オーストラリアでぶどうの収穫が始まるのは2月。
南半球にあるこの国ではちょうど夏真っ盛りの時期だ。
シドニーで国内線に乗り換えて、約2時間のフライトを楽しんだあと、アデレードという南オーストラリアの州都にたどり着いた。アデレードの人口は約110万。オーストラリアで5番目に大きい都市で、英国人がオーストラリアに初めて上陸した場所としても名高い。
ドイツ語で「貴婦人」という意味を持つアデレード。その名に相応しく街並みは、整然として美しかった。
そしてワイン好きにはたまらない街でもある。ちょっと郊外に出れば、名だたるワイナリーに立ち寄れ、それぞれ自慢の逸品をテイストできるのだ。ワインを目当てに集まる旅行者は、みなこの地を足場にして楽しんでいる。
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ローズマウント社が誇るシラーズ。扱いが難しいと言われているブドウ品種の一つだ。シラーズの個性を生かしたワイン作りは、そのままローズマウント社の文化となって受け継がれている。社を訪ね、仕事場を見せてもらった。
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彫刻家のピーター・マドックスさんは、ブドウ畑に囲まれた「彫刻の森」に住み、製作を続けている。「ワインと芸術はよく似ている」と話す彼の楽しみの一つは、ワイン。アトリエを訪ね、彼の作品とワインを楽しんだ。
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海に面した「スター・オブ・グリース・カフェ」では、この土地ならではの味が楽しめる。シェフの得意料理は、捕れたての魚とオーストラリアの大地で育ったスパイスを使ったもの。自慢の料理に白ワインを合わせてみた。
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ローズマウント社のライクロフト・ワイナリーは創業1886年。銀行員だった英国移民が創業者だ。現在は、ウイッシュ氏がその伝統を受け継いでいる。ワイナリーの歴史とワイン作りについて、話を聞いた。
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