学生の頃、バーテンダーのアルバイトをしていた時期があった。
次々にカクテルの注文が入り、どのグラスにどのリキュールを入れればいいのかほとんど理解ができずにいた。
当時の私は、決して優秀なバーテンダーではなかっただろう。
長い月日が経ち、思えばリキュールと向き合うのはあの頃以来になる。
リベンジとばかりに、今回のイタリア紀行に乗り込んだ。
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朝はエスプレッソ、夜はアペリティフ…朝と夜では別の顔を見せるイタリアのバール。静かな時間や社交の場など、人々はそれぞれのシーンに応じてバールを使い分けている。トリノの街で、人々が集うバールを訪ね歩いた。
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バールで人々に極上の一杯を提供するコーヒーのプロ、バリスタ。彼らは、客とコミュニケーションを図るために、カプチーノの泡の上に絵や文字を描く。これが、ラテ・アート。バールを訪ね、ラテ・アートを見せてもらった。
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ピエモンテ州の名物と言えば、ヘーゼルナッツのリキュールとサコッチャと呼ばれる郷土料理。ある季節になると、そこに、「森のダイヤモンド」と呼ばれる白トリュフが加わる。土地のレストランを訪ね、ビエモンテの大地の恵を味わった。
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ヘーゼルナッツのリキュール、フランジェリコは、バルベロ社が13年の歳月をかけて蘇らせた伝説のリキュール。その起源は、修道士フランジェリコの昔話にあるという。そんなフランジェリコの歴史を追って、バルベロ社を訪ねた。
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