愛した “マティーニ”は、 カクテル界の王様だ! 種類も味わいも王様級!
フー、今夜もホロ酔いでいい気分だ。最後に飲んだマティーニが五臓六腑に浸みわたったね。えっ、まだマティーニを飲んだことがないって!?おいおいマティーニと言えば、“カクテルの王様”と呼ばれていて、世界中で愛されている屈指の人気カクテルだぞ。一度はオーダーしてみてくれよ。ドライジンとドライベルモットをステアしてつくる簡単なレシピだけど、これがとっても深いんだから。なぜ深いかって? それはつくる際のジンとベルモットの微妙な分量調整や、他の酒などを加えたアレンジ、またどのブランドのジンとベルモットを使うかなどで、実に様々な味わいに仕上がるからなんだ。
martini
1979年にアメリカで出版された“ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック”では、何と268種類ものレシピが掲載されていて、このカクテルがどれほど多彩な味わいを持っているかがよくわかる。そんなマティーニだから、当然つくり手側のバーテンダーや店も個々にこだわりがあるし、通の客なんかに言わせると「マティーニがうまい店は酒の扱いもちゃんとしていて一流だ」って言うぐらいだから、その存在がつくり手側にも飲む側にもいかに大きいか理解できるよね。
狙いはマティーニ?!
さらにイギリスのチャーチル元首相に至っては、ベルモットの瓶を眺めながらドライジンを飲んだと言われるほど、ドライ好きだったそうだ。そう言えば、映画007シリーズに登場する歴代のジェームズボンドたちも、そのほとんどが作品の中でマティーニをドライでオーダーしている。但し彼の場合は、ジンの代わりにウォッカを使ったウォッカマティーニ。しかもステアじゃなくてシェイクでつくらせるけどね。
とにかくマティーニは、種類が多く、味わいも多彩で魅力的だ。海外でも相変わらずの人気で、トレンド発信地ニューヨークのバーでは“Creative Martini”なるトレンドが流行の兆し。フルーツリキュールをはじめとした様々な材料でアレンジを施し、このカクテルを楽しんでいるようだ。どうだろうここまで聞けば、キミもマティーニを飲んでみたくなっただろ?
ジェームスボンドはドライがお好き!?
よくバーなんかで「マティーニをドライで」ってオーダーしている人がいるだろ。これはジンの分量を多くして辛口(ドライ)に仕上げてくれっていう意味なんだ。マティーニは一般的にドライの方が人気があって、人によってはエクストラドライ(超辛口)を飲んでいる人もいる。僕もマティーニは辛口が好みだから必ずドライでオーダーするけど、ドライ好きなマティーニのファンは昔から結構いて、例えば、文豪ヘミングウェイはジン15に対してベルモット1の超ドライ。名優クラークゲーブルは、ベルモットの瓶を逆さにして、栓に浸み込んだベルモットをグラスにこすり付けるだけでジンを注いだらしい。
  参考文献: 「カクテル123」日本文芸社 後藤新一監修 「シネマティーニ」淡交社 武部好伸著 「カクテル&バー入門」幻冬社 弘兼憲史著
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